本当に神様でしたか?!

るい

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2章 帝国編

召喚されました

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 教室を出て下駄箱で外に出ようとする中、秋葉、澄香、穂花、が歩いていると外では雪姉雪ねぇがいた。

 「皆で早く帰ろうよ」と言う雪に対して3人は心の中で仕事はもういいのか?と疑問に思いながらも4人で歩きです。

 その時、不意に辺りが光輝いて目をつぶった瞬間に4人の姿は消えた。



 4人が目を開いたらそこには学校も無く、見慣れない場所にいた。

 辺りを見回すとそこには鎧を着て剣を差した者や、白いローブに金色の刺繍を施し、杖を持った者。少し高い場所で見ている者がいた。

 秋葉を除いた3人は危機感を覚える中、秋葉は1人異世界召喚テンプレ来たーー??!!と思っていた。

 少し高い場所にいる茶髪の20代後半に見える一人の男が「勇者様、突然の召喚に応じて頂き、ありがとうございます。私は宰相を務めていますクロイツと申します。疑問もあるでしょうから順番に答えていきたいと思いますが、先ずは部屋を移動しましょう」と4人をエスコートする。


 4人はあれよあれよという間に豪華な部屋へと移動をする。4人は部屋で疑問に思うことなどを話してここが地球では無い別の世界であると言うことだけは確信する。そして宰相から召喚の理由等の質問をする。

 簡単に纏めておくと、近い内に魔神の手先である魔王が復活すると言う女神の託宣あがったこと。

 召喚されるのは異世界の強い力を秘めた者で有ること。

 この城で生活をし、魔王を倒すための訓練を積み重ね力をつけて欲しいと言うこと。

 地球に帰すことは出来ないが、まだ方法が見つからないだけで有り可能性はゼロでは無いこと。

 この世界の名前はアルテナで、今居るのがグラント大陸で様々な種族が国を作り暮らしていること。


 宰相の話を聞いていきなり召喚してきたことは許せないが話を聞くと何とかしてあげたいと思ってしまい、4人は渋々ながら承諾する。

 宰相にはこれから国王との謁見の為の作法を簡単に教わり、国王のいる謁見の間までやってきた。絨毯は紅く、先ほどいた部屋より豪華な部屋には鎧を着た騎士やローブを着た魔術師。そして様々な視線を向けてくる派手な服を着た貴族の男たち。そして玉座に座る銀髪の男性。

 「我はラージャル帝国26代目皇帝シルファード・フォン・ラージャルである。勇者達よ、詳しいことは宰相であるクロイツから聞いたであろうが本当にやってくれるな?」と威厳も有りそして4人に対し気遣わしげに聞いてきてくれる。

 4人は宰相から話を聞いたとき、早く鍛えて魔王を倒しながら地球に帰る術を見つけようと決めていた為皇帝へ任せて欲しいと言う。

 4人は謁見の間を出てから1人一部屋を与えられて食事の時間に呼びに来ると言われ、4人は揃ってこれからの事について相談をしていく。

 
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