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第410話 気持ち悪い自白と懇願
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「…殺されるかもしれないし、罪をなすりつけられて刑務所へぶち込まれるかもしれない」
小刻みに声を震わせながら浜路。
けれどすぐに千隼の顔を真っ直ぐに見つめ
「だけどいまはその時期じゃないし、俺に需要がある限りはそんなことにはならない」
ドヤ顔でそう言い放った。
かと思えば一瞬だけハッとしたような表情を見せ、数秒後には
「…そ、その検査結果とともに俺のことを警察に垂れ込んでくれないか?俺だってこのまま罪を重ねたくはない」
怯えた目をして懇願。
千隼の腕にしがみつく。
「…なんか…、おかしくないです…?」
絢世とシズクは眉をひそめ、千隼も腕を振り払って浜路を睨んだ。
その瞬間、浜路はパッと身を翻し、ダッシュ。
気づいたときにはすでに浜路は走り出していて、取り残された絢世たちをなんともいえない空気が包み込んだ。
言葉にできない気持ちの悪い感覚を取り払ったのは
「逃げましたね…」
つぶやくように言ったシズクの声。
浜路の姿はもうとっくに景色へと溶け込んでいて
「気持ち悪い自白でしたね…」
放心状態で絢世が言い、シズクが溜め息まじりにあとを追う。
「俺も自分のこと結構やばいと思いますけど、浜路っていう人もなかなかに情緒不安定でしたね。ドヤ顔から怯えた顔に豹変して警察へ突き出してくれと懇談するとか、さすがに…」
「どうするつもりです?」
聞きながら千隼の横顔を見た絢世は迷いを察して口をつぐむ。
「…さて、どうするべきか…」
ふぅっと息を吐きながら千隼は空を仰いだ。
小刻みに声を震わせながら浜路。
けれどすぐに千隼の顔を真っ直ぐに見つめ
「だけどいまはその時期じゃないし、俺に需要がある限りはそんなことにはならない」
ドヤ顔でそう言い放った。
かと思えば一瞬だけハッとしたような表情を見せ、数秒後には
「…そ、その検査結果とともに俺のことを警察に垂れ込んでくれないか?俺だってこのまま罪を重ねたくはない」
怯えた目をして懇願。
千隼の腕にしがみつく。
「…なんか…、おかしくないです…?」
絢世とシズクは眉をひそめ、千隼も腕を振り払って浜路を睨んだ。
その瞬間、浜路はパッと身を翻し、ダッシュ。
気づいたときにはすでに浜路は走り出していて、取り残された絢世たちをなんともいえない空気が包み込んだ。
言葉にできない気持ちの悪い感覚を取り払ったのは
「逃げましたね…」
つぶやくように言ったシズクの声。
浜路の姿はもうとっくに景色へと溶け込んでいて
「気持ち悪い自白でしたね…」
放心状態で絢世が言い、シズクが溜め息まじりにあとを追う。
「俺も自分のこと結構やばいと思いますけど、浜路っていう人もなかなかに情緒不安定でしたね。ドヤ顔から怯えた顔に豹変して警察へ突き出してくれと懇談するとか、さすがに…」
「どうするつもりです?」
聞きながら千隼の横顔を見た絢世は迷いを察して口をつぐむ。
「…さて、どうするべきか…」
ふぅっと息を吐きながら千隼は空を仰いだ。
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