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清純Domはすべてを捧げる
●復讐の衝動すら甘く2
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力が入らない……頭がふわふわする……。
ハァ、ハァ、と激しい呼吸を繰り返す僕を、アグが抱き締めながら起こし上げる。
座りながら繋がる形になり、僕は自分の体の重みでますます逃れられない。
深く抱き込んだまま、アグがうわ言のように囁いてくる。
「イったなあ、守流……もっとイけよ。俺でよがれ……屈しろ……」
ユサユサと僕を揺さぶり、過敏になった僕の中をアグが抉り続ける。
声が笑っている。どこか嘲りを含みながらも、心から喜んでいるのが分かった。
僕が大きく達して乱れることが、アグの幸せに繋がっている。
いいよ、アグ。好きなだけ僕を抱けばいい。
それで幸せになってくれるなら、僕はどうなってもいいから。
狂わせてもいいから。
欲しいままにあげるから。
だから、もっと僕で幸せを味わって――。
僕がすべてをアグに委ねた瞬間、心の一部がアグと繋がった気がした。
アグの衝動が伝わってくる。
僕を犯したい。犯して、犯して、Subの自分に完全に屈させたい。
今まで散々自分を追い詰めてきたDomを狂わせてやりたい。
Subに仕込まれ、情けなく乱れるしかできないDomにしてやりたい。
――ああ、そうか。アグはDomに復讐したいんだ。
元の世界から逃げるしかないほど追い込んだDomという存在を。
僕はアグの首に腕を回し、意識を飛ばしながら告げる。
「いい、よ……僕が、ぜんぶ……受け止めるから……ぁぁ……っ」
「許可なんかしなくても、お前はもう、俺のものだ……勝手に出して、好きなだけ喰らう……ほうら、飲めよ。奥にたっぷりと注いでやる……っ」
アグが僕の腰を押さえつけ、激しく上下に揺さぶり出す。
そして最奥に、アグの熱が叩き込まれた。
「――……ッッ! ……ぁ、まだ……ぅぅ……」
「悪いが、しばらく止まらねぇから。ぜーんぶ飲めよ? 守流ぅ……」
中がアグの出したもので埋まっていく。
腰の動きは緩やかになったものの、止まってくれない。
出すものすべてを最奥の壁に叩きつけ、塗り込み、横へ零して隙間を埋めていく。
ただでさえ大きな昂りを飲み込んでいるのに、少しの隙間すら許さずアグで満たしていく。
人が相手ならまずあり得ない感覚。
きっと他の人にはあまりに凶悪で、苦しいだけの行為なのかもしれない。
だけど僕は違う。
アグが喜ぶほどに快楽へ変わるから。
終わらない射精に身悶えながら、僕はアグを受け入れ、彼の幸せを感じ続ける。
もっと、もっと――。
次第に意識が薄れて、自分の感覚すら失せて、アグだけが僕に残る。
恋人とは違う、アグを満たすための契約関係。
なのに僕の今までにない充足を感じていた――。
ハァ、ハァ、と激しい呼吸を繰り返す僕を、アグが抱き締めながら起こし上げる。
座りながら繋がる形になり、僕は自分の体の重みでますます逃れられない。
深く抱き込んだまま、アグがうわ言のように囁いてくる。
「イったなあ、守流……もっとイけよ。俺でよがれ……屈しろ……」
ユサユサと僕を揺さぶり、過敏になった僕の中をアグが抉り続ける。
声が笑っている。どこか嘲りを含みながらも、心から喜んでいるのが分かった。
僕が大きく達して乱れることが、アグの幸せに繋がっている。
いいよ、アグ。好きなだけ僕を抱けばいい。
それで幸せになってくれるなら、僕はどうなってもいいから。
狂わせてもいいから。
欲しいままにあげるから。
だから、もっと僕で幸せを味わって――。
僕がすべてをアグに委ねた瞬間、心の一部がアグと繋がった気がした。
アグの衝動が伝わってくる。
僕を犯したい。犯して、犯して、Subの自分に完全に屈させたい。
今まで散々自分を追い詰めてきたDomを狂わせてやりたい。
Subに仕込まれ、情けなく乱れるしかできないDomにしてやりたい。
――ああ、そうか。アグはDomに復讐したいんだ。
元の世界から逃げるしかないほど追い込んだDomという存在を。
僕はアグの首に腕を回し、意識を飛ばしながら告げる。
「いい、よ……僕が、ぜんぶ……受け止めるから……ぁぁ……っ」
「許可なんかしなくても、お前はもう、俺のものだ……勝手に出して、好きなだけ喰らう……ほうら、飲めよ。奥にたっぷりと注いでやる……っ」
アグが僕の腰を押さえつけ、激しく上下に揺さぶり出す。
そして最奥に、アグの熱が叩き込まれた。
「――……ッッ! ……ぁ、まだ……ぅぅ……」
「悪いが、しばらく止まらねぇから。ぜーんぶ飲めよ? 守流ぅ……」
中がアグの出したもので埋まっていく。
腰の動きは緩やかになったものの、止まってくれない。
出すものすべてを最奥の壁に叩きつけ、塗り込み、横へ零して隙間を埋めていく。
ただでさえ大きな昂りを飲み込んでいるのに、少しの隙間すら許さずアグで満たしていく。
人が相手ならまずあり得ない感覚。
きっと他の人にはあまりに凶悪で、苦しいだけの行為なのかもしれない。
だけど僕は違う。
アグが喜ぶほどに快楽へ変わるから。
終わらない射精に身悶えながら、僕はアグを受け入れ、彼の幸せを感じ続ける。
もっと、もっと――。
次第に意識が薄れて、自分の感覚すら失せて、アグだけが僕に残る。
恋人とは違う、アグを満たすための契約関係。
なのに僕の今までにない充足を感じていた――。
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