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2巻 1章~旅立ちと騎士団長と王都到着と
エリュハルトの貨幣事情
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街道沿いにゆっくりと山羊蹄車で進んでいる。
俺はこれから王都で起こる様々な事を想像しながら、ゆっくりとナドゥ川の流れを眺める。聖なる山から流れ出る川はどんどん川幅が広がっていて、川を渡る小船や、大きな魚が飛び跳ねる様子、周囲に点在する大小の森や丘、小さな橋や村などヒトたちの流れや生きている様子が垣間見えて面白い。王都が川の中州を利用した城とフィオナから聞いているので、見るのがすごく楽しみだ。
「街道を北にラベルク山脈方面に進むと国境の大きな関所が設けられていて、その先は六花連合共和国の領土になります。今回わたし達は街道を南に向かいます。街道を南下していくといくつかの大きな橋を通ることになります。そこにも橋ごとに関所が設けられているので、簡単な旅の理由を聞かれたりします」
フィオナがしっかりと説明してくれるのでありがたい。隣にはエレノールが山羊に跨り、手を離した状態でナドゥ川の流れを見やっている。それ大丈夫なのか。
「魔角山羊は乗り手の魔力を使っていますから、山羊を手綱で操る事は殆どしなくても良いんです。でもその分維持する魔力が大きいですし、何より山羊自体の値段が、驚くほど高いんです」
すごいな。自動運転の車みたいなもんか。エレノールが驚いた表情をしている俺の顔を見て鼻高々になっているのがちょっと癪に障るぞ。
手綱を操っているガルムが前を向いたまま俺に話しかけてきた。
「レンジ。王都に行って寿司とやらの食材を探すのはいいんだが……まずは冒険者ギルドに登録をしたらどうだ? ワシやフィオナ、エレノールがお前の身元を証明してやれるとはいえ、やはり自分自身の身の置き所というはあった方が安心だろう」
「そうですね、ギルド登録は必要ですね。王都に入ったら冒険者ギルドに一緒に行きましょう。レンジさん! 」
フィオナがぐいっと顔を近づけてきて、真剣な眼差しでそう進言する。もうその距離感の近さは慣れたけどさ、一瞬びっくりするからホントやめようぜ。
「ギルド登録か……なんだか面倒そうだな! 」
村から離れてから、ようやく姿を現したグリューンと目を合わせる。面倒くさがりの性格ここに極めりだな。
「まーったく相棒は面倒くさがりでいけねぇなぁ。本気の場面と砕けた場面がミックスダブラスでよ。情けない限りだぜ! 」
グリューンはニヒヒと笑いながらナドゥ川の流れをサングラス越しに見ていた。
「そういえばエレノールはどうするんだ。元々魔導協会だっけか? その協会で受けたクエストの為に聖なる山まで来たんだろ」
よく覚えていたわね! という顔を俺に向けるエレノール。手綱から手を離したまま前も見ずに鞍の上で揺れている彼女を見ているとどうしても不安になる。俺が慣れていないだけなんだけどな。
「魔導協会は、『エコール・デオ・ミステール』と呼ばれていてね。ロイヒテン・ピルツェの件の報告をしなくちゃならないのは事実よ。だからレンジ君のギルド登録が終わったら一旦あたしは協会に戻るからよろしくね」
まぁ、ガルムやフィオナがいるからあたしがいなくても問題ないんでしょうけどね……とブツブツと独り言を言っている。
「ガルムのおやっさんは、王都に行ったら直ぐに王国騎士団に行かなきゃならないんだよな。実はちょっと剣の扱い方とか教えて欲しくてよ」
ガルムが目を見開いて、心底びっくりしたような表情。流石にそのまま視線は前方から外さないが、一瞬手綱の動きが止まったようになった。あれ? そんなに驚くようなことを言ったか?
