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第二章:異世界人は流される編
第二十三話 初見殺し
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早く食べなければこの美味しそうなフォレストボアの卵とじが冷めてしまう……そう思いながら俺は気絶した冒険者へと近づいていく。目の前で死なれでもしたら最悪だ、日本人は迷信に弱いんだぞ?
「な、何だ? 飯ならあっちで食えよ、こいつらを運ばないと行けないんだ、それとも手伝ってくれるのか?」
と、女性冒険者を介抱しようとした下心があるであろうおっさんが俺に声をかけてくる。さて、どうするか……ハイヒールはちょっと規格外なのは自分でも分かっている。怪しまれないように使うには……俺はステータスをポチポチと変更する。
「おい、黙ってないで何とか言ったらどうだ! あーもういい、誰か手伝ってくれ!」
おっさんが俺を無視して他の人に頼もうとしたところで俺は叫んだ!
「あ! 外に裸の姉ちゃんがいるぞ!」
「何だと!?」
俺の叫びで一斉に目が外へと向かう! 今だ……!
「(ハイヒール×3)!」
即座にしゃがんで小声でハイヒールを連続で使う。俺の名がカケルだから『×』を使った訳ではないとだけ言っておきたい。
そしてステータスを『速』にかなり振り分けていたので、そのまましゃがみ歩きで人と人の間をすり抜け離脱する。見る者がいたならきっと気持ち悪がったに違いない……まるでGのようだったからだ。
「これで落ち着いて飯が食えるな……」
一番奥の席まで逃げ、フォレストボア丼(仮名)を食し始める。
「全裸の姉ちゃんなんていねぇじゃ……治ってるー!? ど、どうしたことだこれは……傷どころか服まで……あ、病院へ運ぶぞ!?」
「お、おう! こいつら本当にケガしてたのか?」
すると、ユニオンに新たな人影が入ってきた。
「おお、ここに居たか!? 病院に行ったら居ないと言うから探したぞ」
げ!? 門番Aじゃないか!? もう少し遅かったら鉢合わせだったな……危ねぇ……。
それはそれとして俺は気にせず食べる事にする。あの時のやりとりは一瞬だったし、さっきのやり取りで俺を覚えている者はいまい、フフフ……。
「さっきの黒髪の兄ちゃんがやったんじゃないか?」
「そういえば居ないな、探せ探せ!」
ブフオ!?
「げほ……馬鹿な、完璧な作戦だったハズだ……!?」
俺みたいな普通の男の事など覚えているはずが……そこでキョロキョロしていた若い男と目が合う。
「あ、いたぞ!」
「くそ! まだ食べている途中だってのに!?」
俺はどんぶりと槍を両手に持ち、席を立つ。
「お、おい、あんた回復魔法を使わなかったか……!」
「ちょっと使ってみてくれよ!」
どんどん増えてくる!? ゾンビの群れのようだ! 一番奥に逃げたのは間違いだったか、逃げ場がない。だが、今の俺は速さに自信があるので隙間をぬって逃げ切れるだろう。
しかし食器を持って逃げる訳には……そう思っていた所で、俺に向かって手招きしながら声をかけてくる人物がいた。
「おい、兄ちゃんこっちだ!」
さっきフォレストボア丼(仮名)を提供してくれた料理人だ! そこってことは厨房に逃げ込めってか!
