168 / 173
第6章 新しい国
145-2 挿話 2人の冒険者
しおりを挟む
《魔術国家 アウレン》
アウレン国で大きな町というのは首都しかなく、食料なども首都の近辺でしか育てられていないという一極集中国家である。輸出のメインは魔法使いという人材であり、輸入の主たるものは魔法の適性を持った人材である。そういう訳でこのアウレン国は別名魔術国家とも言われているのである。
この地の気候は1年を通して少し涼しく、真夏でも朝夕には一枚羽織るものが必要なほどであり、暖炉の火が途絶えるのは空き家だけであると言われている。街の中心にはひと際大きいな朱色のレンガで出来た建物が建っており、そこを起点として東西南北、北東、南東、南西、北西の8つの大通りが伸びている。それらの通りをローブ姿の住民が行きかっているがしゃべり声はせず、ただ粛々と歩いているだけである。なんとも違和感を覚えるような光景が広がっている。街の中央にある建物が『国家魔法学園』であり、その大きさは街の半分を占めている。
「エティ・・・。ほんと奇妙な街よねここ」
「お前やめとけよ。普通の声で話しても衛兵に捕まるぞ」
ローブ姿の女を同じ格好をした男が窘める。
「本当に面倒な法を作ったものね。話せるのは防音を施した建物のみだなんて・・・」
女はため息を漏らす。
「プリマベーラ、本当に気をつけろよ。ここじゃ捕まったら魔法の練習の的にされるって話だからな・・・」
「はーい・・・」
二人が歩いているのは北の大通りであり、向かっているのは北門である。彼らはシャキール聖国の北に位置するドワーフの国、ガーボン国の冒険者なのである。商人の護衛としてここまで来たが、それも一昨日で終了している。帰りついでに護衛の依頼がないか確認したのだが、なかったのである。後数日待ってもいいのだが、『街中でしゃべってはいけない』と言う法があるため、非常に居心地が悪く、我慢の限界にきたプリマベーラたちは依頼を受けず帰ることにしたのだった。
北門まで来ると街を出たい人々の長い行列が出来ている。
「げっ・・・・」
思わずプリマベーラは声に出してしまった。慌てて辺りを見渡すが彼女の声に気づいたものはいないようだった。彼女は急いでメモ帳を取り出し、『東門から出ましょう』と書いたメモをエティに見せ、2人は東門へと向かった。東門は大森林へ最も近い場所であり、ここから出る人は殆どいないためいつも空いているが、北へ向かうためには城壁沿いに2時間ほど進まないと街道へは出られない。彼らはその時間無言でいるストレスを抱かないために東門を選んだのだった。
彼らは東門から出ると思いっきり伸びをした。
「あぁ。本当に黙るの辛いわー」
ひと際大きな声でプリマベーラが言うと、エティも、
「マジ、しんどい」
と同調する。門番の前であるが、この街全体に遮音の魔法が掛かっており城壁外の音は聞こえないようになっているため咎められることはない。以前森から出てきた魔物に街が襲われた際に壊滅しかかったことがあり、この遮音の魔法をどうするかという議題があったらしいが、彼らは監視魔法を生み出し24時間体制で周囲の状況を把握するに至った。ハジメがそれを知れば「ここ監獄?」と言っただろう。
そして静寂の街を抜け出した2人だったが、
「ついでに薬草でも採取していかね?俺のマジックバッグに入れれば2か月くらいなら鮮度は問題ないし」
とエティが言ったことによって進路を北から東へと変えたのだった。
それから2時間後、彼は大森林で薬草の採取をしていた。
「魔素草はっけーん」
「上質な薬草あるじゃん」
2人はそう言って知らず知らずの内に中層域まで進んでしまっていた。森の浅い層だとちょっと強いゴブリンとかコボルトくらいなのだが、中層だとゴブリンシャーマン、ゴブリンファイターなどが出てくる。深層に至ってはキング種がうじゃうじゃ闊歩していると言われていた。
2人がしゃがんで採取していると、エティの側腹部に矢が一本刺さる。
「敵がいる!!」