「びっくりしたぞ。まさかレンジの方から剣術の指南を申し出てくれるとはな。王都に行ったら頃合いを見計らってワシの方から鍛えてやろうと思っていたくらいだから、渡りに船と言ったところだ! さすがに騎士団本部には行かねばなるまいが、その後ならばいつでも鍛えてやるぞ! 」
ぐっふっふ……と含みのある笑いをしながら、チラッと見たガルムの視線は本気だった。いや。そんなに本格的なやつではなくてさ。もっとこうゆる~い、剣術初心者に対するみたいなノリがいいなぁ……その顔は無理だよな。
✛ ✛ ✛ ✛ ✛ ✛
「そういえば村長さんから貰った報酬……あれってどうしようか」
思い出したように俺がフィオナに確認する。フィオナが荷台に積まれている木箱を取り出し、抱えるようにして座り直した。
「思った以上に入っていたんですよね。村の方たちが少し無理をされたのではないかと思ってしまって。今更ですが少しお返ししても良かったかもしれませんね」
そうだったのか! ここまで来てしまったからどうにもならないが、ラベルク村には絶対にいつか恩を返さないとな……
「それでフィオナ! 結局どのくらい入っていたのよ! 」
興味津々とばかりに、乗り出すようにこちらの木箱に視線を投げかけてくるエレノール。
「そうですね……全部で3万ガルはあると思います。1クエストの報酬としてはかなり多いですね! 」
「3万ガル! なかなか入っていたのね! いいじゃない……」
エレノールが嬉しそうに瞳を輝かせているのが分かる。
3万ガルか! 3万……ガル?
「へい相棒……お前、エリュハルトの貨幣価値全然分かってないんだろ? 」
グリューンにすぐさま突っ込まれて、ぐうの音も出ない。そうなんだよ。結局そこら辺全く説明受けてないんだよね。
ガルムがため息をつくような声を出した。
「『流れ人』という存在はある意味大変だな……同情するぞ。フィオナ頼む。うまくレンジに説明してやれ。このまま王都に行ったら大変な事になりかねん」
フィオナは「もう慣れましたから」と、にこやかにガルムに返している。俺はなんとなく複雑な表情になる。その表情の意味を察したのか、小さく笑うフィオナ。
「エリュハルト、特にファルナート王国での貨幣は通常『ガル』という単位が使われます。もちろん他国に行くと独自通貨も存在しますが……」
フィオナは木箱に入っている丸い貨幣を俺に見せながら、ゆっくりと説明を始める。
「基本的にはこの銅貨がわたしたちの日常的に扱う貨幣ですね。この銅貨100枚で銀貨1枚分となります。そしてこっちの金貨は1枚で銀貨100枚分の価値ですね」
つまり銅貨10,000枚分が金貨1枚分って事か。ふむふむ。
「金貨での取引は一般庶民ではあまり見かけないですね。Bランク以上の高額クエストや貴族から特別な仕事を引き受けない限りは報酬として不適当ですしね」
そうなのか! ラベルク村での聖なる山のクエスト報酬ってどんだけ高額だったんだよ! 金貨が2枚入っていたんだぞ!
「そうですね。分かり易い例えを言うと……パン1個が3ガル程度、冒険者ギルドでの麦酒がだいたい10ガル。庶民向けの宿の1泊の値段が100ガルくらいですね」
う~ん。だんだんと分かりづらくなってきたぞ。俺が頭の中でガルを円単位に直そうと考えているからなんだろうなぁ。1ガルが10円くらいの感覚か? それくらいで考えるとなんとなく感覚が合ってくるのか。
「こりゃダメね。レンジ君、頭が既にパンクしそうになってるわね」
エレノールが唇の端を楽しそうに上げながら、俺を少し上から目線で見つめている。仕方ないだろ! いきなり一気に言われてもなかなか覚えられないぞ。
「エレノール。そう言ってやるな。レンジは流れ人……いやいや、王都に来るのは始めてなんだぞ。そのうち慣れるだろうさ! 」
あくまでも楽観的なガルム。いや、なんとかなるだろって軽く考えている感じがする。もっと異世界から来た俺の戸惑いとか精神的な負担とかだな……
「レンジ君は危なっかしいのよ。王都に行ってもあたしやガルム、フィオナとなるべく一緒に行動する事! これは鉄則だからね! 」
エレノールが高らかに宣言する。フィオナが笑いながら頷いている。ガルムが俺の肩に手を置き、ゆっくりと揺すっている。わかったよ! 慣れるしかないんだろ !俺は不貞腐れたように横を向いた。
そんなナドゥ川を眺めながらの、仲間たちとののんびりとした王都までの道のり。これから王都で起こる様々な出来事、新しい出会い、新たな食材、調味料たちが俺たちを待っているという期待。
しかしそれとはまた裏腹な不穏な空気。そして様々な組織が絡み合う陰謀に両足をどっぷり突っ込んでいくなんて……今の俺にはまだ想像すらできていなかった。
俺はこれから王都で起こる様々な事を想像しながら、ゆっくりとナドゥ川の流れを眺める。聖なる山から流れ出る川はどんどん川幅が広がっていて、川を渡る小船や、大きな魚が飛び跳ねる様子、周囲に点在する大小の森や丘、小さな橋や村などヒトたちの流れや生きている様子が垣間見えて面白い。王都が川の中州を利用した城とフィオナから聞いているので、見るのがすごく楽しみだ。
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フィオナがしっかりと説明してくれるのでありがたい。隣にはエレノールが山羊に跨り、手を離した状態でナドゥ川の流れを見やっている。それ大丈夫なのか。
「魔角山羊は乗り手の魔力を使っていますから、山羊を手綱で操る事は殆どしなくても良いんです。でもその分維持する魔力が大きいですし、何より山羊自体の値段が、驚くほど高いんです」
すごいな。自動運転の車みたいなもんか。エレノールが驚いた表情をしている俺の顔を見て鼻高々になっているのがちょっと癪に障るぞ。
手綱を操っているガルムが前を向いたまま俺に話しかけてきた。
「レンジ。王都に行って寿司とやらの食材を探すのはいいんだが……まずは冒険者ギルドに登録をしたらどうだ? ワシやフィオナ、エレノールがお前の身元を証明してやれるとはいえ、やはり自分自身の身の置き所というはあった方が安心だろう」
「そうですね、ギルド登録は必要ですね。王都に入ったら冒険者ギルドに一緒に行きましょう。レンジさん! 」
フィオナがぐいっと顔を近づけてきて、真剣な眼差しでそう進言する。もうその距離感の近さは慣れたけどさ、一瞬びっくりするからホントやめようぜ。
「ギルド登録か……なんだか面倒そうだな! 」
村から離れてから、ようやく姿を現したグリューンと目を合わせる。面倒くさがりの性格ここに極めりだな。
「まーったく相棒は面倒くさがりでいけねぇなぁ。本気の場面と砕けた場面がミックスダブラスでよ。情けない限りだぜ! 」
グリューンはニヒヒと笑いながらナドゥ川の流れをサングラス越しに見ていた。
「そういえばエレノールはどうするんだ。元々魔導協会だっけか? その協会で受けたクエストの為に聖なる山まで来たんだろ」
よく覚えていたわね! という顔を俺に向けるエレノール。手綱から手を離したまま前も見ずに鞍の上で揺れている彼女を見ているとどうしても不安になる。俺が慣れていないだけなんだけどな。
「魔導協会は、『エコール・デオ・ミステール』と呼ばれていてね。ロイヒテン・ピルツェの件の報告をしなくちゃならないのは事実よ。だからレンジ君のギルド登録が終わったら一旦あたしは協会に戻るからよろしくね」
まぁ、ガルムやフィオナがいるからあたしがいなくても問題ないんでしょうけどね……とブツブツと独り言を言っている。
「ガルムのおやっさんは、王都に行ったら直ぐに王国騎士団に行かなきゃならないんだよな。実はちょっと剣の扱い方とか教えて欲しくてよ」
ガルムが目を見開いて、心底びっくりしたような表情。流石にそのまま視線は前方から外さないが、一瞬手綱の動きが止まったようになった。あれ? そんなに驚くようなことを言ったか?
