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第22話 償いの1時間
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かなり不機嫌な様子の大和にどこへ連れて行かれるのかと心配していた和馬は、到着した先がオフィスビルだったことにひとまず胸を撫でおろす。
怒らせた償いに1時間も付き合えなんて言うから、内心ほんとにビビっていたし…。
主要駅から徒歩1分という好立地に加え、築浅で手入れの行き届いた超高層のオフィスビル。
「すげぇ…。ってか、オフィスビルに俺なんか連れてきてどうすんの?」
「あぁ、ここ、俺の親が持ってる自社ビル。ちなみにちょっと手伝ってほしいことがあってさ」
「は?俺に?」
「そう、和馬に」
「俺、高校入ってからまったく勉強してないから頭も悪いし、会社のことなんて全然わかんないぞ」
「いいの、いいの」
「ってか、水島なら俺に頼らなくても協力してくれるヤツいっぱいいるだろ?女子とか」
「女子じゃなくて、汗が大嫌いな和馬に協力してもらいたいの」
…汗が嫌いな…?
俺、水島にそんなこと言ったかな?
昨日、いっしょに走って学校へ行ったとき…?
いや、そんな話、してないと思うけど。
それに、別に汗が嫌いとかはないかな。
…あ、“いまは”の話だけど。
ん…?
っていうか、汗が嫌いな俺に協力って、まさか変なことをするつもりじゃないだろうなぁ?
自分の親が持ってる自社ビル連れ込んで、あんなことやこんなこと…。
「汗、いっぱいかいたな和馬…」
汗ばんだ髪の毛をかき上げながら色気たっぷりで言う大和を想像した和馬はハッとして自分の頬を思いっきり平手打ちした。
や、やべぇ…。
俺、いま、すごいことを妄想してた…。
しかも最後キュンってしたとか、本当にない。
これじゃあ俺のほうこそ変態じゃねぇか!
あ~、とにかくもう、水島といるとなんか変になるから、ささと解放してほしい~。
「おい和馬、着いたぞ」
大和に言われてエレベーターを降り、案内されたオフィスのドアを開けた瞬間ふわっといい香りが広がって和馬は驚いた。
怒らせた償いに1時間も付き合えなんて言うから、内心ほんとにビビっていたし…。
主要駅から徒歩1分という好立地に加え、築浅で手入れの行き届いた超高層のオフィスビル。
「すげぇ…。ってか、オフィスビルに俺なんか連れてきてどうすんの?」
「あぁ、ここ、俺の親が持ってる自社ビル。ちなみにちょっと手伝ってほしいことがあってさ」
「は?俺に?」
「そう、和馬に」
「俺、高校入ってからまったく勉強してないから頭も悪いし、会社のことなんて全然わかんないぞ」
「いいの、いいの」
「ってか、水島なら俺に頼らなくても協力してくれるヤツいっぱいいるだろ?女子とか」
「女子じゃなくて、汗が大嫌いな和馬に協力してもらいたいの」
…汗が嫌いな…?
俺、水島にそんなこと言ったかな?
昨日、いっしょに走って学校へ行ったとき…?
いや、そんな話、してないと思うけど。
それに、別に汗が嫌いとかはないかな。
…あ、“いまは”の話だけど。
ん…?
っていうか、汗が嫌いな俺に協力って、まさか変なことをするつもりじゃないだろうなぁ?
自分の親が持ってる自社ビル連れ込んで、あんなことやこんなこと…。
「汗、いっぱいかいたな和馬…」
汗ばんだ髪の毛をかき上げながら色気たっぷりで言う大和を想像した和馬はハッとして自分の頬を思いっきり平手打ちした。
や、やべぇ…。
俺、いま、すごいことを妄想してた…。
しかも最後キュンってしたとか、本当にない。
これじゃあ俺のほうこそ変態じゃねぇか!
あ~、とにかくもう、水島といるとなんか変になるから、ささと解放してほしい~。
「おい和馬、着いたぞ」
大和に言われてエレベーターを降り、案内されたオフィスのドアを開けた瞬間ふわっといい香りが広がって和馬は驚いた。
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