とプリマベーラに警戒を呼び掛け、彼女の方を見ると既に彼女はハリネズミ状態になり息絶えていた。そして間もなくエティにも矢の雨が降り注いだのだった。薄れゆく意識の中で奥の茂みからB級モンスターであるコボルトキングが現れ、勝鬨を上げる。その瞬間キングの首がふっとび、彼の背後からA級モンスターに分類されるダークナイトが現れたのだった。
冒険者にも付けられたランクはあるのだが、魔物のそれは少し意味合いが異なってくる。同じランクの魔物を狩ろうとすれば3人以上で対峙しなければならないのである。いくら魔法を使わないB級のコボルトキングでも2人しかおらず、不意打ちをされたという状況であればB級の冒険者では簡単に狩られてしまうのである。
ダークナイトは息絶えたプリマベーラに近づき首を掴み、そのままエティの方まで来ると同じように彼を持ち上げる。
”吸引”
低音の何十にも声がかぶさったような魔法が発動すると、2人の体はびくびくと痙攣し、見えない口からピンクの舌が出てきてぺろりと舌なめずりしたのだった。その直後プリマベーラの体がピクリと動き魔物の腕を掴んだかと思うと綺麗なムーンサルトでダークナイトの顎を蹴り上げた。
「相変わらず気持ち悪い魔物ね・・・」
立ち上がった彼女は自分の体から矢を抜きながら呟く。
「あの子はまだかしら、さっさと洗い流したい気分だわ」
彼女の蹴りでノックバックしたダークナイトが立ち上がったのを見て、魔物に向かって走った。
「抜き打ち、聖なる拳」
ダークナイトの胸にヒットするや否や彼の体は爆散したのだった。
「姉さん、うまくいったようね」
エティもまた自分の体に刺さった矢を抜いていたのだった。
「そうよ。私よ。あんた・・・男??」
「仕方ないじゃない。血統を前提とした”死”をトリガーにした輪廻の魔法だもん。人は生まれてくる性別を選べないでしょう?」
自分の体に着いた埃を払いながら彼女は言った。
「それはそうだけど・・・。貴方がそれでいいならいいけど・・・」
「あの子の居る時代は面白そうだったから輪廻に入ったんだけどね・・・。それにしても、この時代の冒険者って弱いのかしら?」
エティは自分のポーチから冒険者ギルドのカードを取り出し魔力を注ぐ。
エティ 23歳 男
職業:魔法使い
所属冒険者ギルド:ガーボン国
冒険者ランク:B
「ま、魔法使い・・・・・。なんでランクアップしてないよっ。それに下位職で冒険者ランクBなんて・・・。ね、姉さんの方は??」
「私は職業無位拳士だって・・・・」
そう呟いて地面に倒れ込む。
「ランクアップしてないのに大森林になんて来ちゃだめでしょ・・・・。だから死ぬんだよ・・・」
「さて、姉さん嘆いていても仕方ないから行くわよ。この森の中央みたいだから2か月くらいはかかるでしょうね・・」
そうしているうちに『国別れ』が起こり、浅い層に居た人々は精霊によって所属国へと飛ばされたのだが、森の中層を抜けている途中の2人は精霊の目を逃れて干渉はされなかったのだった。
アウレン国で大きな町というのは首都しかなく、食料なども首都の近辺でしか育てられていないという一極集中国家である。輸出のメインは魔法使いという人材であり、輸入の主たるものは魔法の適性を持った人材である。そういう訳でこのアウレン国は別名魔術国家とも言われているのである。
この地の気候は1年を通して少し涼しく、真夏でも朝夕には一枚羽織るものが必要なほどであり、暖炉の火が途絶えるのは空き家だけであると言われている。街の中心にはひと際大きいな朱色のレンガで出来た建物が建っており、そこを起点として東西南北、北東、南東、南西、北西の8つの大通りが伸びている。それらの通りをローブ姿の住民が行きかっているがしゃべり声はせず、ただ粛々と歩いているだけである。なんとも違和感を覚えるような光景が広がっている。街の中央にある建物が『国家魔法学園』であり、その大きさは街の半分を占めている。
「エティ・・・。ほんと奇妙な街よねここ」
「お前やめとけよ。普通の声で話しても衛兵に捕まるぞ」
ローブ姿の女を同じ格好をした男が窘める。
「本当に面倒な法を作ったものね。話せるのは防音を施した建物のみだなんて・・・」
