創造神で破壊神な俺がケモミミを救う

てん

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国始動編

第126話 会談?

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明朝に出発した大地達は夕方前頃にはアースの正門前に辿りついていた。

アースの正門前では着陸した大地達を出迎えようと、ヘクトルやヘイデンが正門前で大地達を待っていた。

「マリカさんでしたかな? 私はこのアースで内政の長をさせてもらっていますヘイデンと申します。ディランチ連邦も大変な状況の中、わざわざご足労頂きましてありがとうございます」

「あぁこれは丁寧にありがとう。ディランチ連邦にて長をしているマリカだ。同盟の申し出の受諾、こちらこそ感謝している」

ヘクトルとマリカはお互い軽い挨拶と自己紹介をし合う。

その後、ヘクトルの案内で王宮にある会議室へと向かった。

会議室へ着いた時、大地の名を呼ぶ大きな声が廊下から聞こえてきた。

「大地さん! 丁度良い所にいました。ちょっと良いですか?」

声をかけたのは病気ではないかと疑ってしまう程に憔悴し切った様子を見せる犬斗であった。大地はヘクトル達に会談を先に進めておくように伝えると、犬斗と共に会議室の隣にある控え室へと場所を移す。

「それで? 話って何だ?」

大地は控え室にあるソファへと座りながら、自分を呼び止めた理由について尋ねる。

「いやぁあのですね。もうそろそろお役目終わっても良いかと思いまして・・・・」

犬斗は今自分のやっている役職である厚生労働大臣の役目を辞めたいことを大地に伝える。

犬斗が言うには、現在では労働可能人数の九割以上の仕事の確保や、それに関する税率の整備などは出来ているらしく、その後の税の徴収も滞りなく行えているようだった。

また最近では元々補佐をお願いしていたヘクトルの側近議員がメキメキと力を付けてきており、自分よりもその議員が大臣の役割をした方がアースの経済成長の為には良いと判断したらしい。

ヘクトルにも話をしており、既に許可はもらっていたのだが、念の為大地にも話を通しておこうと思って、帰国と共に声をかけたらしい。

「別にいいんじゃないか? てかヘクトルさんから許可が出たなら俺に相談する必要はないぞ? それに元々制度が整うまでの間だけ犬斗に任せるつもりだったし、犬斗の代わりに労働関係を取り仕切る者がいるのであれば、犬斗がもうやる必要は無いしな」

「それはまぁそうですけど、一応大地さんにも報告しといた方が良いかなって思ったんですよ」

ソファに座ったまま軽い口調で返答する大地に少しムッとした顔を見せる犬斗。

大臣を辞任することについて犬斗なりに負い目を感じていたのもあって、適当に返事を返された犬斗は少し不機嫌そうに大地の前のソファに座り込む。

あからさまに不機嫌な様子を見せる犬斗であったが、ふと気づいたようにディランチで出会った睦月のことや睦月から聞いた話について大地が話し始めると、途端に表情が変わる。

「つまり僕たちは火山地帯にいる魔族達の何かしらの目的によってここに呼び出されたという訳ですね。そして今帝国には今四人の日本人がいて、その日本人達は魔族に操られている可能性があると」

「そうだな。まぁ操られているかは知らんが、魔族が何かしら関わっているのは間違いないだろうな。場合によっては日本人同士での殺し合いになるかもしれん」

話を聞き終えた犬斗は神妙な顔つきになっていた。

本来協力し合うべきの日本人同士で命のやり取りをすることになるかもしれない。根が優しく好戦的ではない犬斗は同郷の者同士での戦闘は避けたいとでも思っているのだろう。

「大地さんはもし帝国の日本人と戦うことになったらどうするつもりなんですか?」

犬斗は少し頭を抱えた後に大地はどうするつもりなのか尋ねてきた。

「俺か? 俺のやることは変わりない。俺が戦っている理由は全てルルやガラン達だ。あいつらの場所を奪おうとするのであればは異世界の人間だろうと日本人だろうと関係ない。邪魔するようであれば始末するだけだ」

「そうですか。やっぱり大地さんは凄いですね。僕はまだそこまで割り切れないです」

大地の確固たる決意を聞いた犬斗は自身が帝国にいる日本人と戦うことを躊躇っていることを小さくこぼす。

「犬斗・・・・もし日本人と戦うことを躊躇するならお前は参加しなくてもいいぞ? 中途半端な状態で戦いの場に出ることがどれだけ危ないことか、お前も何となくは理解出来ているだろ? それに犬斗の目的は日本に帰ることだろうが。この国の為にこれまで動いてきてくれたのには感謝しているが。犬斗がこの国の為に命を懸ける必要はない」

