7 / 152
第7話 意外
しおりを挟む
玲人が管理されることに同意すると陽翔はホッとしたような表情を見せ、
「はぁ~、高校生活が終わるかと思った!」
学校にいるときにみせる天使のような笑顔で微笑んだ。
きゅん…心臓が締めつけられるような気持ちになって、やっぱり陽翔のことが大好きだと自覚する玲人。
それにしても…。
「どうして笹山くんが俺のおじぃちゃんの山でクラスの子たちの悪口を言いながら木を伐採してるのさ?」
気になって、つい聞いてしまっていた。
「さっきから、けっこう言うし、聞くよね?玲人って見た目からしてもっとおとなしい感じかと思ってた。意外。ギャップだわ。しかもここ、お前のおじぃちゃんの山なの?」
「勝手に人の印象を決めないでよね。それに俺は素直に生きてるだけ。聞きたいことがあれば質問するし、言いたいことも雰囲気を壊したり相手を怒らせたりするようなことじゃなければ言っちゃうかな」
まぁ、陽翔くんへの気持ちを除いてだけど。
玲人の言葉に明らかに驚いた表情をみせた陽翔は
「浮いたり嫌われたりするの、怖くね?」
不思議そうに聞く。
「それで離れていくなら、それはもう友だちじゃないかな?って。あぁ…、でも、だから友だちは少ないかな。親友って呼べる友だちは別の高校に行っちゃったし。高校入ってからは結構ひとりで過ごしてるかも。ぼっちw」
恥ずかしそうに笑った玲人を見て一瞬はまた驚いた表情をした陽翔だったけれど
「そっか…」
小さな声を漏らしたあと
「じゃあ、明日から俺に管理されるわけだし、寂しくなくなるな」
なぜかちょっとだけ嬉しそうに言った。
「そういえば、俺の質問に答えてないよ!どうしてこの山で斧なんか振り回してたの?」
「はぁ~、高校生活が終わるかと思った!」
学校にいるときにみせる天使のような笑顔で微笑んだ。
きゅん…心臓が締めつけられるような気持ちになって、やっぱり陽翔のことが大好きだと自覚する玲人。
それにしても…。
「どうして笹山くんが俺のおじぃちゃんの山でクラスの子たちの悪口を言いながら木を伐採してるのさ?」
気になって、つい聞いてしまっていた。
「さっきから、けっこう言うし、聞くよね?玲人って見た目からしてもっとおとなしい感じかと思ってた。意外。ギャップだわ。しかもここ、お前のおじぃちゃんの山なの?」
「勝手に人の印象を決めないでよね。それに俺は素直に生きてるだけ。聞きたいことがあれば質問するし、言いたいことも雰囲気を壊したり相手を怒らせたりするようなことじゃなければ言っちゃうかな」
まぁ、陽翔くんへの気持ちを除いてだけど。
玲人の言葉に明らかに驚いた表情をみせた陽翔は
「浮いたり嫌われたりするの、怖くね?」
不思議そうに聞く。
「それで離れていくなら、それはもう友だちじゃないかな?って。あぁ…、でも、だから友だちは少ないかな。親友って呼べる友だちは別の高校に行っちゃったし。高校入ってからは結構ひとりで過ごしてるかも。ぼっちw」
恥ずかしそうに笑った玲人を見て一瞬はまた驚いた表情をした陽翔だったけれど
「そっか…」
小さな声を漏らしたあと
「じゃあ、明日から俺に管理されるわけだし、寂しくなくなるな」
なぜかちょっとだけ嬉しそうに言った。
「そういえば、俺の質問に答えてないよ!どうしてこの山で斧なんか振り回してたの?」
6
あなたにおすすめの小説
たとえば、俺が幸せになってもいいのなら
夜月るな
BL
全てを1人で抱え込む高校生の少年が、誰かに頼り甘えることを覚えていくまでの物語―――
父を目の前で亡くし、母に突き放され、たった一人寄り添ってくれた兄もいなくなっていまった。
弟を守り、罪悪感も自責の念もたった1人で抱える新谷 律の心が、少しずつほぐれていく。
助けてほしいと言葉にする権利すらないと笑う少年が、救われるまでのお話。
【完結済】俺のモノだと言わない彼氏
竹柏凪紗
BL
「俺と付き合ってみねぇ?…まぁ、俺、彼氏いるけど」彼女に罵倒されフラれるのを寮部屋が隣のイケメン&遊び人・水島大和に目撃されてしまう。それだけでもショックなのに壁ドン状態で付き合ってみないかと迫られてしまった東山和馬。「ははは。いいねぇ。お前と付き合ったら、教室中の女子に刺されそう」と軽く受け流した。…つもりだったのに、翌日からグイグイと迫られるうえ束縛まではじまってしまい──?!
■青春BLに限定した「第1回青春×BL小説カップ」最終21位まで残ることができ感謝しかありません。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
愛だの恋だの馬鹿馬鹿しい!
蘇鉄
BL
「俺は誰とも関わりたくないんだけどなあ、おかしいなあ?」
『回答。ユーザー様の行動が微妙に裏目に出ています。シミュレーション通りにならず当システムは困惑しております( ゚Д゚)』
平和な学生生活を手に入れるために生活サポートAIシュレディンガーと共に色々と先回りして行動していたらいつの間にか風紀委員やら生徒会やらに追い回される羽目になっていた物部戯藍。
街を牛耳る二大不良チームも加わる中、執着される理由がわからず困惑しつつも彼は平穏な生活の為に逃げ回る。
彼は愛も恋も信じない。それはとても不確かなものだから。バカバカしいまやかしだと決めつけて。
※ 不定期更新です
両片思いの幼馴染
kouta
BL
密かに恋をしていた幼馴染から自分が嫌われていることを知って距離を取ろうとする受けと受けの突然の変化に気づいて苛々が止まらない攻めの両片思いから始まる物語。
くっついた後も色々とすれ違いながら最終的にはいつもイチャイチャしています。
めちゃくちゃハッピーエンドです。
発情期のタイムリミット
なの
BL
期末試験を目前に控えた高校2年のΩ・陸。
抑制剤の効きが弱い体質のせいで、発情期が試験と重なりそうになり大パニック!
「絶対に赤点は取れない!」
「発情期なんて気合で乗り越える!」
そう強がる陸を、幼なじみでクラスメイトのα・大輝が心配する。
だが、勉強に必死な陸の周りには、ほんのり漂う甘いフェロモン……。
「俺に頼れって言ってんのに」
「頼ったら……勉強どころじゃなくなるから!」
試験か、発情期か。
ギリギリのタイムリミットの中で、二人の関係は一気に動き出していく――!
ドタバタと胸きゅんが交錯する、青春オメガバース・ラブコメディ。
*一般的なオメガバースは、発情期中はアルファとオメガを隔離したり、抑制剤や隔離部屋が管理されていたりしていますが、この物語は、日常ラブコメにオメガバース要素を混ぜた世界観になってます。
とあるΩ達の試練
如月圭
BL
吉住クレハは私立成城学園に通う中学三年生の男のオメガだった。同じ学園に通う男のオメガの月城真とは、転校して初めてできた同じオメガの友達だった。そんな真には、番のアルファが居て、クレハはうらやましいと思う。しかし、ベータの女子にとある事で目をつけられてしまい……。
この話はフィクションです。更新は、不定期です。
眠りに落ちると、俺にキスをする男がいる
綿毛ぽぽ
BL
就寝後、毎日のように自分にキスをする男がいる事に気付いた男。容疑者は同室の相手である三人。誰が犯人なのか。平凡な男は悩むのだった。
総受けです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる