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=== 002 目指せ、戦隊の基地と支える博士 ===
第22話 ヒーロー、幻の野菜を求める
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祝勝会の翌日。俺たちは、早速、次なる目標のための情報収集を開始していた。
ギルドの依頼ボードを前に、俺とアオイは、その渋い顔つきで腕を組む。
「“パトロン”に繋がるような、怪しい実験や、謎の組織に関する依頼は、まるでないな……」
「当たり前でしょ。そんな重要な情報が、誰でも見られるCランクやDランク向けのボードに、貼ってあるわけないじゃない。地道に聞き込みをするしかないわね」
「“基地”にできそうな、都合のいい物件の情報もなしか……」
俺たちの計画は、初日から暗礁に乗り上げていた。
そんな俺たちの横で、タンポポが、ある一枚の古びた依頼書に、その瞳をキラキラさせて釘付けになっていた。彼女は、俺の服の袖を、両手でぎゅっと掴むと、生涯見たことのないほど真剣な眼差しで訴えかけてきた。
「ジンさん……! 『幻の食材【虹色カボチャ】の採取依頼』……です!」
「虹色カボチャ?」
依頼書を覗き込むと、街の美食家である大商人からの依頼らしい。街の東にある「霧の森」の奥地で、七色に輝くと言われる伝説のカボチャを採ってきてほしい、という内容だった。ランクはD。
「にじいろの、かぼちゃ……! きっと、とっても、美味しいです……!」
「却下よ」
タンポポの、魂からの叫びを、アオイは一言のもとに斬り捨てた。
「ただの野菜採りに、貴重な時間を割くなんて、馬鹿げてるわ。私たちの目的を忘れたの?」
「待て、アオイ!」
俺は、その依頼に、ヒーローとしての「大義名分」を見出していた。
「市民の、ささやかな願いを叶えること。それもまた、地域に密着したヒーローの、立派な任務だ! いわば、これは一人の市民の笑顔を取り戻すための、心温まるヒューマンドラマなのだ!」
「……こじつけにも程があるわ」
「作戦名、『オペレーション・レインボーパンプキン』、開始だ!」
俺の、無駄にカッコいい作戦名と、ヒーローとしての謎理論に、アオイは深い深いため息をつくしかなかった。
◆
「霧の森」は、その名の通り、一歩足を踏み入れると、自分の立っている場所さえ分からなくなるほど、濃い魔力の霧に包まれていた。
「ちっ、これじゃ、前に進めないわね……!【風の道《ウィンド・パス》】!」
アオイが風魔法で、俺たちの進む道だけ、一時的に霧を吹き飛ばす。しかし、その顔には疲労の色が見える。この濃霧の中で、広範囲の魔法を使い続けるのは、消耗が激しいのだろう。
モモも、聖なる光で進むべき方向を微かに示す、【導きの光《ガイド・ライト》】の魔法を使ってくれるが、霧の魔力に阻害され、光は頼りなく揺らめくだけだ。
「よし、マッピングは俺に任せろ。スキル【構造解析】!」
俺は、自分のスキルを使い、周囲の木々の配置や、地形の起伏を、驚異的な精度で記憶し、脳内に地図を描き出していく。これで、同じ場所をループする心配はない。
だが、目的地であるカボチャの正確な位置までは、特定できない。万策尽きたかと思われた、その時だった。
「……ん、くんくん……」
タンポポが、犬のように、鼻をひくつかせ始めた。
「……あっちの方から、なんだか、とっても甘くて、いい匂いがします……」
彼女の、食いしん坊ならではの異常に発達した嗅覚が、この濃い霧の向こうにある、カボチャの場所を正確に突き止めていたのだ。彼女は、最高の「食材探知機」でもあった。
タンポポの鼻を頼りに進んだ先、森の中心にある、霧が晴れた開けた場所に、それはあった。
地面から生えた、大きな一つのカボチャが、オーロラのように、淡い七色の光を、明滅させながら放っている。
「おお……! これが、虹色カボチャ……!」
俺たちが、その幻想的な光景に感動していると、タンポポが「美味しそうですー!」と駆け寄ろうとした。その瞬間、彼女の目の前の地面が、大きく盛り上がった。