大地は日本人と戦うことを躊躇う犬斗に今回の戦闘には参加しなくても良いと伝える。

しかし犬斗は再度頭を抱えた後、覚悟を決めたように大地に顔を向けると、戦闘には参加する旨を大地に伝える。

「いややっぱり僕も参加します。」

「えっ? でもそれは同じ日本人を殺すことになるかもしれないんだぞ?」

「いや僕は日本人を殺しません。だって同じ日本人ですよ?    話をすればもしかしたら戦闘を回避出来るかもしれません。場合によっては協力出来るかもしれない。それに帝国との戦争を終わらせてその魔族達の所へ行くのが日本に帰る一番の近道だと思っていますから」

「もし話し合いにあっちが応じない場合をどうするんだ?」

「相手を無力化して否が応でも話をさせます。」

「・・・・はっはっは! 犬斗も案外強情な奴なんだな!」

どうあっても日本人を殺さないという犬斗の言葉を聞いて、大地は腹を抱えて笑う。

犬斗の決意は大地の決意よりも実行が遥かに難しいことである。殺意を向けてくる相手を殺さず無力化することがどれだけ困難なことかは犬斗も良く理解しているだろう。

それでもその遥かに困難な道を歩もうと、犬斗は大地に負けないほど、強く決意を固めていた。

「じゃあありがたくアースの戦力として犬斗を計算に入れさせてもらうよ」

「あぁでも霧崎って人の相手は出来れば勘弁してもらえるとありがたいかなぁ~って思うんですけど・・・・」

しかしいざ戦闘の話になると先ほどまでの凛々しさは無くなり、途端に弱気な様子を見せ始める。

「いやいやあれだけ格好良く啖呵を切っておいてそれはないだろ? 霧崎は装備ごと相手を切り裂くらしいからな。再生の能力のある犬斗を最初にぶつけてみるのもありだな」

「いやいや! 再生出来るといっても痛みは感じるですからね!? 一番強い相手は大地さんが相手してくださいよ!」

大地の意地悪な作戦に間髪入れず抗議をする犬斗。大地は犬斗の反応を楽しむかのように無茶苦茶な作戦を犬斗に提案する。その度に犬斗は顔を真っ赤にしながら猛抗議をしていた。

そんなこんなで犬斗を使って大地が遊んでいると、マリカが怒鳴り散らしながら控室の扉を乱暴に開けて入って来た。

「おい大地! いつまで待たせれば気が済むのだ。もう会談は終わったぞ! いつまで待っても来ないから心配して来てみたというのに、楽しそうに笑い声をあげて喋っていただけとは・・・・少しは私のことを気遣え!」

怒り心頭のマリカは額に青筋を浮かべた状態でソファに座っている大地に詰め寄ってくる。後ろにはマリカを必死に止めようとするルルとメリアの姿があった。

「いや怒っている意味が分からないのだが」

大地は至近距離で眼を飛ばしてきているマリカに怒っている理由について尋ねる。すると後ろにいたルルが大地の元まで歩み寄り、小声で大地にその理由について耳打ちをしてきた

「どうやらマリカさんって難しい話が出来ないタイプみたいらしくて、ヘクトルさんが同盟を結ぶ上での相互の技術提供とかの話を進めた瞬間、頭がパンクしてしまったみたいなんですよ。ヘクトルさんも何度もわかりやすくかいつまんで説明したんですけど、いまいち理解出来ていなくて。その内なんでこの場に大地がいないんだぁ! 大地なら私でもわかるように説明してくれるはずだぁって言い出して・・・・とりあえずはお互いの技術を提供し合って帝国との共闘を行うってことで話をまとまったんですけど。何故かマリカさんは不機嫌になってしまって・・・・」


ディランチ連邦はこんな奴がトップでよくこれまでもっていたな。いやオズマやディーク、ジグルが頑張っていたのか・・・・あいつら俺が思っていた以上に苦労していたんだな。


ルルからマリカが怒っている理由について聞いた大地はオズマ達のこれまでの苦労を想像し、今度ディランチに行った時にはうんと甘い物でも食べさせてやろうと心に決める。

「おい。大地一体どういうことかと聞いているのだが?」

大地が小さくため息をつくと、いまだに眼を飛ばしてきているマリカが再度詰め寄ってくる。

お互いの鼻がくっつくほど顔を近づけているのを見たルルがマリカを大地から引き離そうと一生懸命マリカの身体を押していくが、マリカは即座に能力向上系スキルをフルに発動し、ルルがいくら押してもビクともしなくなる。

二人の様子を見ていた大地は呆れた顔を見せながら、相撲のようにがっぷり四つになっている二人を制止する。

「とりあえずマリカもルルもやめろ。はぁ・・・・正直マリカが俺に怒っている意味が分からないが、ここで俺が犬斗を使って遊んでいたのは事実だしな。お詫びの意味も込めてこの国の料理をご馳走する。それで機嫌を直してくれ」

「おっ料理だと! 確かにそれは良い。頭を使ってしまったので腹も減っている。それで許してやるから早く案内してくれ!」

マリカは料理という単語を聞いてすぐさま笑顔を見せると、大地の手を引きながら早く案内しろと急かしてくる。

大地は呆れた様子を見せながら、ルルやメリア、犬斗も一緒に連れて飲食街に向かった。
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