「助かる!」
シュッと文字通り目にもとまらぬ速さで俺は厨房へと入る。
「あ、あれ? 今そこに居たのに……」
「窓から逃げたか!? 外かもしれん探せ!」
……ドタドタ……
「行ったぞ」
「助ふかっふぁ」
「この状況で食ってるのかよ!?」
「んぐ……ふう、美味かった。食器を返すよ」
「そりゃよかったが……お前さん何者だ? ハイヒールなんて滅多に使えるヤツはいないんだが……」
「え、そうなの!? アンリエッタはそんな事言ってなかったぞ!? ……まあ事情は省くがそういうことだ」
「全部省いたら何も分からんだろ!?」
「とりあえず助かった、だけどこのフォレストボア丼(仮名)はまだ美味しくなる……次を期待している……!」
すちゃっと手をあげて厨房から出ようとすると、襟首を捕まえられて俺はガクンと体が揺れる。
「ぐえ!? 何するんだ、首が折れたらどうする!?」
「回復魔法を使えばいいだろうが? それより、お前面白いな。どうもこのフォレストボアの卵とじに似た料理を食った事がある口ぶり。美味しくなるとはどういうことだ? ちょっと俺に付き合え、悪い様にはしない」
くいくいっと指を二階に差してニカッと笑う。むう、こっちのルートは外れだったか……。
「分かったよ、あまり色々話せないけどそれでいいなら」
「お! 話が分かるな、早速行こうぜ! みんな、すまん俺はこいつと一杯やってくるわ!」
すると近くに居た三角巾をつけたおばさんが呆れ笑いの顔をしてシッシと手を振る動作をしながら言う。
「マスターの悪い癖が出たねぇ。ああ、いいよ、別にマスターが居なくても……むしろ居ない方がいいわ」
「酷くね!? まあいい、行くぞ……ええっと?」
「カケルだ」
「サンキュー、じゃ行くかカケル」
厨房の裏を通って俺はマスターと呼ばれた男について行くことになった。
少しだけ薄暗い廊下を歩きながら俺は前を歩く男に尋ねてみる。
「あんた、厨房の料理長だったんだな」
「え? 何で?」
「いや、だってマスターって……」
「ああ、確かにあの格好じゃそうなるか。料理長ね、はっはっは!」
こりゃおかしいとばかりに笑いながらエプロンを外し、扉の前に立つ。どうやら到着したようだ。
「そういや名乗っていなかったな、俺はトーベン……このウェハーの町のユニオンマスターだ」
「は?」
バン、と扉を開けた部屋は、カルモの町のユニオンマスター、ドライゼンさんの部屋とよく似ていた……。
「なにぃぃぃぃ!?」
俺は思わず叫んでしまっていたのだった。
粛々と魔法の勉強や依頼を受けつもりだったのに……もう町から追い出される可能性がある人物とエンカウントしてしまった。これは迂闊な事は言えない……!
◆ ◇ ◆
「ま、座ってくれ」
「……はい」
「めちゃくちゃ暗いな!? さっきまでの威勢はどうした!?」
「ああ、ちょっと人生について考えてました」
「重いよ!? ほら、グラス。飲めるだろ?」
「……いただきます」
とくとくとグラスに注がれる赤い液体は……。
「ワインだ」
「ああ、そこそこの値段だが悪くないぞ?」
コクコクと喉を鳴らしながら飲むのを見て、俺もくいっとワインを煽る。ぶどうの酸っぱい感じがツンと鼻に来る。
「ふう、酒はビールが多いけど、ワインも美味いな」
「おお、いける口だな。で、さっきの話に戻るがお前は何者なんだ? あのフォレストボアの卵とじをどこで食べた?」
「……ちょっと遠くの国で似たような料理を食べたことがあるんだ」
「……なるほど。で、もっと美味しくなるってのは? 前に食べたのと違うのか?」
「そうだな、まずボアだけど、小麦粉じゃなくてパン粉で揚げるんだ、そしてダシももう少し甘辛くして、タマネギも気持ち多めだ。醤油の代わりに何かを使っているみたいだけど、もう少し濃い調味料が欲しいな。酒はありそうだけど、みりんはあるのか?」
「お、おお、ずいぶん饒舌になったな。ふむ、お前は材料があれば作れるのか?」
「そうだな、一人暮らしが長かったしって今もそうだけど、一通り料理は作れるかな」
すると、トーベンさんが少し考える仕草をしながら俺の目をじっと見る。しまった、少し喋りすぎたか?
「なら、明日作ってみてくれないか? 材料は用意する。……実は俺のオリジナルだと思っていたフォレストボアの卵とじがすでに存在して、レベルが低いと言われれば気になるだろ?」
「というか何でまたユニオンマスターが料理を作ってるんだ? そっちの方が驚きなんだけど……」
「まあ、趣味みたいなもんだ! 俺は新しいものが好きでな、ライスもワインも試しに仕入れてみたんだよ! まあライスはあまりなじみが無いから減らないんだけどなあ」
「へえ、俺はライスの方が好きなんだけど。あ、ライスももうちょっと水を減らした方が……」
「……お前、本当に何者なんだ? ライスの水加減なんて知ってる奴の方が少ないぞ? それこそ仕入れ先以外は」
「は!? あ、えーっとあれだ、前食べた時よりべちゃっとしてたからそう思ったんだよ!」
「まあ、いいか……とりあえず明日は頼むぞ?」
「あ、はい……」
ほろ酔い加減になった所でお開きとなり、俺は宿へと戻る。チーズと干し肉のつまみで結構飲めた。チーズはあるんだなあ。
そして俺、迂闊。
ついフォレストボア丼(仮名)とご飯について喋ってしまったけどかなり危ない橋だった。
ユニオンマスターとか絶対関わりたくないと思っていたんだが……仕方ない、ゲームと違って正解のルートを選ぶことは難しいのだ。
そういやユニオンマスターに養成所の事を聞けばよかった……まあカツ丼を作る時にでも聞いてみるか……久しぶりにベッドで俺は眠りについた。
「な、何だ? 飯ならあっちで食えよ、こいつらを運ばないと行けないんだ、それとも手伝ってくれるのか?」
と、女性冒険者を介抱しようとした下心があるであろうおっさんが俺に声をかけてくる。さて、どうするか……ハイヒールはちょっと規格外なのは自分でも分かっている。怪しまれないように使うには……俺はステータスをポチポチと変更する。
「おい、黙ってないで何とか言ったらどうだ! あーもういい、誰か手伝ってくれ!」
おっさんが俺を無視して他の人に頼もうとしたところで俺は叫んだ!
