神様になれる学校【神技神術学校】第1SEASON

名探偵プリンス

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第1章 失われた命

8 訓練内容「拳こそが最高の解決手段」

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例え子供の力であっても、ジャンプして全体重を乗せたパンチを喰らえば、大人でも吹っ飛ぶだろう・・・

ローカサス訓練長の頬は、真っ赤に腫れあがっていた・・・・


タカト「始めに言っておく・・・・」


タカトは静かに怒りをこめながら、こう言った・・・・


タカト「俺は例え先公だろうと、神だろうと、自分の気に食わないと思ったものは、何1つ差別なく殴る・・・

目の前に気に食わない奴がいるなら、殴ればいい・・・・

拳こそが最高の解決手段だ。

それが俺のスタイルだ・・・

俺が気に食わないなら、全員まとめてかかってこい・・・相手してやる!!」


完全に頭からドーパミンがバンバン出まくって、燃え上がっているタカトは訓練長だけではなく、直立不動で立っている周囲の生徒たちも睨むように見渡した。

生徒たちは、いきなりド派手に登場した中二感丸出しのタカトにあっけを取られ、ただ呆然としている・・・


マーベル「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


生徒たちの中に紛れているマーベルも、これには驚いた様子・・・・

なんだ・・・あいつ??


タカト「俺らが指名手配犯で気に食わねえなら、グダグダ言ってねえで、まとめてかかってこい!!」


タカトのそんな予測不能な暴れん坊ぶりを止めようと、遅れて走ってきたカホがやって来る!


カホ「ちょっとタカト!すいません!本当にすいません!」


カホは周囲に謝罪しながら、タカトの両脇を掴み、抑えにかかる・・・・


タカト「ちょ・・・まだ話は終わってねえんだ!離せよ!」

カホ「入学初日から、何やってんの!あなたが変なことすると、私まで・・・・」



訓練長「お前らか?・・・ゼギウス府から逃げてきた新入生とやらは・・・?」


その時、倒れていた訓練長がムクリと起き上がり、不気味に微笑みながら、タカトとカホ両名をじろりと見た・・・・

ヤベ~、こりゃ相当怒っているぞ・・・・


タカト「ああ、そうだが・・・・何か文句あるのか?爺さんよ~!あんた教師のくせに、弱い者イジメしちゃいけないってこと知らねえのかよ?」


だが、頭の悪いタカトは、負けずにケンカ腰だ・・・・



訓練長「何をしている!お前ら!ぼさっと立っておらんで、今日の訓練内容が分かっているなら、さっさと倉庫から装備を取りにいかんか?!早い者勝ちだから最初に取りに行かんと、装備が無くなるぞ!」

全生徒「ハ、ハイ!」

突然、訓練長が出した大声の指示で、呆然としていた全生徒が一斉に、近くの巨大な倉庫に走っていく・・・

そして、この暴力訓練長は、タカトとカホを見ながらニヤリと笑う・・・・


訓練長「もちろん新入生のお前らにも、関係なく今回の訓練に参加してもらう・・・これから訓練として入るこの森の奥深くは【魔界の森】と呼ばれていてな・・・先の大戦で人類政府軍が作った【怪物・怪獣兵器】がうじゃうじゃ生き残っている恐ろしい場所だ・・・・神獣と戦えるようになるためには、まずは人類が自分たちで生み出した怪物たちを相手にできるようにならないとな・・・ここで死ぬぐらいなら神獣は相手にできんぞ・・・・」

タカト「おい!てめえ・・・まさか・・・」

タカトは、生徒たちが急いでいる意味が分かったらしく、一気に顔が青ざめていく・・・・


訓練長「ああ、今、あいつらが持ち出そうとしている倉庫の装備には限りがある・・・装備が無くては、恐らく確実に【魔界の森】では生きていけないだろうな・・・素手で巨大な怪物たちの相手はできないからな・・・・

だが、この俺を殴る度胸がある貴様には装備など不要だろう・・・

目の前に気に食わない奴がいるなら、殴ればいい・・・・

拳こそが最高の解決手段だ。

それが貴様のスタイルなんだろう?」


訓練長の性格の悪さがにじみ出ている・・・

タカトの言った言葉をそのまま返してきやがった・・・


恐らく今急いで装備を取りに倉庫に走ったところで、もう無駄足だろう・・・

あんなに大勢の生徒たちが争奪戦をしているのだ・・・


つまり、タカトとカホは、これから、何一つまともな装備無しに【魔界の森】に入らなくてはならないというわけだ・・・

もはや死は確実・・・・自殺しに行くようなものだ・・・・


タカト「上等だよ・・・・」

だが、負けず嫌いなタカトは、震えながらも訓練長を睨み返すのだった・・・








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