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宵闇の捜索者 1
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さてはもう一難ありそうな夜。どうも人の気配もまばらで、酔いどれの足取りではこの空気の中を進むには分が悪い。男はエールをたっぷりと含んだ腹をさすりながら、腫れぼったい眼をきょろりとさせた。ベルトに括り付けた財布を懐に仕舞いなおし、夜風の冷たさに身震いをさせる。急ぎ足で足元を確かめるにはおぼつかないが、今更来た道を戻り寝床に戻るほど気は長くなかった。冷えた風は、男の足元をさらい、今日飲んだ分の酒の還元を大地に求める。ちょっとした寄り道だ、酒場の帰宅時に”催した”となれば、暗がりの小道に誰だって駆け込みたくなる、少なくとも男はそうする。
機嫌よく出たらめな鼻歌が思わず出てしまう、それほど美しい夜の月という事さ。こんな晩に美女の一人でもすれ違おうものなら声を掛けたくなるというのが人情。しかし男が小道に入り込めば間を置いて3人のいかにも粗野で野蛮そうな男達が続く、その手にはこん棒を携え待ち構えたように男を追った、なんせこの先は行き止まりだ、用事のある男の肩を叩くには丁度いい、少なくとも叩くのは肩ではなく頭になりそうだが。
「おい……ッ……。畜生、野郎どこに行った!?」
男達はうろたえる。暗がりとは言え松明の灯りは灯さず眼は闇に慣れさせていた。居るはずの、男の姿はどこにもなかった。息巻いた男達は顔を見合わせ居るはずの者を探せど土っぽい埃と木箱程度しかそこにはない、あまり人目を引くのは男達にとっても都合は悪い。手際よくあたりを捜索する、その手並みは”プロ”の所作だった。
突如、一番しんがりを務めていた男が押しつぶされたようにうめき声をあげる。振り返る間もなく二番目の男が世界をぐるりと回し唸り気を失った。そして最前列の男が振り向きざまに、その首筋に冷たい感触を覚える、間違いなく一歩でも動けばその感触が喉を食い破り温かい飛沫を空気に晒すことになるだろう。
「よォ……。逢いたかったぜ、「アラクネ」の御一行さん」
ナイフを突きつける男が静かに呟く、だがその声はその手の凶器のように鋭く耳に届いた。突き刺すような冷たい声。その手が男のシャツの胸元をめくる。鎖骨に刻まれた蜘蛛の巣のタトゥー、射抜くような視線がそれを確認した。
「俺達の事を知っているようだな、シェイガンの旦那よ。……わざと俺達を釣る為に懐から金貨をくすねたのか、もし人違いだったらどうしていたんだ」
「痛い所をついてくるな、まぁ…でも賭けはおれの勝ちのようだ。掛け金はおたくらの財布を頂いたという事でチャラにしてやるよ」
気丈に振る舞っている男に核心を突かれ、気まずそうにシェイガンは頬を掻いた。まぁ、この男が言わんとしている所は分からなくもない、だがその遺憾の思いが恐怖を塗り替える前に事を済ませる。自分の死が迫りつつあると知りながら、仲間の安否を気にかける度量があるようだ、その視線がシェイガンの背後に伏した二人へと向けられていた。
「心配するな、気を失っているだけだ。だが……あんたがあいつらと一緒に夢見心地になるとは限らねェ」
男は視線をシェイガンに戻す。頬を伝う汗がやけに生ぬるく感じるほど身体が冷えていくのを感じ取る、そのナイフの切っ先に籠った殺気は一歩間違えれば確実に命を奪うものだと悟っているのだ。あくまでも冷静に、息を整える少しでも余地を残す。じりじりと目減りする蝋燭のように男の中の火は揺れ動く、それを吹き消す風は間違いなくこのシェイガンが持ってしまっている。
「……あんたの噂は聞いている。大盗賊ギルドの「ブラックビーク」の中でも、腕利きの盗賊だったと。足を洗ったと耳にしたが技の冴えは健在のようだな」