「あ! 外に裸の姉ちゃんがいるぞ!」
「何だと!?」
俺の叫びで一斉に目が外へと向かう! 今だ……!
「(ハイヒール×3)!」
即座にしゃがんで小声でハイヒールを連続で使う。俺の名がカケルだから『×』を使った訳ではないとだけ言っておきたい。
そしてステータスを『速』にかなり振り分けていたので、そのまましゃがみ歩きで人と人の間をすり抜け離脱する。見る者がいたならきっと気持ち悪がったに違いない……まるでGのようだったからだ。
「これで落ち着いて飯が食えるな……」
一番奥の席まで逃げ、フォレストボア丼(仮名)を食し始める。
「全裸の姉ちゃんなんていねぇじゃ……治ってるー!? ど、どうしたことだこれは……傷どころか服まで……あ、病院へ運ぶぞ!?」
「お、おう! こいつら本当にケガしてたのか?」
すると、ユニオンに新たな人影が入ってきた。
「おお、ここに居たか!? 病院に行ったら居ないと言うから探したぞ」
げ!? 門番Aじゃないか!? もう少し遅かったら鉢合わせだったな……危ねぇ……。
それはそれとして俺は気にせず食べる事にする。あの時のやりとりは一瞬だったし、さっきのやり取りで俺を覚えている者はいまい、フフフ……。
「さっきの黒髪の兄ちゃんがやったんじゃないか?」
「そういえば居ないな、探せ探せ!」
ブフオ!?
「げほ……馬鹿な、完璧な作戦だったハズだ……!?」
俺みたいな普通の男の事など覚えているはずが……そこでキョロキョロしていた若い男と目が合う。
「あ、いたぞ!」
「くそ! まだ食べている途中だってのに!?」
俺はどんぶりと槍を両手に持ち、席を立つ。
「お、おい、あんた回復魔法を使わなかったか……!」
「ちょっと使ってみてくれよ!」
どんどん増えてくる!? ゾンビの群れのようだ! 一番奥に逃げたのは間違いだったか、逃げ場がない。だが、今の俺は速さに自信があるので隙間をぬって逃げ切れるだろう。
しかし食器を持って逃げる訳には……そう思っていた所で、俺に向かって手招きしながら声をかけてくる人物がいた。
「おい、兄ちゃんこっちだ!」
さっきフォレストボア丼(仮名)を提供してくれた料理人だ! そこってことは厨房に逃げ込めってか!
「助かる!」
シュッと文字通り目にもとまらぬ速さで俺は厨房へと入る。
「あ、あれ? 今そこに居たのに……」
「窓から逃げたか!? 外かもしれん探せ!」
……ドタドタ……
「行ったぞ」
「助ふかっふぁ」
「この状況で食ってるのかよ!?」
「んぐ……ふう、美味かった。食器を返すよ」
「そりゃよかったが……お前さん何者だ? ハイヒールなんて滅多に使えるヤツはいないんだが……」
「え、そうなの!? アンリエッタはそんな事言ってなかったぞ!? ……まあ事情は省くがそういうことだ」
「全部省いたら何も分からんだろ!?」
「とりあえず助かった、だけどこのフォレストボア丼(仮名)はまだ美味しくなる……次を期待している……!」
すちゃっと手をあげて厨房から出ようとすると、襟首を捕まえられて俺はガクンと体が揺れる。
「ぐえ!? 何するんだ、首が折れたらどうする!?」
「回復魔法を使えばいいだろうが? それより、お前面白いな。どうもこのフォレストボアの卵とじに似た料理を食った事がある口ぶり。美味しくなるとはどういうことだ? ちょっと俺に付き合え、悪い様にはしない」
くいくいっと指を二階に差してニカッと笑う。むう、こっちのルートは外れだったか……。
「分かったよ、あまり色々話せないけどそれでいいなら」
「お! 話が分かるな、早速行こうぜ! みんな、すまん俺はこいつと一杯やってくるわ!」
すると近くに居た三角巾をつけたおばさんが呆れ笑いの顔をしてシッシと手を振る動作をしながら言う。
「マスターの悪い癖が出たねぇ。ああ、いいよ、別にマスターが居なくても……むしろ居ない方がいいわ」
「酷くね!? まあいい、行くぞ……ええっと?」
「カケルだ」
「サンキュー、じゃ行くかカケル」
