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第19話 それでも構いたい
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書類を手早く捌いていきながらも千隼のことが気になってしょうがない絢世。
チラチラと目が合う度に睨まれて凹む。
あくまでも
「勤務中のチャラチャラした態度を注意しただけで怒ってはいない」
と言い張るわりに千隼が怒っているように見えるのは何故なのか。
絢世にはさっぱりわからない。
そして、ときどきウトウトと眠ってしまいそうになる千隼のことが心配すぎる。
社長は千隼さんのこと、プライベートと仕事はしっかり分けるなんて言ってたけど、こんな一面もあるんですね。
昨日と比べたら、今日の千隼さんのほうがいい感じでダメっぽいと俺は思いますけど。
絢世はササっと書類を仕上げると、
「手が空いたんで、手伝いますね」
有無を言わさず、自分でも処理できそうな案件分だけを抜き取ってデスクへ。
「あ…、ありがとう」
歯切れの悪いお礼にもにっこり笑って
「全然。そんなことより味噌汁、袋に入れてあるんで帰って気が向いたら飲んでくださいね」
コンビニの袋を差し出した。
ちょっとムッとしながら受け取った千隼は
「…ちょっと休憩するか」
パソコンをスリープ状態にすると
「桐谷も何か飲むか?…俺は、シジミもらうから」
コホン…と軽く咳払い。
うわ…、千隼さん、素直になれない系ですか?
なんか可愛すぎて構いたくなっちゃいますね。
…って、何なんだ?いまの感情は…!
「聞いているのか?」
あ~あ~、また千隼さんが不機嫌になってる…。
「あ、じゃあ俺、ルイボスで」
「ルイボスティーなんてオシャレなモノ、会社にはない」
「…ははは…、ですよね~。じゃあ、コーヒーで!もちろん千隼さんが淹れてくれるんですよね?」
絢世は千隼に微笑んだ。
チラチラと目が合う度に睨まれて凹む。
あくまでも
「勤務中のチャラチャラした態度を注意しただけで怒ってはいない」
と言い張るわりに千隼が怒っているように見えるのは何故なのか。
絢世にはさっぱりわからない。
そして、ときどきウトウトと眠ってしまいそうになる千隼のことが心配すぎる。
社長は千隼さんのこと、プライベートと仕事はしっかり分けるなんて言ってたけど、こんな一面もあるんですね。
昨日と比べたら、今日の千隼さんのほうがいい感じでダメっぽいと俺は思いますけど。
絢世はササっと書類を仕上げると、
「手が空いたんで、手伝いますね」
有無を言わさず、自分でも処理できそうな案件分だけを抜き取ってデスクへ。
「あ…、ありがとう」
歯切れの悪いお礼にもにっこり笑って
「全然。そんなことより味噌汁、袋に入れてあるんで帰って気が向いたら飲んでくださいね」
コンビニの袋を差し出した。
ちょっとムッとしながら受け取った千隼は
「…ちょっと休憩するか」
パソコンをスリープ状態にすると
「桐谷も何か飲むか?…俺は、シジミもらうから」
コホン…と軽く咳払い。
うわ…、千隼さん、素直になれない系ですか?
なんか可愛すぎて構いたくなっちゃいますね。
…って、何なんだ?いまの感情は…!
「聞いているのか?」
あ~あ~、また千隼さんが不機嫌になってる…。
「あ、じゃあ俺、ルイボスで」
「ルイボスティーなんてオシャレなモノ、会社にはない」
「…ははは…、ですよね~。じゃあ、コーヒーで!もちろん千隼さんが淹れてくれるんですよね?」
絢世は千隼に微笑んだ。
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