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85話:鏡が欲しい!
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異世界生活百八日目(続)
ザバーン!
「メグミ!帰ってきたぞー!」
ドスン。ビチビチビチ!
とんでもなく大きなカツオが浜辺に置かれた。
「おかえり!徹くん。すごく立派なカツオだね!」
「ハハハ!どうだ綺麗に生きたまま捕まえてきたぞ!」
「徹くんも器用になったねえ」
「勝!お前は何か一言余計に言わないと気が済まないのか!」
「おー、こわいこわい」
ズズズズ。
勝さんは殻に引っ込んでいった。
それにしても立派なカツオだ、表面もピカピカ、反射して自分の姿が映ってしまいそうだ。
反射して映る……
「ねえ、徹くんわたしの見た目って変じゃない?」
「んあ!?メ、メグミは全然変じゃないぞ!むしろ素敵……というかなんというか」
「後の方がよく聞こえなかったけど、うーん。多分派手ガニさんたちに聞いてもワタルくんたちに聞いても、素敵です!とか肯定的過ぎる答えしか返ってこない気がする……」
「勝さん!私の恰好って東方だと変じゃない?」
モゾゾゾゾ
「うーん?まあ東方じゃ浮いてるかな?メグミちゃんは常夏ファッションだからなあ。後セーラー服は絶対目立つから止めた方がいいぞ」
「ミコちゃん!勝さんから東方ファッションのイメージをもらってわたしに伝えて!」
「はーい、じゃあ王様東方ファッションを思い浮かべて!」
「む、こんな感じだ」
「はあ、日本でいう和服に似てるのかな?柄とかがちょっと雰囲気違うけど」
「東方は昔の日本ぽい文化だから、結構メグミちゃんも懐かしく感じるかも」
「そうなんだ、今竹籠作りしてもらってるけど、モクさんとカムリさんにもこのイメージを伝えてこよう」
モクさんとカムリさんのもとへ行くとなぜか暇そうにしていた。
「竹籠作ってからでいいから、こういう服を作って欲しいんだけど……」
二匹へイメージを伝える。
「コレハ!竹籠作ってる場合じゃないデスネ!」
「いや、順番を守って作業は進めないとダメだろ」
「竹が乾くまで、時間がありますカラ、その間にちゃちゃっと縫えばいいのデス」
「それもそうか、俺たちがやるのは、編み上げるとこだけだしな」
二匹はやる気を漲らせ、早速縫製作業に取り掛かって行った。
「やっぱり布作業のが好きなんだなあ」
そんなことを考えていたが、服を用意してもきちんと着付けられてるか確認しようがないことに気づく。
「そういえば、こっちに来てから、まともな姿見で、自分の姿を、見たことがない!」
「鏡ってどうやってできてるんだろう。金属をつるつるにしたら鏡になるのかな?」
「メグミちゃん、鏡はそれはもう大変な作業の後にできているんだよ。金属を磨くだけだと綺麗な鏡にはならないんだぜ」
「勝さんは鏡の作り方知ってるんですか?」
「詳しくは知らんがガラスに金属メッキをすると、ピカピカな鏡になるぞ!」
「ガラスも金属もありますけど、メッキってどうやってやるんですか!!」
「あー、いい感じに金属を溶かして、電気をびびっと流すと吸着するらしいぞ」
「アバウトすぎる!!」
「メグミも大概アバウトだよ」
「うぐ……ミコちゃん急に刺してくるね」
「と、とりあえずいつも通り当たって砕けろ!試してガッテンだよ!」
「まずは金属を溶かす液体を用意しないとだけどそんな当てあるのかい?」
「溶かすって毒っぽいからベススさんに聞こう」
倉庫エリアの奥にあるベススさんの研究所に行く。
「というわけで金属を溶かせる液体なんとかならない!?」
「ふむ?唐突だなメグミよ、だが何かを溶かす毒という発想は素晴らしい、いろいろ試してみよう」
「ガラスは溶かしちゃだめだから、ガラスの器で実験してね!」
「わかった、できるならヒントになりそうな毒物のサンプルも欲しいのだが」
「えっと、それは……その」
「まあ、無くても何とかしよう、溶ける毒もいろいろあるからな」
「ベススさんは溶けないように注意してね……」
「毒物コーティングされてるから大体の毒は平気だ。これも私の望んだ進化という奴だろう」
「あ、そうなんだ……なんかすごいね」
「ここに来てから様々な毒に触れて、さらに耐性は加速度的に上がっているがな」
「それは良かった事なのかな?」
「良いことに決まっているだろう。私は正直搦め手なら、王国一番だと思っている」
「うん、そうだろうね、ほかのカニさんたちは直接攻撃主体だし」
「まあ、そんなわけだから金属を溶かす毒づくりは任せておけ。ああ、金属自体のサンプルは流石に用意してくれよ?」
「うん、それは任せて!それじゃあよろしくね!」
東方に行くために、竹籠だけじゃなく、和服、そして鏡までわたしたちは作り始めたのだった。
ザバーン!