女はため息を漏らす。
「プリマベーラ、本当に気をつけろよ。ここじゃ捕まったら魔法の練習の的にされるって話だからな・・・」
「はーい・・・」
二人が歩いているのは北の大通りであり、向かっているのは北門である。彼らはシャキール聖国の北に位置するドワーフの国、ガーボン国の冒険者なのである。商人の護衛としてここまで来たが、それも一昨日で終了している。帰りついでに護衛の依頼がないか確認したのだが、なかったのである。後数日待ってもいいのだが、『街中でしゃべってはいけない』と言う法があるため、非常に居心地が悪く、我慢の限界にきたプリマベーラたちは依頼を受けず帰ることにしたのだった。
北門まで来ると街を出たい人々の長い行列が出来ている。
「げっ・・・・」
思わずプリマベーラは声に出してしまった。慌てて辺りを見渡すが彼女の声に気づいたものはいないようだった。彼女は急いでメモ帳を取り出し、『東門から出ましょう』と書いたメモをエティに見せ、2人は東門へと向かった。東門は大森林へ最も近い場所であり、ここから出る人は殆どいないためいつも空いているが、北へ向かうためには城壁沿いに2時間ほど進まないと街道へは出られない。彼らはその時間無言でいるストレスを抱かないために東門を選んだのだった。
彼らは東門から出ると思いっきり伸びをした。
「あぁ。本当に黙るの辛いわー」
ひと際大きな声でプリマベーラが言うと、エティも、
「マジ、しんどい」
と同調する。門番の前であるが、この街全体に遮音の魔法が掛かっており城壁外の音は聞こえないようになっているため咎められることはない。以前森から出てきた魔物に街が襲われた際に壊滅しかかったことがあり、この遮音の魔法をどうするかという議題があったらしいが、彼らは監視魔法を生み出し24時間体制で周囲の状況を把握するに至った。ハジメがそれを知れば「ここ監獄?」と言っただろう。
そして静寂の街を抜け出した2人だったが、
「ついでに薬草でも採取していかね?俺のマジックバッグに入れれば2か月くらいなら鮮度は問題ないし」
とエティが言ったことによって進路を北から東へと変えたのだった。
それから2時間後、彼は大森林で薬草の採取をしていた。
「魔素草はっけーん」
「上質な薬草あるじゃん」
2人はそう言って知らず知らずの内に中層域まで進んでしまっていた。森の浅い層だとちょっと強いゴブリンとかコボルトくらいなのだが、中層だとゴブリンシャーマン、ゴブリンファイターなどが出てくる。深層に至ってはキング種がうじゃうじゃ闊歩していると言われていた。
2人がしゃがんで採取していると、エティの側腹部に矢が一本刺さる。
「敵がいる!!」
とプリマベーラに警戒を呼び掛け、彼女の方を見ると既に彼女はハリネズミ状態になり息絶えていた。そして間もなくエティにも矢の雨が降り注いだのだった。薄れゆく意識の中で奥の茂みからB級モンスターであるコボルトキングが現れ、勝鬨を上げる。その瞬間キングの首がふっとび、彼の背後からA級モンスターに分類されるダークナイトが現れたのだった。
冒険者にも付けられたランクはあるのだが、魔物のそれは少し意味合いが異なってくる。同じランクの魔物を狩ろうとすれば3人以上で対峙しなければならないのである。いくら魔法を使わないB級のコボルトキングでも2人しかおらず、不意打ちをされたという状況であればB級の冒険者では簡単に狩られてしまうのである。
ダークナイトは息絶えたプリマベーラに近づき首を掴み、そのままエティの方まで来ると同じように彼を持ち上げる。
”吸引”
低音の何十にも声がかぶさったような魔法が発動すると、2人の体はびくびくと痙攣し、見えない口からピンクの舌が出てきてぺろりと舌なめずりしたのだった。その直後プリマベーラの体がピクリと動き魔物の腕を掴んだかと思うと綺麗なムーンサルトでダークナイトの顎を蹴り上げた。
「相変わらず気持ち悪い魔物ね・・・」
立ち上がった彼女は自分の体から矢を抜きながら呟く。
「あの子はまだかしら、さっさと洗い流したい気分だわ」
