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第二百三十五話 お久しぶりですというもの
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ゆっくりとワトスゥンさんの乗った馬車についていくと、町の奥にひときわ豪華な屋敷に到着した。
「おや、ワトスゥン様! お戻りになられましたか!」
「はい。旦那様は?」
「お屋敷で執務中かと。そちらは?」
「ウルカティヌス様である。本日お招きさせていただいたのだよう」
「ああ、発明貴族の……どうぞ」
「ありがとうございます」
「わふわふ」
「クルルルル」
「ちょっと待って!?」
門を抜けようとしたところで門番さんに止められた。どうしたのだろうと馬車を止めると、前に回り込んで口を開く。
「いや、この二頭は魔物じゃないか!? さすがに入れるわけにはいかないぞ!?」
「あ、大人しいから大丈夫だと思いますよ?」
「わふ」
「クルル」
「うわあ!?」
シルヴァとフォルテが門番さんに頬をすり寄せると、慌てて離れて行った。
すると、先に庭に入っていたワトスゥンさんが馬車から降りて戻って来た。
「どうしましたか?」
「ああ、魔物が入ろうとしていたから止めたんですよ……というか町の入口はよく通しましたね?」
「大人しいから問題ないですぞ。数日一緒でしたが、まず暴れることはないので」
「マジですか……まあワトスゥン様が言うなら……」
門番さんは渋々といった感じで頷き、そのまま門へと戻っていった。
「大人しくできるよね?」
「わんわん♪」
「クルルル♪」
二頭を撫でてからそのまま馬車を止めるところへ移動していると、屋敷から男女と僕より少し歳下っぽい男の子が出てくるのが見えた。
もちろんそれはキールソン侯爵一家だ。奥さんとお子さんは初めて会うので緊張する。
「やあ、いらっしゃい! 急な招待を受け入れてくれてありがとう」
「いらっしゃい、遠いところようこそ!」
「こ、こんにちは……」
キールソン侯爵様が片手を上げて挨拶をしてくれ、続けて奥さんと息子さんが挨拶をしてくれた。
息子さんは引っ込み思案なのか奥さんの足元に隠れての挨拶となった。
「キールソン侯爵様、ご招待いただきありがとうございます!」
「初めまして、ガイアス家のメイドをしておりますバスレと申します」
「可愛らしいお嬢さんね。わたしはリオーネです。ほら、あなたも挨拶をして」
「は、はい……ボクはフェリオ、です……よろしくお願いします……」
「リオーネ様、フェリオ様よろしくお願いします! 後は動物達も紹介させてください!」
「ん? もちろんいいよ」
キールソン侯爵様に許可を得たので、僕はみんなを近くに呼んだ。
「シルバーウルフのシルヴァに、カトブレパスのフォルテです。こっちはジェニファーで、タイガと言います」
「わふわふ!」
「クルルル♪」
「こけー!」
「にゃー」
「わあ……!」
「これは賑やかね……大きい子は魔物?」
「そうです! でも大人しいので大丈夫ですよ」
僕がシルヴァの首をわしゃわしゃしてやる。するとシルヴァは嬉しそうに鳴いた。
「いいなあー」
「フェリオ様も撫でてみる?」
「いいの……!?」
「いいですか? キールソン侯爵様」
「ははは、まあ大丈夫そうだし、いいぞ」
「……やった! わあ、ふわふわだー」
人見知りっぽいけどフェリオ様はすぐにシルヴァの背中を撫ではじめる。もちろん大人しく撫でられてくれた。
「フォルテ、伏せて背中を触らせてあげて」
「クルル♪」
「こっちのフォルテも毛並みがいいんだ」
「本当だ! 枕みたい……乗ってもいいかな……?」
「うん」
伏せてもらったから乗ることは簡単だ。ゆっくり乗ると、そのまま寝転がるようにフォルテの背中に顔をうずめた。
「ふわあ……お布団だあ……」
「クルル♪」
フェリオ様がなんとも言えない顔でまったりし始めた。フォルテの毛は本当に柔らかくてふかふかなのだ。
「という感じで大人しいです!」
「さすがはヴァンパイアロードの子だけあるな。魔物を使役しているとは」
「ありがとうございます! それで、まずはお土産をと思いまして」
「ほ、ほう、土産……ふふ、気を使わせてしまったかな」
とか言いつつソワソワしているキールソン様。
僕の持って来た馬車が気に入ってくれるといいけど。そう思いながらワトスゥンさんの乗っていた馬車のところへ行く。
「これです!」
「これは……よく見ればウチの馬車じゃないな。ワトスゥンが降りて来たが……」
「わたくし達が乗って来たものがキールソン様の馬車ですわ」
「それで、これがおお土産だというのかね? 馬車はたくさんあるが……」
少し残念そうな表情になったけど、僕は小さく頷いてから自信を持って言う。
「確かにそうです。ですがこの馬車、発明を駆使してとにかく乗りやすくしました!」
「なに!? これがか!?」
すぐにワトスゥンさんの方に顔を向けると、彼は微笑みながら頷き、サムズアップをしていた。
「夫にウルカさんの能力は聞いておりますの。乗り心地がどれほど変わるのか興味ありますわね!」
「ああ! さ、早速いいかね!」
「はい!」
「フェリオ、乗りますよ?」
「ぼ、僕はこっちでいいよー……」
リオーネ様がフェリオ様を呼ぶも、フォルテの背中から離れようとしなかった。
子供なら生き物が好きだもんね。
「なら、少し町を回ってくる。ついてきてくれ」
「自分でいうのもなんですが、町に魔物を連れていいですか?」
「ここに来るまで連れて来たのだろう? 構わないよ。それにフェリオがこんなに楽しそうなのも久しぶりなのだ」
「わかりました!」
「なら一緒に行こう」
「わーい! フォルテ、よろしくお願いします」
「クルル♪」
ということで町を散歩することになった。
「おや、ワトスゥン様! お戻りになられましたか!」
「はい。旦那様は?」
「お屋敷で執務中かと。そちらは?」
「ウルカティヌス様である。本日お招きさせていただいたのだよう」
「ああ、発明貴族の……どうぞ」
「ありがとうございます」
「わふわふ」
「クルルルル」
「ちょっと待って!?」
門を抜けようとしたところで門番さんに止められた。どうしたのだろうと馬車を止めると、前に回り込んで口を開く。
「いや、この二頭は魔物じゃないか!? さすがに入れるわけにはいかないぞ!?」
「あ、大人しいから大丈夫だと思いますよ?」
「わふ」
「クルル」
「うわあ!?」
シルヴァとフォルテが門番さんに頬をすり寄せると、慌てて離れて行った。
すると、先に庭に入っていたワトスゥンさんが馬車から降りて戻って来た。
「どうしましたか?」
「ああ、魔物が入ろうとしていたから止めたんですよ……というか町の入口はよく通しましたね?」
「大人しいから問題ないですぞ。数日一緒でしたが、まず暴れることはないので」
「マジですか……まあワトスゥン様が言うなら……」
門番さんは渋々といった感じで頷き、そのまま門へと戻っていった。
「大人しくできるよね?」
「わんわん♪」
「クルルル♪」
二頭を撫でてからそのまま馬車を止めるところへ移動していると、屋敷から男女と僕より少し歳下っぽい男の子が出てくるのが見えた。
もちろんそれはキールソン侯爵一家だ。奥さんとお子さんは初めて会うので緊張する。
「やあ、いらっしゃい! 急な招待を受け入れてくれてありがとう」
「いらっしゃい、遠いところようこそ!」
「こ、こんにちは……」
キールソン侯爵様が片手を上げて挨拶をしてくれ、続けて奥さんと息子さんが挨拶をしてくれた。
息子さんは引っ込み思案なのか奥さんの足元に隠れての挨拶となった。
「キールソン侯爵様、ご招待いただきありがとうございます!」
「初めまして、ガイアス家のメイドをしておりますバスレと申します」
「可愛らしいお嬢さんね。わたしはリオーネです。ほら、あなたも挨拶をして」
「は、はい……ボクはフェリオ、です……よろしくお願いします……」
「リオーネ様、フェリオ様よろしくお願いします! 後は動物達も紹介させてください!」
「ん? もちろんいいよ」
キールソン侯爵様に許可を得たので、僕はみんなを近くに呼んだ。
「シルバーウルフのシルヴァに、カトブレパスのフォルテです。こっちはジェニファーで、タイガと言います」
「わふわふ!」
「クルルル♪」
「こけー!」
「にゃー」
「わあ……!」
「これは賑やかね……大きい子は魔物?」
「そうです! でも大人しいので大丈夫ですよ」
僕がシルヴァの首をわしゃわしゃしてやる。するとシルヴァは嬉しそうに鳴いた。
「いいなあー」
「フェリオ様も撫でてみる?」
「いいの……!?」
「いいですか? キールソン侯爵様」
「ははは、まあ大丈夫そうだし、いいぞ」
「……やった! わあ、ふわふわだー」
人見知りっぽいけどフェリオ様はすぐにシルヴァの背中を撫ではじめる。もちろん大人しく撫でられてくれた。
「フォルテ、伏せて背中を触らせてあげて」
「クルル♪」
「こっちのフォルテも毛並みがいいんだ」
「本当だ! 枕みたい……乗ってもいいかな……?」
「うん」
伏せてもらったから乗ることは簡単だ。ゆっくり乗ると、そのまま寝転がるようにフォルテの背中に顔をうずめた。
「ふわあ……お布団だあ……」
「クルル♪」
フェリオ様がなんとも言えない顔でまったりし始めた。フォルテの毛は本当に柔らかくてふかふかなのだ。
「という感じで大人しいです!」
「さすがはヴァンパイアロードの子だけあるな。魔物を使役しているとは」
「ありがとうございます! それで、まずはお土産をと思いまして」
「ほ、ほう、土産……ふふ、気を使わせてしまったかな」
とか言いつつソワソワしているキールソン様。
僕の持って来た馬車が気に入ってくれるといいけど。そう思いながらワトスゥンさんの乗っていた馬車のところへ行く。
「これです!」
「これは……よく見ればウチの馬車じゃないな。ワトスゥンが降りて来たが……」
「わたくし達が乗って来たものがキールソン様の馬車ですわ」
「それで、これがおお土産だというのかね? 馬車はたくさんあるが……」
少し残念そうな表情になったけど、僕は小さく頷いてから自信を持って言う。
「確かにそうです。ですがこの馬車、発明を駆使してとにかく乗りやすくしました!」
「なに!? これがか!?」
すぐにワトスゥンさんの方に顔を向けると、彼は微笑みながら頷き、サムズアップをしていた。
「夫にウルカさんの能力は聞いておりますの。乗り心地がどれほど変わるのか興味ありますわね!」
「ああ! さ、早速いいかね!」
「はい!」
「フェリオ、乗りますよ?」
「ぼ、僕はこっちでいいよー……」
リオーネ様がフェリオ様を呼ぶも、フォルテの背中から離れようとしなかった。
子供なら生き物が好きだもんね。
「なら、少し町を回ってくる。ついてきてくれ」
「自分でいうのもなんですが、町に魔物を連れていいですか?」
「ここに来るまで連れて来たのだろう? 構わないよ。それにフェリオがこんなに楽しそうなのも久しぶりなのだ」
「わかりました!」
「なら一緒に行こう」
「わーい! フォルテ、よろしくお願いします」
「クルル♪」
ということで町を散歩することになった。
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