厨房の裏を通って俺はマスターと呼ばれた男について行くことになった。
少しだけ薄暗い廊下を歩きながら俺は前を歩く男に尋ねてみる。
「あんた、厨房の料理長だったんだな」
「え? 何で?」
「いや、だってマスターって……」
「ああ、確かにあの格好じゃそうなるか。料理長ね、はっはっは!」
こりゃおかしいとばかりに笑いながらエプロンを外し、扉の前に立つ。どうやら到着したようだ。
「そういや名乗っていなかったな、俺はトーベン……このウェハーの町のユニオンマスターだ」
「は?」
バン、と扉を開けた部屋は、カルモの町のユニオンマスター、ドライゼンさんの部屋とよく似ていた……。
「なにぃぃぃぃ!?」
俺は思わず叫んでしまっていたのだった。
粛々と魔法の勉強や依頼を受けつもりだったのに……もう町から追い出される可能性がある人物とエンカウントしてしまった。これは迂闊な事は言えない……!
◆ ◇ ◆
「ま、座ってくれ」
「……はい」
「めちゃくちゃ暗いな!? さっきまでの威勢はどうした!?」
「ああ、ちょっと人生について考えてました」
「重いよ!? ほら、グラス。飲めるだろ?」
「……いただきます」
とくとくとグラスに注がれる赤い液体は……。
「ワインだ」
「ああ、そこそこの値段だが悪くないぞ?」
コクコクと喉を鳴らしながら飲むのを見て、俺もくいっとワインを煽る。ぶどうの酸っぱい感じがツンと鼻に来る。
「ふう、酒はビールが多いけど、ワインも美味いな」
「おお、いける口だな。で、さっきの話に戻るがお前は何者なんだ? あのフォレストボアの卵とじをどこで食べた?」
「……ちょっと遠くの国で似たような料理を食べたことがあるんだ」
「……なるほど。で、もっと美味しくなるってのは? 前に食べたのと違うのか?」
「そうだな、まずボアだけど、小麦粉じゃなくてパン粉で揚げるんだ、そしてダシももう少し甘辛くして、タマネギも気持ち多めだ。醤油の代わりに何かを使っているみたいだけど、もう少し濃い調味料が欲しいな。酒はありそうだけど、みりんはあるのか?」
「お、おお、ずいぶん饒舌になったな。ふむ、お前は材料があれば作れるのか?」
「そうだな、一人暮らしが長かったしって今もそうだけど、一通り料理は作れるかな」
すると、トーベンさんが少し考える仕草をしながら俺の目をじっと見る。しまった、少し喋りすぎたか?
「なら、明日作ってみてくれないか? 材料は用意する。……実は俺のオリジナルだと思っていたフォレストボアの卵とじがすでに存在して、レベルが低いと言われれば気になるだろ?」
「というか何でまたユニオンマスターが料理を作ってるんだ? そっちの方が驚きなんだけど……」
「まあ、趣味みたいなもんだ! 俺は新しいものが好きでな、ライスもワインも試しに仕入れてみたんだよ! まあライスはあまりなじみが無いから減らないんだけどなあ」
「へえ、俺はライスの方が好きなんだけど。あ、ライスももうちょっと水を減らした方が……」
「……お前、本当に何者なんだ? ライスの水加減なんて知ってる奴の方が少ないぞ? それこそ仕入れ先以外は」
「は!? あ、えーっとあれだ、前食べた時よりべちゃっとしてたからそう思ったんだよ!」
「まあ、いいか……とりあえず明日は頼むぞ?」
「あ、はい……」
ほろ酔い加減になった所でお開きとなり、俺は宿へと戻る。チーズと干し肉のつまみで結構飲めた。チーズはあるんだなあ。
そして俺、迂闊。
ついフォレストボア丼(仮名)とご飯について喋ってしまったけどかなり危ない橋だった。
ユニオンマスターとか絶対関わりたくないと思っていたんだが……仕方ない、ゲームと違って正解のルートを選ぶことは難しいのだ。
そういやユニオンマスターに養成所の事を聞けばよかった……まあカツ丼を作る時にでも聞いてみるか……久しぶりにベッドで俺は眠りについた。
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