サムライになれる学校 番外編

名探偵プリンス

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蛇男爵城の冒険(コラボ回)

八人の客

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麗太「大体、君が土日を利用して、こんな場所に来ようって言うから・・・・最悪だよ!死体は降ってくるし、閉じ込められるし!僕の人生の記憶に大きな傷が残ったよ!」

リリ「あら、その私の提案にテンションマックスで行く!行く!って言ったのはどこの誰かさんかしら?」

友愛「2人ともやめなよ・・・とりあえず、ここから出ることを考えてからケンカしてよ・・・」


3人はとりあえず、1階からは出れないことを理解すると、かなりボロボロに古びた階段を登って、
2階に上がった・・ 階段の手すりはホコリにまみれていた・・・

友愛「気をつけてね・・・たぶん、階段も100年以上修理されていないだろうから、いつ壊れたりするかわかんないよ・・・」

部屋の中は基本、真っ暗闇だが、太陽の光が差し込んでいるため、なんとなく床に何が落ちたりしているか
わかる・・・

リリ「確かに、こんなにサビたりしてたら、いつ壊れるかわからないわね・・」

麗太「え?僕らそんな危険で命懸けな階段を登ってるの?」



あれ?

友愛が、また何かに気付いたようだ・・・

ホコリだらけの床に、最近人が入った痕跡を見つけた・・・

大人の足跡だ・・・・どこもかしこも床はホコリだらけのため、靴跡は目立つ・・・

しかも、様々な大人の足跡が何個もあった・・・


やはり、友愛たちの前に先客がいたようだ・・・・



2階に上がって、3人は窓を確かめるが、ここも鉄格子がはめられていて、出られそうにない・・・

何か脱出に役立ちそうな道具がないか、周囲の部屋や倉庫を確かめてみるが、古びた掃除道具ばかりで
何もなかった・・・・

100年以上、誰も使っていない掃除道具のようで、もうとにかく匂いがヤバい・・・

しかも、この城どうやら無駄に広いみたいで、全部回るだけでもかなり体力が必要みたいだ・・・


つんだ・・・

と思って絶望的になった瞬間、3人に迫る黒い影・・・・


「君たちこんなところで何をしているのですか?」

後ろから迫ってきた影の正体は、執事の恰好をした若い男性だった。

突然、話しかけられ


うわああああ!!と驚く3人・・・・


友愛「す、すいません!僕ら、このお城に勝手に侵入してしまって、それで・・・あ、あの・・・」

麗太「閉じ込められちゃって・・・その・・・・」

リリ「と、とにかく早く警察に連絡しないと!さっき空から死体が降ってきたんです!」


誰一人、慌てすぎて内容をまともに説明できていない・・・

こんな幽霊屋敷のような城に、いきなり幽霊のように現れたこの男性が怖くてたまらないのだろう・・・

もしかして、本当に幽霊じゃないよな?


「ふむ・・・ついてきてください・・・」

落ち着いた口調でそう言う執事みたいな紳士。

3人は、正体不明の執事紳士に警戒しつつも、このままではどうしよもない状況を悟って、ついていく・・・

そもそも、100年以上手入れされていない、こんなボロい城に大人が1人でいるなんて怪しすぎる・・・

何者なんだ?この男?



そんな怪しい男に連れてかれた場所は、部屋番号444号という不吉な数字の広い部屋・・・・

「入ってください。」

男に促され、その部屋に入る3人・・・


その部屋は、他の汚れきったボロボロな部屋とは完全に対照的で、優雅で美しい豪華な
内装をしていた。

しかも、ホコリ1つなさそうだ・・・ 

この部屋だけ、他の部屋や廊下とは関係ない、まるで別世界のようだ・・・



その部屋には、八人の大人の男女がおり、金色の長テーブルに集まって腰掛けていた・・・・

見た感じ八人ともセレブか、社会的地位の高い職業についている人のようだ・・・

そして、もう1つ共通点が・・・・

それは、その八人が、囁くような震え声で・・・


「八姉妹に殺される・・八姉妹に殺される・・・・」


と恐怖にひきつった声で、そう言っていることだった・・・







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