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第5章 第2節 北の塔 ~種まき~
118.首謀者が捕まるみたいです
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戦っていた者たちが街へと引き返した後、草陰から少年が目をキラキラさせて現れる。
「凄いね。恰好良かったねーー」
「当たり前。我らの親だ」
少年の言葉に白虎が答える。
「・・・流石父上・・・。効率の良い魔法でした」
紅がそう感嘆する。今の戦いでハジメが使った魔法は彼ら4個体は全て覚えてしまっていたようであった。
「もうこれ処理してもいいですぞー?」
突っ込み役のはずの紅までも呆けているのでたっつんが皆に告げ、尻尾を巻き付けられた戦士風の男が気を失っている。
「そうだね。出力」
少年が王都の冒険者として活動していたカラスの首元に手を当てると、カードがずずずっと抜けてくる。そこに描かれているのはカラスの絵だった。
「・・・ねぇ、スキルに支配された人って記憶ってあるの?」
不意に疑問に思ったことを少年が告げる。
「えぇ。ありますよ。あくまで『望み』を増幅させるだけですから」
と紅が答える。
「そっかー。じゃぁ罪は償わないとね。たっつん。授与」
青龍の体にカラスのカードが入っていく。
「ありがとうですぞー。情報収集の効率が上がったようですぞー」
たっつんが首を少し持ち上げ耳を澄ませているような仕草をしている。
「主、あとは『集めるもの』だけですね。運ばれる前に・・・・」
紅が言う。
「・・・うん。でもなんでハジメ様の話がなんなことになってたんだろう・・・・」
少年は馬に乗って自分の領地に急いで帰っているハジメの後ろ姿を見ながら呟く。その言葉に4個体は悲しい目をする。
「・・・人は恐れるモノや。自分の理解が追い付かないモノは迫害するのが道理っちゅーことや」
「えぇ。そして人間は自分の罪を認めたくはないものなのですよ、主・・・」
亀が静かに呟き、鳥が切なげに鳴いた。龍と虎は少年の体にそっと寄り添った。
戦場となった場所では亡骸を集め、教会に運んでいる人々が居た。戦死した者はこの世に未練を残しアンデット化すると信じらているからだった。負傷は0、死亡者は王弟の私兵団が3000と冒険者が1000である。死亡か無傷の極端すぎる結果だった。これもハジメのポーションがるおかけだろう。
「おい。ここに縛られている人がいるぞー」
用済みになってたっつんたちにまとめて縛り上げられ、『私たちは襲撃犯の一味です』と張り紙をされポイしてたデリックと、狩人の女、戦士、黒魔術師、予言者を見つけて叫ぶ。その男の声に冒険者らしい人物が10人ほどが集まってきて、街へと連れて帰っていった。彼ら5人を取り調べるために。
一方成金趣味の中年の男、『集めるもの』が連れてこられたのは冒険者ギルドの地下牢ではなく、町役場の1室だった。そこの窓は鉄格子となっており、耐物理・耐魔法の結界と遮音の結界も貼られていて、自然災害やその他の緊急事態時に指令室として、極秘の話合いなどで活用出来るようになっていた。また扉は外からのみ鍵が掛けられるようになっているため、高地位の人物の牢としてもつかわれることもある。
「・・・で、なんで国の商業ギルドの責任者である、サイラス・フォン・グルト様が首謀者してるわけですか?」
エヴァの冷たい視線が禿げた頭に突き刺さる。
「本当に、間違いないのですか?」
冒険者ギルド長のセバスチャンが彼女に問う。
「はい。間違いありませんわ。いつもいつもこの町のギルド長を自分の腰巾着のジミーに変えようとしてましたから。その都度あらゆる手段を講じて突っぱねてきましたもの。流石に私でもこの憎たらしい顔を忘れようとしても無理ですわ」
いつもの口調と異なり氷のような声で吐き捨てるように言う。猿轡をされたサイラスは怒りで顔を真っ赤にして唸っている。
「・・・本来なら今すぐにでも拷問して即極刑にしたいところですが・・・」
ウォールが汚いものを見たように言う。
「その気持ちは分かるが、王都で善悪判断を受けることになる」
「・・・善悪判断・・・」
フラップの言葉にセバスチャンが唸る。善悪判断、職業スキル司祭の高位スキルであるが、これを使用した者は一月あまり寝込むことになるか下手をすれば死を迎える可能性がある。それだけスキル保持者にとって負担の大きなスキルであり、スキルを使われた者も自分の人生の全てが露呈するため精神を病みほぼ廃人同然となる。因みに判断と言っても神が下すわけではなく、受けた者の行いを全て詳らかに映像として映し出すスキルであり、判断は周囲の者が行う。この魔法を使えるのはこの国では唯一の枢機卿だけであり、その人物は王宮に勤めている。職業スキルと職業が一致するものではないことはこれで理解してもらえるだろう。そういったデメリットがあるため、ある程度地位の高い者で大きな事件を起こしたものに使用されるのは仕方のないことだ。今回は全世界に展開されている商業ギルドと密接な関係にある者が魔物を用いて、ポーション流通の源である街を襲い、王国の基盤を揺るがした大きな事件であり、善悪判断を使う事態であると判断されるだろう。
「今回の事件の首謀者一味であろう者が5名冒険者ギルドの牢に運ばれました」
という報告が彼らの耳に入る。ウォールはニヤリと笑い、
「ならば、私がその一味に真実を吐かせてみましょう」
と静かに言った。その顔は氷情の拷問師のそれだった。ウォールとセバスチャンは連れ立って冒険者ギルドに向かって行った。エヴァはフラップに
「・・・フラップ様は領主として、私は商業ギルド長として、ハジメ様にあの話をしなければなりません。ハジメさんが来たらウォールにも同席してもらいましょう」
「そうじゃの・・・。まずは領主としての責任を果たさねばならぬの・・・」
エヴァの言葉にフラップが頷き、『善悪判断』という単語が出てきてから急に青い顔になり静かになった猿轡をされた男を見向きもせず2人で部屋の外に出て行った。
「誰もこの部屋に居れぬよう」
そう警備兵に告げて、町役場の町長室へエヴァと共に向かう。彼らの背後からガチャリという音がしたが彼らが振り向くことはなかった。途中で出会った職員にハジメを連れてくるように指示する。
「・・・それにしてもあれは本当でしょうか・・・」
エヴァは困惑しながら告げる。
「彼がキング種を難なく倒したという・・・」
フラップがエヴァの話を続ける。
「はい。私は商人兼職人としてのハジメさんしか知りませんが・・・。冒険者ギルドのセバスチャン様からは分からないと言われています。彼が受けたことある依頼は薬草収集とスライム、バトルラビットだけのようで、薬草収集中にオオカミを退治したくらいと聞いております」
「ふむ。至って普通の冒険者に成りたてくらいか・・・」
エヴァの話に相槌を打つ。
「それ以降は効果の桁違いのポーションの作成に稼ぎの重点を置いていましたので冒険者ギルドの依頼はこなしていないようです」
「・・・彼の出身地は?」
ふと気になりエヴァにフラップが問う。
「・・・分かりません。彼がこの町に来るまでの経緯は一切分かりません。彼ほどの才能を逃すわけにはいきませんので、嫌がる可能性のある質問はしていませんので」
「確かに、奴ほどの男がこの街からいなくなる可能性があるなら商業ギルドとしては避けて当然だろうのぉ」
フラップの話にエヴァが頷く。
「・・・でも今回のことで彼はこの街から・・・いえ、この国から出ていくかもしれません・・・」
「彼が雇っている人々を置いてはいかぬと思うがのぉ。やつは情に厚い方じゃ・・・。それに賭けるしかあるまいて」
