72 / 77
BLUE~深く深き鮮烈。
狡猾
しおりを挟む視界は大胆
自信に満ちた直進
鮮やかに隙間まで
埋め尽くす単一
もうやめて
一瞬で染み入るのは
目の覚めるような
明け透け加減で
その純粋さで
食い下がることなく
浸食を挑む
君は強情だ
そして
卑怯と喚こうが
大げさに嘆こうが
僕はまたしても
呆れるくらい熱く
ひたひたと劇的に
寒色に呑まれていく
そんな足音
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
3
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる