もう恋なんてしない

竹柏凪紗

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第393話 占いの目的

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「…あの占いって、本当に当たるんですかね…?なんかハッキリとしたことが聞けていない気がするんですよ。佐原社長との将来は努力次第で…って、そんなこと誰にでも言えるじゃないですか!あれで15分3,000円は高すぎません?」

占いを終え、レストランREVERSIリバーシの近くにあるネットカフェまで移動してきたシズクはドリンクバーのおかわりと愚痴が止まらない。

「そろそろ会社に戻りたいのだが…」

立ち上がろうとする千隼の腕をもガシっと掴み
「盛り上がったのが血液型についてだけとかふざけてません?俺…、なんのために絢世さんに3,000円も払ってもらったんですかね…」
一気に飲み干した炭酸ジュースのおかわりを入れてこいと促すシズク。

ギロっとシズクを睨みながらも、千隼はなぜか無言でおとなしく空いたグラスを手にドリンクバーへと向かう。

「おいシズク、千隼さんをパシリみたいに使うな。そして占いは当たらないから心配するな」

イラっとした口調で絢世は言ったけれど
「どういうことです?あの占い、インチキだったんですか?!」
シズクは負けないぐらいの迫力で聞き返したかと思うと、さらに続けた。

「あんな占いに3,000円も払ってもらうくらいなら、2回ランチに連れて行ってもらえばよかったです。そんな気持ちを抑え込んで我慢してるんですから、雨宮さんを1回くらいパシリ扱いしても許してくださいって感じですよ」

「…は?意味がわかんねぇ。そもそもランチを奢る話だってシズクが一方的に言ってきた話だし、占いのお金を出してやってさらに文句を言われてる俺って…何なの?」

「絢世の苛立ちはごもっともだ。俺も数十発は軽く殴ってやりたい気分だが、占いの目的についても目星がついたことだし、今日のところは許してやらないか?今日のシズクは朝から大活躍だったからな」

イラっとする絢世をなだめにかかったのは、シズク用に新しい炭酸ジュースを入れて部屋へと戻ってきた千隼。

「…え、どういうことです…?」
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