彼女の蹴りでノックバックしたダークナイトが立ち上がったのを見て、魔物に向かって走った。
「抜き打ち、聖なる拳」
ダークナイトの胸にヒットするや否や彼の体は爆散したのだった。
「姉さん、うまくいったようね」
エティもまた自分の体に刺さった矢を抜いていたのだった。
「そうよ。私よ。あんた・・・男??」
「仕方ないじゃない。血統を前提とした”死”をトリガーにした輪廻の魔法だもん。人は生まれてくる性別を選べないでしょう?」
自分の体に着いた埃を払いながら彼女は言った。
「それはそうだけど・・・。貴方がそれでいいならいいけど・・・」
「あの子の居る時代は面白そうだったから輪廻に入ったんだけどね・・・。それにしても、この時代の冒険者って弱いのかしら?」
エティは自分のポーチから冒険者ギルドのカードを取り出し魔力を注ぐ。
エティ 23歳 男
職業:魔法使い
所属冒険者ギルド:ガーボン国
冒険者ランク:B
「ま、魔法使い・・・・・。なんでランクアップしてないよっ。それに下位職で冒険者ランクBなんて・・・。ね、姉さんの方は??」
「私は職業無位拳士だって・・・・」
そう呟いて地面に倒れ込む。
「ランクアップしてないのに大森林になんて来ちゃだめでしょ・・・・。だから死ぬんだよ・・・」
「さて、姉さん嘆いていても仕方ないから行くわよ。この森の中央みたいだから2か月くらいはかかるでしょうね・・」
そうしているうちに『国別れ』が起こり、浅い層に居た人々は精霊によって所属国へと飛ばされたのだが、森の中層を抜けている途中の2人は精霊の目を逃れて干渉はされなかったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国の辺境で、ただ静かに生き延びたいと願う少年、ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、前世の記憶と、母が遺した『物理法則を応用した高圧魔力』という危険な理論だけだ。
敵の大軍が迫る中、ヴァンは剣も振るわず、補給線と心理を切り裂く。
結果、敵軍は撤退。代償も、喝采も、彼には無意味だった。
だが、その「効率的すぎる勝利」は帝国の目に留まり、彼は最高峰の『帝国軍事学院』へと引きずり出される。
「英雄になりたいわけじゃない。生き残りたいだけだ」
謎の仮面メイド『シンカク』、命を取引に差し出した狼耳の少女『アイリ』。
少年は選択する。正義ではなく、最も費用対効果の高い道を。
これは、合理が英雄譚を侵食していく、学園ミリタリーファンタジー。
【※作者は日本語を勉強中の外国人です。翻訳ソフトと辞書を駆使して執筆しています。至らない点もあるかと思いますが、物語を楽しんでいただければ幸いです。】
ヤンデレ女神と征く開拓スローライフ。
山椒
ファンタジー
両親に、友達に、恋人に、嫁に裏切られ続けた男、神室千照は絶望して自ら命を絶った。
すべてが終わるという安堵感であったが次に目覚めた時には女神が目の前にいた。
千照のことをずっと見ていた女神、アマテラスは千照に異世界転生を提案する。
まだ人生に未練があった千照はそれを受け入れ、二度目の人生を送ることになる。
だが千照は知らなかった。千照にはとてつもない才能が秘められていることを。
千照は知らなかった。アマテラスがヤンデレであることを。
千照は知らなかった。彼を裏切らないものはとてつもない人格の持ち主であることを。
異世界異話 天使降臨
yahimoti
ファンタジー
空から天使が降って来た。
落ちたんだよ。転生かと思ったらいきなりゲームの世界「ロストヒストリーワールド」の設定をもとにしたような剣と魔法の世界にね。
それも面白がってちょっとだけ設定してみたキャラメイクのせいで天使族って。こんなのどうすんの?なんの目的もなければ何をしていいかわからないまま、巻き込まれるままにストーリーは進んでいく。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる