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サムライ校での学園生活

僕らの新部活結成!!

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友愛は、思った・・・・

なんで、よりによって、あんな酷い目にあった図書室で【作戦会議】?


今、放課後で授業も終わったところだ・・・

京子たちは、土曜日の【心霊スポット探索】に向けて【作戦会議】をするとか言い、友愛をそれに巻き込まんだのである。

その場所が、あのヤバい図書室の机らしいが(ちなみに図書室は、あらゆる危険な仕掛けの調査が終わり、それを制御することもできたので、現在は生徒に一般開放されてる。)


友愛たちは、行き先である【天使天国ホテル】に関する本や資料を読みながら、京子の
【ある提案】を聞く。


京子「ねえ!私と岩一君で考えたんだけど、私たちだけで、新たな部活を立ち上げない?」

友愛「新たな部活?」

岩一「おうよ!お前らみたいにクラスで変わり者扱いされて、ハブられている連中で集まって、色んな面白いことする部活よ!来るもの拒まずって感じでな。」

お前もな!!

安倍「なんだか今、めっちゃ聞き捨てならないこと言ってたよね?」

麗太「それに随分、抽象的な活動内容だね。」

京子「用は何でも屋みたいな感じね。今回の心霊スポット体験みたいに好きなこと、興味のあることをやったり、誰かに依頼されたりしたらそれもやるの!!」

友愛「いや、それ何でもありすぎない?」

安倍「それに、僕らも完全に入る予定で話が進んでませんか?まだOKも何も言ってないんですけど・・」

ごもっとも!!


岩一「あん?文句は言わせねえぞ!京子がやるって言ったらやるんだよ!!」


岩一が、友愛、麗太、安部に自分の拳をちらつかせてくる・・

このデカブツ・・・可愛い女の子には弱いんだから・・・


麗太「すぐそうやって、力で解決しようとするし!」




京子「決まりね!じゃあ早速、新部活創設の申請をしないと・・」

友愛「すいません!!この子全然、話聞いてくれないんですけど!」


京子「あ、そうだ、ちょうど良い所に徳川先生がいるわ。」

図書室の貸出コーナーに、部員未だ0人の図書部の顧問、徳川副校長が座っていた・・・


京子「先生ー!!私たち新しく部活作るんですけど、いいですか?」


副校長「おうー!若者よー!挑戦は大事じゃ!何でもやりたまえ!そして我が図書部にも是非・・」


京子「ありがとうございます。よし!これで先生への申請は終わりね。」

友愛「はい?適当すぎません?いくらなんでも杜撰すぎません?何かこう書類での手続きとかないのかな?」

安倍「こんな感じに新しい部活を認めてしまっていいものなのですか?あの副校長の頭をうかがってしまします・・・」


京子「よし!!というわけで、部名決定!私たちの部活は何でも屋【サムライ部】よ!」

友愛「だから、話を聞いてー!!」



その時だった!図書室の扉が開き、最黒先生が入ってきた・・・・



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