「びっくりしたぞ。まさかレンジの方から剣術の指南を申し出てくれるとはな。王都に行ったら頃合いを見計らってワシの方から鍛えてやろうと思っていたくらいだから、渡りに船と言ったところだ! さすがに騎士団本部には行かねばなるまいが、その後ならばいつでも鍛えてやるぞ! 」
ぐっふっふ……と含みのある笑いをしながら、チラッと見たガルムの視線は本気だった。いや。そんなに本格的なやつではなくてさ。もっとこうゆる~い、剣術初心者に対するみたいなノリがいいなぁ……その顔は無理だよな。
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「そういえば村長さんから貰った報酬……あれってどうしようか」
思い出したように俺がフィオナに確認する。フィオナが荷台に積まれている木箱を取り出し、抱えるようにして座り直した。
「思った以上に入っていたんですよね。村の方たちが少し無理をされたのではないかと思ってしまって。今更ですが少しお返ししても良かったかもしれませんね」
そうだったのか! ここまで来てしまったからどうにもならないが、ラベルク村には絶対にいつか恩を返さないとな……
「それでフィオナ! 結局どのくらい入っていたのよ! 」
興味津々とばかりに、乗り出すようにこちらの木箱に視線を投げかけてくるエレノール。
「そうですね……全部で3万ガルはあると思います。1クエストの報酬としてはかなり多いですね! 」
「3万ガル! なかなか入っていたのね! いいじゃない……」
エレノールが嬉しそうに瞳を輝かせているのが分かる。
3万ガルか! 3万……ガル?
「へい相棒……お前、エリュハルトの貨幣価値全然分かってないんだろ? 」
グリューンにすぐさま突っ込まれて、ぐうの音も出ない。そうなんだよ。結局そこら辺全く説明受けてないんだよね。
ガルムがため息をつくような声を出した。
「『流れ人』という存在はある意味大変だな……同情するぞ。フィオナ頼む。うまくレンジに説明してやれ。このまま王都に行ったら大変な事になりかねん」
フィオナは「もう慣れましたから」と、にこやかにガルムに返している。俺はなんとなく複雑な表情になる。その表情の意味を察したのか、小さく笑うフィオナ。
「エリュハルト、特にファルナート王国での貨幣は通常『ガル』という単位が使われます。もちろん他国に行くと独自通貨も存在しますが……」
フィオナは木箱に入っている丸い貨幣を俺に見せながら、ゆっくりと説明を始める。
「基本的にはこの銅貨がわたしたちの日常的に扱う貨幣ですね。この銅貨100枚で銀貨1枚分となります。そしてこっちの金貨は1枚で銀貨100枚分の価値ですね」
つまり銅貨10,000枚分が金貨1枚分って事か。ふむふむ。
「金貨での取引は一般庶民ではあまり見かけないですね。Bランク以上の高額クエストや貴族から特別な仕事を引き受けない限りは報酬として不適当ですしね」
そうなのか! ラベルク村での聖なる山のクエスト報酬ってどんだけ高額だったんだよ! 金貨が2枚入っていたんだぞ!
「そうですね。分かり易い例えを言うと……パン1個が3ガル程度、冒険者ギルドでの麦酒がだいたい10ガル。庶民向けの宿の1泊の値段が100ガルくらいですね」
う~ん。だんだんと分かりづらくなってきたぞ。俺が頭の中でガルを円単位に直そうと考えているからなんだろうなぁ。1ガルが10円くらいの感覚か? それくらいで考えるとなんとなく感覚が合ってくるのか。
「こりゃダメね。レンジ君、頭が既にパンクしそうになってるわね」
エレノールが唇の端を楽しそうに上げながら、俺を少し上から目線で見つめている。仕方ないだろ! いきなり一気に言われてもなかなか覚えられないぞ。
「エレノール。そう言ってやるな。レンジは流れ人……いやいや、王都に来るのは始めてなんだぞ。そのうち慣れるだろうさ! 」
あくまでも楽観的なガルム。いや、なんとかなるだろって軽く考えている感じがする。もっと異世界から来た俺の戸惑いとか精神的な負担とかだな……
「レンジ君は危なっかしいのよ。王都に行ってもあたしやガルム、フィオナとなるべく一緒に行動する事! これは鉄則だからね! 」
エレノールが高らかに宣言する。フィオナが笑いながら頷いている。ガルムが俺の肩に手を置き、ゆっくりと揺すっている。わかったよ! 慣れるしかないんだろ !俺は不貞腐れたように横を向いた。
そんなナドゥ川を眺めながらの、仲間たちとののんびりとした王都までの道のり。これから王都で起こる様々な出来事、新しい出会い、新たな食材、調味料たちが俺たちを待っているという期待。
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