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2巻 2章~凍りの包丁と冒険者ギルドと天ぷらと
冒険者登録 ② 情報処理と古代魔導語
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俺はそのままガルムをテーブルに残し、エレノールとエグザ族のルーシィさんと一緒に奥の個室に移動した。掛けられている鍵をカチャリと開けるルーシィさん。
中は落ち着きのある机と4つの小奇麗な椅子が並び、まさに密談でもできそうな雰囲気の小さな空間だ。
エレノールから聞いたんだが、さっきの『魔力の色』とは特殊な訓練を受けたものや、入都審査で使った水晶球のような品物を用いて判別できる類のものらしい。
「ルーシィは4級僧侶の資格者よ。聖アルベルト教会所属ではなく、六花連合の土着の宗教だけどね」
そういえばフィオナは3級僧侶だと言っていた気がする。そこら辺の魔法やギルドのランクとかまだ俺にはよく分かっていないんだよ。やっぱり『部分的な記憶喪失』って逃げは必要なのかもな。
すると突然、周囲が白い煙に包まれる。……この白い煙、グリューンだな。あいつめ。詰所で逃げ出したくせに性懲りもなく現れるんだな!
「呼ばれて飛び出てババババーン! いよ、相棒。待たせたな」
俺の頭の上で具現化するサングラスを掛けたトカゲ、グリューン。お前、その神出鬼没な登場の仕方、いい加減止めないか。ほら見ろ、ルーシィさんがびっくりして、くりくりした目が落っこちそうになっているぞ。
「ルー、ごめん。もう一匹いたわ。レンジ君の使い魔よ。騒がしいだけで無害だから基本的に無視していいわ」
「なんだとおおお。エレノール! 無視していいとはいい度胸じゃねぇか」
鼻の穴を大きく広げて、グリューンがエレノールの頭に乗っかる。そういえばミンミはどこに行った?
「ミヤァ……」
そう思った矢先、エレノールのカバンの中から黒猫が眠そうに顔を出す。カバンの口から顔だけ出しているミンミがすごくかわいい。というかそんなところに居るなんて思わなかったぞ。
「ごめんねエレ。アタイも無限に時間があるわけじゃねぇからさ」
「うん。よっくわかってる。ほんと忙しいのにごめんね」
目をくりくりさせてルーシィさんが俺の方に向き直る。彼女は持ってきた書類から1枚を丁寧に抜いて目の前に置いた。俺の目には『冒険者ギルド規約』とその書類のタイトルが読めた。
「ではすんません。レンジさん。改めまして、この冒険者ギルドで受付兼新人の育成を任されているルーシィ・マゼンタと申します。よろしくお願いします」
俺はヘーゼル色の瞳でルーシィさんを真正面から見つめる。ルーシィさんと目が合うと、彼女が一瞬解けるような表情になったのが分かった。
「ふぁぁぁ……すんごく綺麗な髪質をしてますね。サラッサラで羨ますいです。アタイは纏めようとしてもなかなか纏まらないんで」
照れたように笑うルーシィさんがとても可愛い。確かエグザ族って言っていたよな。年はいくつくらいなんだろう。ちょっと独特な訛りが入っているように俺の耳には聞こえているんだが、エレノールもそうだし、六花連合共和国って共通語に訛りが入ったようになるのかな。そんなルーシィさんを面白そうに見つめていたエレノールが声を掛ける。
「ルー、手が止まっているわよ」
ハッとルーシィさんが気づいて目を大きく見開き、両手を顔の横で開くような動作をする。そして慌てたように書類に目を落とした。そんな仕草も可愛いな。
「すんません。自分で時間がないと言っておきながら。本題に入らせて頂きたいと思います。レンジさん、もしも王国共通語が書ければ、こちらの書類に自分で書いてくると助かります」
ルーシィさんが手早く別の書類を俺の目の前に差し出す。『本人確認書類』と書いてある書類だ。自分の名前と出身地、生業……生業か。寿司職人って書くのもまずいか。料理人とかでどうだろう。
主な能力、あれば得意技や異能? 異能ってあれか、包丁の力を書いたらいいのか? いやまずいよな。包丁の力は俺自身の力ってわけじゃないしな。食材の目利きができるとかはどうだろうか。包丁の扱いが少しできますっと。
最後に所属や縁故か。所属と言われてもな。縁故って言うならガルムは騎士団の隊長だし、エレノールだってランクの高い導術士だって言っていたからそれを書けばいいんだろうか。
俺はエレノールに振り向いて、どうすんだよという顔をする。エレノールは面倒くさそうに、早く書きなさいよという表情を浮かべながら俺を促す。
もう適当に書くぞ。書いた後でエレノールやルーシィさんに直してもらえばいいのか。修正液とかそんな便利なもんがあるのかどうかは知らんけど。俺あんまり字が上手くないから、エレノールが書いてくれたら楽だったんだけどな。あいつ字が上手いし。
そんな事をもやもやと考えなら、必要書類にゆっくりと書き込んでいく俺。ふとエレノールの頭の上に乗っていたグリューンの強い視線に気づく。
「相棒、しまった……アハ、ドゥー・シュット! そうだよ。そうなるよな」
今書いてある書類、なんか変なのかグリューン?