「褒めんなよ、恥ずかしい。おれの事を知っているなら話は早ェ。酔っ払いのオヤジのように昔語りをするつもりはねェ。情報を貰う」
「……あと数分もすれば、街を巡回する兵士が見回りに来る。それまで俺とにらみ合いをするつもりか?」
「馬鹿言うなよ。美女ならまだしも、おたくの面を鑑賞し続けるほど餓えちゃいねェさ。おたくらのボスが収容されているロアデセン牢についてだ。脱獄の計画が仕上がっているのだろう、それを洗いざらい吐いてもらおうか」
男の蝋燭はまた小さくなる。どこでその情報を仕入れたのか。計画は極秘に進められ、あとは実行するだけの段階だった。目まぐるしく思考が巡るがそう長く考えている余裕は無かった。呼吸の乱れを悟られぬようにするに努め、男は目を細めた。
「吐くと……思うのか?」
「それは……どうかな?」
チリっとした痛みが、喉元に走る。猶予は無かった、ここで男が殺されるとしても。ここまでの情報を手に入れる手腕からして、別の手段を用いてシェイガンが情報を手に入れる可能性は高い。時間は稼げたとしても。目の前に対峙する男は、必ず、情報を手に入れる。伝え聞くシェイガンという男はそういう男だ。
「ギルドを守衛に売るのならば無駄だ、情報通のお前なら知っているだろう。誰も蜘蛛の子を散らした俺達の尻尾は掴めない」
「安心しな。元ギルドに属していた身だ……。よしみでガード達に売るような真似はしねェよ。……あの秘術をも弾く、難航不落とされた牢獄にどうやって入り、そしてどうやって出るつもりなのか。知りたいのはそれだけだ…」
「興味本位で……知りたいというだけではないようだな」
空気が変わった事をシェイガンは悟った。話し合いは上手くいったようだ。僅かでもこちらの手の内を晒す、そういったパフォーマンスに同業者は弱い。大道芸は盗賊の嗜みだ。もっともシェイガンにとっては足を洗った身ではあるが。男は喉元をさすり、傷を確かめる。しかしそこには傷などなかった。シェイガンの手元には枯れた小枝がひとつあるだけだ。種明かしをするようにシェイガンはそれを仰々しく指し示し勝ち誇る。いけ好かない。だが、してやられた事は確かだ。男は納得した、引退したカラスの羽根はまだ濡れ細ってはいない。
松明の灯りが通りから近づいて来る。見回りの兵士は勤勉に仕事をしているようだ。シェイガンと男は視線を交わし、行動に移った。
「おい、おまえ達。灯りも持たずに何をしている!夜の松明の非携帯は罰金だぞ!」
「いやぁ、旦那がたァ。良い月の夜ですねェ、こんな良いお月さんが出ている夜にャ、そりゃあ飲みたくもなるというものですぜ、へへへ……よっこらせっと、おいおい。だからァ、ここで寝るなっって」
シェイガンは、気絶した二人を脇から抱え千鳥足で通りに歩き出ようとした。が二人を支えられずに泥になった地面に倒れこむ始末を演じた。年若い兵士は辟易した様子で息をついた。
「この酔っ払いが……。手助けは必要か?」
「いやァ、旦那がたのお手を煩わす訳にはいきません。お勤めご苦労様ですッ!」
シェイガンと男は、気絶した二人を助け起こしながら眉を顰める兵士を見上げた。シェイガンの息から漏れる酒気に眼前で手を煽ぎながら、後ずさった。こういう事もあるから、酒を飲んでおくに越したことはないんだ、まぁ、少し飲み過ぎたというならそうかもしれない。確かに、ちょっと飲みすぎのきらいがある。兵士は、呆れもう行け、次は無いからなとあしらうようにシェイガン達をその場から追い払う。形式的に酔っ払いを三人引きずるように、蜘蛛ギルドの男は呆れ半分、関心半分でシェイガンを盗み見た。
「今のは演技か、それとも……本当に酔いが回っているのか?」
「まぁ……そいつは神のみぞ知るって所だぜ。うぉッ、催していたのを忘れていた」
シェイガン。この男のつかみどころのなさに、困惑を隠せずにいた。だが知らずのうちに、空気を塗り替える力がある事には間違いない、いろんな意味で侮れない。男はシェイガンへの興味が尽きないでいた。何を目的とし、自分に接触してきたのか。その続きは隠れ家で聞く事にしよう。もっとも彼が酒に飲まれておらず、まともであるならば、だが。
機嫌よく出たらめな鼻歌が思わず出てしまう、それほど美しい夜の月という事さ。こんな晩に美女の一人でもすれ違おうものなら声を掛けたくなるというのが人情。しかし男が小道に入り込めば間を置いて3人のいかにも粗野で野蛮そうな男達が続く、その手にはこん棒を携え待ち構えたように男を追った、なんせこの先は行き止まりだ、用事のある男の肩を叩くには丁度いい、少なくとも叩くのは肩ではなく頭になりそうだが。
「おい……ッ……。畜生、野郎どこに行った!?」
男達はうろたえる。暗がりとは言え松明の灯りは灯さず眼は闇に慣れさせていた。居るはずの、男の姿はどこにもなかった。息巻いた男達は顔を見合わせ居るはずの者を探せど土っぽい埃と木箱程度しかそこにはない、あまり人目を引くのは男達にとっても都合は悪い。手際よくあたりを捜索する、その手並みは”プロ”の所作だった。
突如、一番しんがりを務めていた男が押しつぶされたようにうめき声をあげる。振り返る間もなく二番目の男が世界をぐるりと回し唸り気を失った。そして最前列の男が振り向きざまに、その首筋に冷たい感触を覚える、間違いなく一歩でも動けばその感触が喉を食い破り温かい飛沫を空気に晒すことになるだろう。
「よォ……。逢いたかったぜ、「アラクネ」の御一行さん」
ナイフを突きつける男が静かに呟く、だがその声はその手の凶器のように鋭く耳に届いた。突き刺すような冷たい声。その手が男のシャツの胸元をめくる。鎖骨に刻まれた蜘蛛の巣のタトゥー、射抜くような視線がそれを確認した。
「俺達の事を知っているようだな、シェイガンの旦那よ。……わざと俺達を釣る為に懐から金貨をくすねたのか、もし人違いだったらどうしていたんだ」
「痛い所をついてくるな、まぁ…でも賭けはおれの勝ちのようだ。掛け金はおたくらの財布を頂いたという事でチャラにしてやるよ」
気丈に振る舞っている男に核心を突かれ、気まずそうにシェイガンは頬を掻いた。まぁ、この男が言わんとしている所は分からなくもない、だがその遺憾の思いが恐怖を塗り替える前に事を済ませる。自分の死が迫りつつあると知りながら、仲間の安否を気にかける度量があるようだ、その視線がシェイガンの背後に伏した二人へと向けられていた。
「心配するな、気を失っているだけだ。だが……あんたがあいつらと一緒に夢見心地になるとは限らねェ」
男は視線をシェイガンに戻す。頬を伝う汗がやけに生ぬるく感じるほど身体が冷えていくのを感じ取る、そのナイフの切っ先に籠った殺気は一歩間違えれば確実に命を奪うものだと悟っているのだ。あくまでも冷静に、息を整える少しでも余地を残す。じりじりと目減りする蝋燭のように男の中の火は揺れ動く、それを吹き消す風は間違いなくこのシェイガンが持ってしまっている。
「……あんたの噂は聞いている。大盗賊ギルドの「ブラックビーク」の中でも、腕利きの盗賊だったと。足を洗ったと耳にしたが技の冴えは健在のようだな」
「褒めんなよ、恥ずかしい。おれの事を知っているなら話は早ェ。酔っ払いのオヤジのように昔語りをするつもりはねェ。情報を貰う」
「……あと数分もすれば、街を巡回する兵士が見回りに来る。それまで俺とにらみ合いをするつもりか?」
「馬鹿言うなよ。美女ならまだしも、おたくの面を鑑賞し続けるほど餓えちゃいねェさ。おたくらのボスが収容されているロアデセン牢についてだ。脱獄の計画が仕上がっているのだろう、それを洗いざらい吐いてもらおうか」