それから2時間ほどしてハジメが着いたと連絡があった。
「・・・さて、罵倒は覚悟しておかねばの」
フラップの顔が厳しいものになった。
「凄いね。恰好良かったねーー」
「当たり前。我らの親だ」
少年の言葉に白虎が答える。
「・・・流石父上・・・。効率の良い魔法でした」
紅がそう感嘆する。今の戦いでハジメが使った魔法は彼ら4個体は全て覚えてしまっていたようであった。
「もうこれ処理してもいいですぞー?」
突っ込み役のはずの紅までも呆けているのでたっつんが皆に告げ、尻尾を巻き付けられた戦士風の男が気を失っている。
「そうだね。出力」
少年が王都の冒険者として活動していたカラスの首元に手を当てると、カードがずずずっと抜けてくる。そこに描かれているのはカラスの絵だった。
「・・・ねぇ、スキルに支配された人って記憶ってあるの?」
不意に疑問に思ったことを少年が告げる。
「えぇ。ありますよ。あくまで『望み』を増幅させるだけですから」
と紅が答える。
「そっかー。じゃぁ罪は償わないとね。たっつん。授与」
青龍の体にカラスのカードが入っていく。
「ありがとうですぞー。情報収集の効率が上がったようですぞー」
たっつんが首を少し持ち上げ耳を澄ませているような仕草をしている。
「主、あとは『集めるもの』だけですね。運ばれる前に・・・・」
紅が言う。
「・・・うん。でもなんでハジメ様の話がなんなことになってたんだろう・・・・」
少年は馬に乗って自分の領地に急いで帰っているハジメの後ろ姿を見ながら呟く。その言葉に4個体は悲しい目をする。
「・・・人は恐れるモノや。自分の理解が追い付かないモノは迫害するのが道理っちゅーことや」
「えぇ。そして人間は自分の罪を認めたくはないものなのですよ、主・・・」
亀が静かに呟き、鳥が切なげに鳴いた。龍と虎は少年の体にそっと寄り添った。
戦場となった場所では亡骸を集め、教会に運んでいる人々が居た。戦死した者はこの世に未練を残しアンデット化すると信じらているからだった。負傷は0、死亡者は王弟の私兵団が3000と冒険者が1000である。死亡か無傷の極端すぎる結果だった。これもハジメのポーションがるおかけだろう。
「おい。ここに縛られている人がいるぞー」
用済みになってたっつんたちにまとめて縛り上げられ、『私たちは襲撃犯の一味です』と張り紙をされポイしてたデリックと、狩人の女、戦士、黒魔術師、予言者を見つけて叫ぶ。その男の声に冒険者らしい人物が10人ほどが集まってきて、街へと連れて帰っていった。彼ら5人を取り調べるために。
一方成金趣味の中年の男、『集めるもの』が連れてこられたのは冒険者ギルドの地下牢ではなく、町役場の1室だった。そこの窓は鉄格子となっており、耐物理・耐魔法の結界と遮音の結界も貼られていて、自然災害やその他の緊急事態時に指令室として、極秘の話合いなどで活用出来るようになっていた。また扉は外からのみ鍵が掛けられるようになっているため、高地位の人物の牢としてもつかわれることもある。
「・・・で、なんで国の商業ギルドの責任者である、サイラス・フォン・グルト様が首謀者してるわけですか?」
エヴァの冷たい視線が禿げた頭に突き刺さる。
「本当に、間違いないのですか?」
冒険者ギルド長のセバスチャンが彼女に問う。
「はい。間違いありませんわ。いつもいつもこの町のギルド長を自分の腰巾着のジミーに変えようとしてましたから。その都度あらゆる手段を講じて突っぱねてきましたもの。流石に私でもこの憎たらしい顔を忘れようとしても無理ですわ」
いつもの口調と異なり氷のような声で吐き捨てるように言う。猿轡をされたサイラスは怒りで顔を真っ赤にして唸っている。
「・・・本来なら今すぐにでも拷問して即極刑にしたいところですが・・・」
ウォールが汚いものを見たように言う。
「その気持ちは分かるが、王都で善悪判断を受けることになる」