あれ? エレノールの顔が驚きに引き歪んでないか……なんでだ。というか、ルーシィさんまで目が落ちそうなぐらいびっくりしているぞ。まさか、また俺やらかしちゃったんか。
書類の書く手を止め、二人に引きつるような笑顔を振りまく。
「こここここ…これは!? 」
震える指で俺の書いてある文字を指さすルーシィさん。
その瞬間、エレノールが立ち上がり、俺の胸ぐらを掴むようにしてものすごい剣幕でまくし立てた。
「あんた、なんで『古代魔導文字』なんて書いとんのよ! そんなん皆に読めるわけないやろ。ふざけんな! 」
え、なんだそれ……俺は普通に書けって言うから日本語を書いただけだ。これってあれだろ『情報処理』の力で俺の書いた文字も王国共通語になっているんだろ?違うのか?
グリューンが絶句する。
「いや相棒……お前の異能『情報処理』は読みと判別の部分だけだ。書く能力には確か反映されねぇはず、だぜぃ」
マジか! グリューン、そういう事は早く言ってくれ。俺は遠くを見つめたまま固まっているルーシィさんと頭を抱えているエレノールを交互に見る。
ようやく遠い世界から帰ってきたのか、ルーシィさんが俺の方にギクシャクした動きで視線を戻す。
「えっとですね。ギルド入会を希望する方は共通語を書けねぇ方も多いんですよ。レンジさんもそうならそうと言ってくれれば。ねぇ、エレ……」
イライラしたように頭に手を置いていたエレノールは、俺の持っていた羽ペンを引っ手繰ると、両方の眉毛をぎゅっと寄せるようにして俺を睨みつける。
「あたしが書くからいいわ! レンジ君はそこに座っていて。あたしの質問にだけ答えてくれればいいから! 」
わかったよ。初めからそうすれば良かったじゃねぇか。俺はちょっと不貞腐れたように口を尖らせながらエレノールに視線を投げかけた。
「にひひ! レンジ。こりゃあエレノールを怒らせちまったなぁ。くわばらくわばらっと」
グリューン。お前が早く言えばそれで済んだ事だろ。後で説教だな。
そんな俺たちの横で「ミャア……」と鳴きながら、ゆっくり伸びをするミンミ。
中は落ち着きのある机と4つの小奇麗な椅子が並び、まさに密談でもできそうな雰囲気の小さな空間だ。
エレノールから聞いたんだが、さっきの『魔力の色』とは特殊な訓練を受けたものや、入都審査で使った水晶球のような品物を用いて判別できる類のものらしい。
「ルーシィは4級僧侶の資格者よ。聖アルベルト教会所属ではなく、六花連合の土着の宗教だけどね」
そういえばフィオナは3級僧侶だと言っていた気がする。そこら辺の魔法やギルドのランクとかまだ俺にはよく分かっていないんだよ。やっぱり『部分的な記憶喪失』って逃げは必要なのかもな。
すると突然、周囲が白い煙に包まれる。……この白い煙、グリューンだな。あいつめ。詰所で逃げ出したくせに性懲りもなく現れるんだな!
「呼ばれて飛び出てババババーン! いよ、相棒。待たせたな」
俺の頭の上で具現化するサングラスを掛けたトカゲ、グリューン。お前、その神出鬼没な登場の仕方、いい加減止めないか。ほら見ろ、ルーシィさんがびっくりして、くりくりした目が落っこちそうになっているぞ。
「ルー、ごめん。もう一匹いたわ。レンジ君の使い魔よ。騒がしいだけで無害だから基本的に無視していいわ」
「なんだとおおお。エレノール! 無視していいとはいい度胸じゃねぇか」
鼻の穴を大きく広げて、グリューンがエレノールの頭に乗っかる。そういえばミンミはどこに行った?