地面から現れたのは、大きな爪を持つ、モグラのような魔物【大食らいのモグドン】だった。どうやら、この虹色カボチャを、自分の宝物として守っているらしい。
「待て! 殺すな!」
アオイが迎撃魔法を準備するより早く、俺は仲間たちを制止した。
「相手は、ただ自分の宝物を守っているだけだ! ヒーローは、理由なき殺生はしない! 交渉で解決する!」
「……本気で言ってるの?」
俺は、モグドンの前に進み出て、紳士的に語りかける。
「やあ、モグドン君。我々はこのカボチャを譲ってほしい。君の宝物を奪うのは心苦しいが……」
「グルルルルッ!」
……交渉は、決裂した。
その時だった。タンポポがおもむろに、自分の非常食として懐に入れていた、最高級の干し肉を取り出し、モグドンの前に、そっと差し出した。
「これ、あげますから。そのカボチャさん、ください」
干し肉の、芳醇な匂いに、モグドンの威嚇が、ピタリと止まる。
彼は、干し肉と虹色カボチャを、何度も交互に見た後、一瞬の速さで干し肉をひったくると、満足そうに、再び地面の中へと帰っていった。
……物々交換が、成立したらしい。
◆
無事に虹色カボチャを手に入れた俺たちは、依頼主である大商人の屋敷へ凱旋した。
大商人は、それはもう大喜びで、報酬とは別に、「特別に」と、そのカボチャで作った、出来立ての温かいパンプキンパイを、俺たち四人に振る舞ってくれた。
その、舌の上でとろけるような、天国的な美味しさに、俺たちは、しばし目的も忘れ、幸せな時間を過ごした。
「いやはや、アーク戦隊の皆さん。本当に、ありがとうございました」
パイを食べ終え、雑談する中で、俺は商人に、何気なく漏らした。
「実は、俺たち、活動拠点になるような、大きな建物を探しているんです」
すると、商人は「ほう」と、興味深そうな顔をした。
「それなら、一つ面白い物件があるかもしれませんぞ。先日、あなた方が解決された、あの鉄屑街の『時計塔』です。持ち主だった錬金術師が捕まり、ギルドの管理物件になったそうでな。曰く付きですが、その分、破格の値段で売りに出されるという噂です。工房の設備も、まだ使えるものが残っているとか……」
その言葉に、俺の目が、カッと見開かれた。
(一見、無関係に見えたサイドストーリーが、メインのプロットに繋がった……! なんて、美しい脚本なんだ……!)
一見、無駄に見えた寄り道が、最高の形で、次なる目標へと繋がった瞬間だった。
ギルドの依頼ボードを前に、俺とアオイは、その渋い顔つきで腕を組む。
「“パトロン”に繋がるような、怪しい実験や、謎の組織に関する依頼は、まるでないな……」
「当たり前でしょ。そんな重要な情報が、誰でも見られるCランクやDランク向けのボードに、貼ってあるわけないじゃない。地道に聞き込みをするしかないわね」
「“基地”にできそうな、都合のいい物件の情報もなしか……」
俺たちの計画は、初日から暗礁に乗り上げていた。
そんな俺たちの横で、タンポポが、ある一枚の古びた依頼書に、その瞳をキラキラさせて釘付けになっていた。彼女は、俺の服の袖を、両手でぎゅっと掴むと、生涯見たことのないほど真剣な眼差しで訴えかけてきた。
「ジンさん……! 『幻の食材【虹色カボチャ】の採取依頼』……です!」
「虹色カボチャ?」
依頼書を覗き込むと、街の美食家である大商人からの依頼らしい。街の東にある「霧の森」の奥地で、七色に輝くと言われる伝説のカボチャを採ってきてほしい、という内容だった。ランクはD。
「にじいろの、かぼちゃ……! きっと、とっても、美味しいです……!」
「却下よ」
タンポポの、魂からの叫びを、アオイは一言のもとに斬り捨てた。
「ただの野菜採りに、貴重な時間を割くなんて、馬鹿げてるわ。私たちの目的を忘れたの?」
「待て、アオイ!」
俺は、その依頼に、ヒーローとしての「大義名分」を見出していた。
「市民の、ささやかな願いを叶えること。それもまた、地域に密着したヒーローの、立派な任務だ! いわば、これは一人の市民の笑顔を取り戻すための、心温まるヒューマンドラマなのだ!」
「……こじつけにも程があるわ」
「作戦名、『オペレーション・レインボーパンプキン』、開始だ!」
俺の、無駄にカッコいい作戦名と、ヒーローとしての謎理論に、アオイは深い深いため息をつくしかなかった。