「メグミ!帰ってきたぞー!」
ドスン。ビチビチビチ!
とんでもなく大きなカツオが浜辺に置かれた。
「おかえり!徹くん。すごく立派なカツオだね!」
「ハハハ!どうだ綺麗に生きたまま捕まえてきたぞ!」
「徹くんも器用になったねえ」
「勝!お前は何か一言余計に言わないと気が済まないのか!」
「おー、こわいこわい」
ズズズズ。
勝さんは殻に引っ込んでいった。
それにしても立派なカツオだ、表面もピカピカ、反射して自分の姿が映ってしまいそうだ。
反射して映る……
「ねえ、徹くんわたしの見た目って変じゃない?」
「んあ!?メ、メグミは全然変じゃないぞ!むしろ素敵……というかなんというか」
「後の方がよく聞こえなかったけど、うーん。多分派手ガニさんたちに聞いてもワタルくんたちに聞いても、素敵です!とか肯定的過ぎる答えしか返ってこない気がする……」
「勝さん!私の恰好って東方だと変じゃない?」
モゾゾゾゾ
「うーん?まあ東方じゃ浮いてるかな?メグミちゃんは常夏ファッションだからなあ。後セーラー服は絶対目立つから止めた方がいいぞ」
「ミコちゃん!勝さんから東方ファッションのイメージをもらってわたしに伝えて!」
「はーい、じゃあ王様東方ファッションを思い浮かべて!」
「む、こんな感じだ」
「はあ、日本でいう和服に似てるのかな?柄とかがちょっと雰囲気違うけど」
「東方は昔の日本ぽい文化だから、結構メグミちゃんも懐かしく感じるかも」
「そうなんだ、今竹籠作りしてもらってるけど、モクさんとカムリさんにもこのイメージを伝えてこよう」
モクさんとカムリさんのもとへ行くとなぜか暇そうにしていた。
「竹籠作ってからでいいから、こういう服を作って欲しいんだけど……」
二匹へイメージを伝える。
「コレハ!竹籠作ってる場合じゃないデスネ!」
「いや、順番を守って作業は進めないとダメだろ」
「竹が乾くまで、時間がありますカラ、その間にちゃちゃっと縫えばいいのデス」
「それもそうか、俺たちがやるのは、編み上げるとこだけだしな」
二匹はやる気を漲らせ、早速縫製作業に取り掛かって行った。
「やっぱり布作業のが好きなんだなあ」
そんなことを考えていたが、服を用意してもきちんと着付けられてるか確認しようがないことに気づく。
「そういえば、こっちに来てから、まともな姿見で、自分の姿を、見たことがない!」
「鏡ってどうやってできてるんだろう。金属をつるつるにしたら鏡になるのかな?」
「メグミちゃん、鏡はそれはもう大変な作業の後にできているんだよ。金属を磨くだけだと綺麗な鏡にはならないんだぜ」
「勝さんは鏡の作り方知ってるんですか?」
「詳しくは知らんがガラスに金属メッキをすると、ピカピカな鏡になるぞ!」
「ガラスも金属もありますけど、メッキってどうやってやるんですか!!」
「あー、いい感じに金属を溶かして、電気をびびっと流すと吸着するらしいぞ」
「アバウトすぎる!!」
「メグミも大概アバウトだよ」
「うぐ……ミコちゃん急に刺してくるね」
「と、とりあえずいつも通り当たって砕けろ!試してガッテンだよ!」
「まずは金属を溶かす液体を用意しないとだけどそんな当てあるのかい?」
「溶かすって毒っぽいからベススさんに聞こう」
倉庫エリアの奥にあるベススさんの研究所に行く。
「というわけで金属を溶かせる液体なんとかならない!?」
「ふむ?唐突だなメグミよ、だが何かを溶かす毒という発想は素晴らしい、いろいろ試してみよう」
「ガラスは溶かしちゃだめだから、ガラスの器で実験してね!」
「わかった、できるならヒントになりそうな毒物のサンプルも欲しいのだが」
「えっと、それは……その」
「まあ、無くても何とかしよう、溶ける毒もいろいろあるからな」
「ベススさんは溶けないように注意してね……」
「毒物コーティングされてるから大体の毒は平気だ。これも私の望んだ進化という奴だろう」
「あ、そうなんだ……なんかすごいね」
「ここに来てから様々な毒に触れて、さらに耐性は加速度的に上がっているがな」
「それは良かった事なのかな?」
「良いことに決まっているだろう。私は正直搦め手なら、王国一番だと思っている」
「うん、そうだろうね、ほかのカニさんたちは直接攻撃主体だし」
「まあ、そんなわけだから金属を溶かす毒づくりは任せておけ。ああ、金属自体のサンプルは流石に用意してくれよ?」
「うん、それは任せて!それじゃあよろしくね!」
東方に行くために、竹籠だけじゃなく、和服、そして鏡までわたしたちは作り始めたのだった。
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