「・・・善悪判断・・・」
フラップの言葉にセバスチャンが唸る。善悪判断、職業スキル司祭の高位スキルであるが、これを使用した者は一月あまり寝込むことになるか下手をすれば死を迎える可能性がある。それだけスキル保持者にとって負担の大きなスキルであり、スキルを使われた者も自分の人生の全てが露呈するため精神を病みほぼ廃人同然となる。因みに判断と言っても神が下すわけではなく、受けた者の行いを全て詳らかに映像として映し出すスキルであり、判断は周囲の者が行う。この魔法を使えるのはこの国では唯一の枢機卿だけであり、その人物は王宮に勤めている。職業スキルと職業が一致するものではないことはこれで理解してもらえるだろう。そういったデメリットがあるため、ある程度地位の高い者で大きな事件を起こしたものに使用されるのは仕方のないことだ。今回は全世界に展開されている商業ギルドと密接な関係にある者が魔物を用いて、ポーション流通の源である街を襲い、王国の基盤を揺るがした大きな事件であり、善悪判断を使う事態であると判断されるだろう。
「今回の事件の首謀者一味であろう者が5名冒険者ギルドの牢に運ばれました」
という報告が彼らの耳に入る。ウォールはニヤリと笑い、
「ならば、私がその一味に真実を吐かせてみましょう」
と静かに言った。その顔は氷情の拷問師のそれだった。ウォールとセバスチャンは連れ立って冒険者ギルドに向かって行った。エヴァはフラップに
「・・・フラップ様は領主として、私は商業ギルド長として、ハジメ様にあの話をしなければなりません。ハジメさんが来たらウォールにも同席してもらいましょう」
「そうじゃの・・・。まずは領主としての責任を果たさねばならぬの・・・」
エヴァの言葉にフラップが頷き、『善悪判断』という単語が出てきてから急に青い顔になり静かになった猿轡をされた男を見向きもせず2人で部屋の外に出て行った。
「誰もこの部屋に居れぬよう」
そう警備兵に告げて、町役場の町長室へエヴァと共に向かう。彼らの背後からガチャリという音がしたが彼らが振り向くことはなかった。途中で出会った職員にハジメを連れてくるように指示する。
「・・・それにしてもあれは本当でしょうか・・・」
エヴァは困惑しながら告げる。
「彼がキング種を難なく倒したという・・・」
フラップがエヴァの話を続ける。
「はい。私は商人兼職人としてのハジメさんしか知りませんが・・・。冒険者ギルドのセバスチャン様からは分からないと言われています。彼が受けたことある依頼は薬草収集とスライム、バトルラビットだけのようで、薬草収集中にオオカミを退治したくらいと聞いております」
「ふむ。至って普通の冒険者に成りたてくらいか・・・」
エヴァの話に相槌を打つ。
「それ以降は効果の桁違いのポーションの作成に稼ぎの重点を置いていましたので冒険者ギルドの依頼はこなしていないようです」
「・・・彼の出身地は?」
ふと気になりエヴァにフラップが問う。
「・・・分かりません。彼がこの町に来るまでの経緯は一切分かりません。彼ほどの才能を逃すわけにはいきませんので、嫌がる可能性のある質問はしていませんので」
「確かに、奴ほどの男がこの街からいなくなる可能性があるなら商業ギルドとしては避けて当然だろうのぉ」
フラップの話にエヴァが頷く。
「・・・でも今回のことで彼はこの街から・・・いえ、この国から出ていくかもしれません・・・」
「彼が雇っている人々を置いてはいかぬと思うがのぉ。やつは情に厚い方じゃ・・・。それに賭けるしかあるまいて」
それから2時間ほどしてハジメが着いたと連絡があった。
「・・・さて、罵倒は覚悟しておかねばの」
フラップの顔が厳しいものになった。
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