「ミヤァ……」
そう思った矢先、エレノールのカバンの中から黒猫が眠そうに顔を出す。カバンの口から顔だけ出しているミンミがすごくかわいい。というかそんなところに居るなんて思わなかったぞ。
「ごめんねエレ。アタイも無限に時間があるわけじゃねぇからさ」
「うん。よっくわかってる。ほんと忙しいのにごめんね」
目をくりくりさせてルーシィさんが俺の方に向き直る。彼女は持ってきた書類から1枚を丁寧に抜いて目の前に置いた。俺の目には『冒険者ギルド規約』とその書類のタイトルが読めた。
「ではすんません。レンジさん。改めまして、この冒険者ギルドで受付兼新人の育成を任されているルーシィ・マゼンタと申します。よろしくお願いします」
俺はヘーゼル色の瞳でルーシィさんを真正面から見つめる。ルーシィさんと目が合うと、彼女が一瞬解けるような表情になったのが分かった。
「ふぁぁぁ……すんごく綺麗な髪質をしてますね。サラッサラで羨ますいです。アタイは纏めようとしてもなかなか纏まらないんで」
照れたように笑うルーシィさんがとても可愛い。確かエグザ族って言っていたよな。年はいくつくらいなんだろう。ちょっと独特な訛りが入っているように俺の耳には聞こえているんだが、エレノールもそうだし、六花連合共和国って共通語に訛りが入ったようになるのかな。そんなルーシィさんを面白そうに見つめていたエレノールが声を掛ける。
「ルー、手が止まっているわよ」
ハッとルーシィさんが気づいて目を大きく見開き、両手を顔の横で開くような動作をする。そして慌てたように書類に目を落とした。そんな仕草も可愛いな。
「すんません。自分で時間がないと言っておきながら。本題に入らせて頂きたいと思います。レンジさん、もしも王国共通語が書ければ、こちらの書類に自分で書いてくると助かります」
ルーシィさんが手早く別の書類を俺の目の前に差し出す。『本人確認書類』と書いてある書類だ。自分の名前と出身地、生業……生業か。寿司職人って書くのもまずいか。料理人とかでどうだろう。
主な能力、あれば得意技や異能? 異能ってあれか、包丁の力を書いたらいいのか? いやまずいよな。包丁の力は俺自身の力ってわけじゃないしな。食材の目利きができるとかはどうだろうか。包丁の扱いが少しできますっと。
最後に所属や縁故か。所属と言われてもな。縁故って言うならガルムは騎士団の隊長だし、エレノールだってランクの高い導術士だって言っていたからそれを書けばいいんだろうか。
俺はエレノールに振り向いて、どうすんだよという顔をする。エレノールは面倒くさそうに、早く書きなさいよという表情を浮かべながら俺を促す。
もう適当に書くぞ。書いた後でエレノールやルーシィさんに直してもらえばいいのか。修正液とかそんな便利なもんがあるのかどうかは知らんけど。俺あんまり字が上手くないから、エレノールが書いてくれたら楽だったんだけどな。あいつ字が上手いし。
そんな事をもやもやと考えなら、必要書類にゆっくりと書き込んでいく俺。ふとエレノールの頭の上に乗っていたグリューンの強い視線に気づく。
「相棒、しまった……アハ、ドゥー・シュット! そうだよ。そうなるよな」
今書いてある書類、なんか変なのかグリューン?
あれ? エレノールの顔が驚きに引き歪んでないか……なんでだ。というか、ルーシィさんまで目が落ちそうなぐらいびっくりしているぞ。まさか、また俺やらかしちゃったんか。
書類の書く手を止め、二人に引きつるような笑顔を振りまく。
「こここここ…これは!? 」
震える指で俺の書いてある文字を指さすルーシィさん。
その瞬間、エレノールが立ち上がり、俺の胸ぐらを掴むようにしてものすごい剣幕でまくし立てた。
「あんた、なんで『古代魔導文字』なんて書いとんのよ! そんなん皆に読めるわけないやろ。ふざけんな! 」
え、なんだそれ……俺は普通に書けって言うから日本語を書いただけだ。これってあれだろ『情報処理』の力で俺の書いた文字も王国共通語になっているんだろ?違うのか?
グリューンが絶句する。
「いや相棒……お前の異能『情報処理』は読みと判別の部分だけだ。書く能力には確か反映されねぇはず、だぜぃ」
マジか! グリューン、そういう事は早く言ってくれ。俺は遠くを見つめたまま固まっているルーシィさんと頭を抱えているエレノールを交互に見る。
ようやく遠い世界から帰ってきたのか、ルーシィさんが俺の方にギクシャクした動きで視線を戻す。
「えっとですね。ギルド入会を希望する方は共通語を書けねぇ方も多いんですよ。レンジさんもそうならそうと言ってくれれば。ねぇ、エレ……」
イライラしたように頭に手を置いていたエレノールは、俺の持っていた羽ペンを引っ手繰ると、両方の眉毛をぎゅっと寄せるようにして俺を睨みつける。
「あたしが書くからいいわ! レンジ君はそこに座っていて。あたしの質問にだけ答えてくれればいいから! 」
わかったよ。初めからそうすれば良かったじゃねぇか。俺はちょっと不貞腐れたように口を尖らせながらエレノールに視線を投げかけた。
「にひひ! レンジ。こりゃあエレノールを怒らせちまったなぁ。くわばらくわばらっと」
グリューン。お前が早く言えばそれで済んだ事だろ。後で説教だな。
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