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第201話 バッタリ
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なにかにつけてヤキモチを妬く千隼を面倒臭いと思いつつも可愛くてしょうがない絢世。
病院の待合室で友己のことを心配しつつも、つい2人の時間を楽しんでいる自分に不謹慎さを感じて反省してしまったとき。
「…絢世?…それから雨宮さん…?」
聞き慣れた声が耳に飛び込んできて顔を上げると
「ミヤビ?」
紙袋やビニビール袋を両手に持ったミヤビの姿を見つけて驚いた。
ミヤビと千隼が会釈で挨拶を交わす。
「なに?誰かのお見舞い?」
聞いた絢世を軽く睨みながら
「シズクに差し入れを頼まれたのよ。仕事ですっかり遅くなっちゃったんだけど。というか、私のメインホストでもないクセにこんなこと頼むなんて図々しくない?」
両手に下げている袋を見せながら呆れたように苦笑い。
「そう言いながらやってあげるところがミヤビらしいよね」
褒めた絢世を面白くなさそうな顔で見つめるも、笑顔を貼りつけてどうにかやり過ごそうと努力する千隼。
そんな千隼を無意識にミヤビが煽る。
「絢世に褒められるのは嬉しいな」
目つきが悪くなった千隼に気づき
「…うわぁ…。雨宮さん、クールそうに見えて嫉妬深いんだねぇ…」
少しニヤつきながら「じゃあ、邪魔者は消えまぁ~す!」立ち去ろうとしてミヤビが振り返った。
「…って、絢世と雨宮さんもシズクの部屋いっしょに行く?」
「あぁ…、千隼さん、どうします?」
「でも時間的にもうすぐ終わりそうだし、まずは友己の顔を見てからかな」
「そうですね。じゃあ俺たちはあとで行くよ。ミヤビはまだいる感じ?」
絢世が聞いた瞬間、ミヤビは怖い表情をして言う。
「そうだね、まだまだ居るよ。だって今日、私の通ってるホストクラブINNOCENTのナンバーワンホストが体調不良で店を休むらしくて店経由でアプリに連絡が入ったからね」
「うわぁ…、ごめん。今日、実はちょっといろいろあってさ。俺から直接連絡もせずにごめん!」
「ふぅん?じゃあ、あとで聞くわ。ちょっと荷物が邪魔すぎて、とにかく先にコレをシズクの部屋へ置きに行きたい」
ミヤビはそそくさと去っていった。
…あれ?
なんだ?
この違和感…。
病院の待合室で友己のことを心配しつつも、つい2人の時間を楽しんでいる自分に不謹慎さを感じて反省してしまったとき。
「…絢世?…それから雨宮さん…?」
聞き慣れた声が耳に飛び込んできて顔を上げると
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紙袋やビニビール袋を両手に持ったミヤビの姿を見つけて驚いた。
ミヤビと千隼が会釈で挨拶を交わす。
「なに?誰かのお見舞い?」
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両手に下げている袋を見せながら呆れたように苦笑い。
「そう言いながらやってあげるところがミヤビらしいよね」
褒めた絢世を面白くなさそうな顔で見つめるも、笑顔を貼りつけてどうにかやり過ごそうと努力する千隼。
そんな千隼を無意識にミヤビが煽る。
「絢世に褒められるのは嬉しいな」
目つきが悪くなった千隼に気づき
「…うわぁ…。雨宮さん、クールそうに見えて嫉妬深いんだねぇ…」
少しニヤつきながら「じゃあ、邪魔者は消えまぁ~す!」立ち去ろうとしてミヤビが振り返った。
「…って、絢世と雨宮さんもシズクの部屋いっしょに行く?」
「あぁ…、千隼さん、どうします?」
「でも時間的にもうすぐ終わりそうだし、まずは友己の顔を見てからかな」
「そうですね。じゃあ俺たちはあとで行くよ。ミヤビはまだいる感じ?」
絢世が聞いた瞬間、ミヤビは怖い表情をして言う。
「そうだね、まだまだ居るよ。だって今日、私の通ってるホストクラブINNOCENTのナンバーワンホストが体調不良で店を休むらしくて店経由でアプリに連絡が入ったからね」
「うわぁ…、ごめん。今日、実はちょっといろいろあってさ。俺から直接連絡もせずにごめん!」
「ふぅん?じゃあ、あとで聞くわ。ちょっと荷物が邪魔すぎて、とにかく先にコレをシズクの部屋へ置きに行きたい」
ミヤビはそそくさと去っていった。
…あれ?
なんだ?
この違和感…。
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