男の蝋燭はまた小さくなる。どこでその情報を仕入れたのか。計画は極秘に進められ、あとは実行するだけの段階だった。目まぐるしく思考が巡るがそう長く考えている余裕は無かった。呼吸の乱れを悟られぬようにするに努め、男は目を細めた。
「吐くと……思うのか?」
「それは……どうかな?」
チリっとした痛みが、喉元に走る。猶予は無かった、ここで男が殺されるとしても。ここまでの情報を手に入れる手腕からして、別の手段を用いてシェイガンが情報を手に入れる可能性は高い。時間は稼げたとしても。目の前に対峙する男は、必ず、情報を手に入れる。伝え聞くシェイガンという男はそういう男だ。
「ギルドを守衛に売るのならば無駄だ、情報通のお前なら知っているだろう。誰も蜘蛛の子を散らした俺達の尻尾は掴めない」
「安心しな。元ギルドに属していた身だ……。よしみでガード達に売るような真似はしねェよ。……あの秘術をも弾く、難航不落とされた牢獄にどうやって入り、そしてどうやって出るつもりなのか。知りたいのはそれだけだ…」
「興味本位で……知りたいというだけではないようだな」
空気が変わった事をシェイガンは悟った。話し合いは上手くいったようだ。僅かでもこちらの手の内を晒す、そういったパフォーマンスに同業者は弱い。大道芸は盗賊の嗜みだ。もっともシェイガンにとっては足を洗った身ではあるが。男は喉元をさすり、傷を確かめる。しかしそこには傷などなかった。シェイガンの手元には枯れた小枝がひとつあるだけだ。種明かしをするようにシェイガンはそれを仰々しく指し示し勝ち誇る。いけ好かない。だが、してやられた事は確かだ。男は納得した、引退したカラスの羽根はまだ濡れ細ってはいない。
松明の灯りが通りから近づいて来る。見回りの兵士は勤勉に仕事をしているようだ。シェイガンと男は視線を交わし、行動に移った。
「おい、おまえ達。灯りも持たずに何をしている!夜の松明の非携帯は罰金だぞ!」
「いやぁ、旦那がたァ。良い月の夜ですねェ、こんな良いお月さんが出ている夜にャ、そりゃあ飲みたくもなるというものですぜ、へへへ……よっこらせっと、おいおい。だからァ、ここで寝るなっって」
シェイガンは、気絶した二人を脇から抱え千鳥足で通りに歩き出ようとした。が二人を支えられずに泥になった地面に倒れこむ始末を演じた。年若い兵士は辟易した様子で息をついた。
「この酔っ払いが……。手助けは必要か?」
「いやァ、旦那がたのお手を煩わす訳にはいきません。お勤めご苦労様ですッ!」
シェイガンと男は、気絶した二人を助け起こしながら眉を顰める兵士を見上げた。シェイガンの息から漏れる酒気に眼前で手を煽ぎながら、後ずさった。こういう事もあるから、酒を飲んでおくに越したことはないんだ、まぁ、少し飲み過ぎたというならそうかもしれない。確かに、ちょっと飲みすぎのきらいがある。兵士は、呆れもう行け、次は無いからなとあしらうようにシェイガン達をその場から追い払う。形式的に酔っ払いを三人引きずるように、蜘蛛ギルドの男は呆れ半分、関心半分でシェイガンを盗み見た。
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「まぁ……そいつは神のみぞ知るって所だぜ。うぉッ、催していたのを忘れていた」
シェイガン。この男のつかみどころのなさに、困惑を隠せずにいた。だが知らずのうちに、空気を塗り替える力がある事には間違いない、いろんな意味で侮れない。男はシェイガンへの興味が尽きないでいた。何を目的とし、自分に接触してきたのか。その続きは隠れ家で聞く事にしよう。もっとも彼が酒に飲まれておらず、まともであるならば、だが。
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