◆
「霧の森」は、その名の通り、一歩足を踏み入れると、自分の立っている場所さえ分からなくなるほど、濃い魔力の霧に包まれていた。
「ちっ、これじゃ、前に進めないわね……!【風の道《ウィンド・パス》】!」
アオイが風魔法で、俺たちの進む道だけ、一時的に霧を吹き飛ばす。しかし、その顔には疲労の色が見える。この濃霧の中で、広範囲の魔法を使い続けるのは、消耗が激しいのだろう。
モモも、聖なる光で進むべき方向を微かに示す、【導きの光《ガイド・ライト》】の魔法を使ってくれるが、霧の魔力に阻害され、光は頼りなく揺らめくだけだ。
「よし、マッピングは俺に任せろ。スキル【構造解析】!」
俺は、自分のスキルを使い、周囲の木々の配置や、地形の起伏を、驚異的な精度で記憶し、脳内に地図を描き出していく。これで、同じ場所をループする心配はない。
だが、目的地であるカボチャの正確な位置までは、特定できない。万策尽きたかと思われた、その時だった。
「……ん、くんくん……」
タンポポが、犬のように、鼻をひくつかせ始めた。
「……あっちの方から、なんだか、とっても甘くて、いい匂いがします……」
彼女の、食いしん坊ならではの異常に発達した嗅覚が、この濃い霧の向こうにある、カボチャの場所を正確に突き止めていたのだ。彼女は、最高の「食材探知機」でもあった。
タンポポの鼻を頼りに進んだ先、森の中心にある、霧が晴れた開けた場所に、それはあった。
地面から生えた、大きな一つのカボチャが、オーロラのように、淡い七色の光を、明滅させながら放っている。
「おお……! これが、虹色カボチャ……!」
俺たちが、その幻想的な光景に感動していると、タンポポが「美味しそうですー!」と駆け寄ろうとした。その瞬間、彼女の目の前の地面が、大きく盛り上がった。
地面から現れたのは、大きな爪を持つ、モグラのような魔物【大食らいのモグドン】だった。どうやら、この虹色カボチャを、自分の宝物として守っているらしい。
「待て! 殺すな!」
アオイが迎撃魔法を準備するより早く、俺は仲間たちを制止した。
「相手は、ただ自分の宝物を守っているだけだ! ヒーローは、理由なき殺生はしない! 交渉で解決する!」
「……本気で言ってるの?」
俺は、モグドンの前に進み出て、紳士的に語りかける。
「やあ、モグドン君。我々はこのカボチャを譲ってほしい。君の宝物を奪うのは心苦しいが……」
「グルルルルッ!」
……交渉は、決裂した。
その時だった。タンポポがおもむろに、自分の非常食として懐に入れていた、最高級の干し肉を取り出し、モグドンの前に、そっと差し出した。
「これ、あげますから。そのカボチャさん、ください」
干し肉の、芳醇な匂いに、モグドンの威嚇が、ピタリと止まる。
彼は、干し肉と虹色カボチャを、何度も交互に見た後、一瞬の速さで干し肉をひったくると、満足そうに、再び地面の中へと帰っていった。
……物々交換が、成立したらしい。
◆
無事に虹色カボチャを手に入れた俺たちは、依頼主である大商人の屋敷へ凱旋した。
大商人は、それはもう大喜びで、報酬とは別に、「特別に」と、そのカボチャで作った、出来立ての温かいパンプキンパイを、俺たち四人に振る舞ってくれた。
その、舌の上でとろけるような、天国的な美味しさに、俺たちは、しばし目的も忘れ、幸せな時間を過ごした。
「いやはや、アーク戦隊の皆さん。本当に、ありがとうございました」
パイを食べ終え、雑談する中で、俺は商人に、何気なく漏らした。
「実は、俺たち、活動拠点になるような、大きな建物を探しているんです」
すると、商人は「ほう」と、興味深そうな顔をした。
「それなら、一つ面白い物件があるかもしれませんぞ。先日、あなた方が解決された、あの鉄屑街の『時計塔』です。持ち主だった錬金術師が捕まり、ギルドの管理物件になったそうでな。曰く付きですが、その分、破格の値段で売りに出されるという噂です。工房の設備も、まだ使えるものが残っているとか……」
その言葉に、俺の目が、カッと見開かれた。
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