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35. 騎士団
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35. 騎士団
カトラス王国との謁見は明日に行われるらしい。そのため、私は今日、フレデリカ姫様と共にこの城で過ごすことになった。城の敷地内にある騎士団の訓練場では、騎士たちが集まり、熱のこもった訓練に励んでいた。私は、将来騎士団に入りたいという思いと、純粋な好奇心から訓練場へと向かった。
私も将来は騎士団に入りたいし興味があるしね。でも騎士団には魔法士として入るつもりだから。決して剣を使う騎士になるつもりはないから。それだけは言っておく。
なぜか、フレデリカ姫様も行くとのことなので2人で向かう。訓練所は広く、設備も充実している。さすが大国。
私たちは、訓練をしている騎士たちに声をかけ、邪魔にならない場所で訓練風景を見学することにした。騎士たちの鍛え上げられた肉体、剣戟の鋭い音、そして飛び散る汗。そんな中、私の目に1人の女性が飛び込んできた。
その女性は、剣を手に、流れるような美しい素振りを繰り返しながら、周囲の騎士たちに的確な指示を与えていた。その姿は、凛々しくそしてどこか人を惹きつける美しさがあった。
「あの人は?」
「彼女は、この国の副団長よ。名前はクリスティーナ=ベルベット。年齢は23歳。若くして副団長にまで上り詰めた天才剣士よ。」
「へぇ~」
「ちなみに、この国で最強の女騎士と言われているわ」
「なっ!」
え?マジで?あんな美人なのに?確かにすごいオーラを放ってるけど……。でも最強って……なんかこう……もっとガタイの良い感じをイメージしてたんだけどなぁ……すごいスマートだし憧れる。
「……見惚れているの?」
フレデリカ姫様にジト目で見られる。いや、そりゃ誰だって目を惹くでしょうよあれだけカッコいいんだもん。
「ち、違うし!ただ綺麗だなって思っただけだし!べ、べつに見惚れてないし!全然興味無いし!!」
「ふーん……まあいいわ。クリスティーナ!ちょっといいかしら!?」
「はい。いかがなさいましたかフレデリカ姫様」
クリスティーナさんは、こちらに向かって歩いてきた。近くで見ると、その美しさはさらに際立っていた。そして、鍛え上げられた肉体から放たれる、研ぎ澄まされたオーラに、私は圧倒された。
「ちょっと紹介したい子がいるのだけどいいかしら?」
「もちろんですとも」
「はじめまして。イデアといいます。カトラス王国の謁見の間だけ、姫騎士としてフレデリカ姫様に同行することになっています。よろしくお願いします」
「クリスティーナです。あなたがジークさんの娘さんなのね。噂は聞いているわ。以後お見知り置きを」
「ねえイデア。せっかくだからクリスティーナに稽古をつけてもらいましょう。私からも頼んであげるから。模擬戦なんてどうかしら?」
「え!?」
いやいや無理でしょ!だって相手はこの国のトップレベルの人間だよ?そんな人簡単に勝てるわけないじゃん!
「それは構いませんが、姫様の御前での模擬戦となりますと、さすがに騎士団長の許可が必要になりますので……」
「ああ、それは問題ありませんわ。私が騎士団長と話をつけてきますから」
「は、はい?」
いやいや何言ってるのこの姫様は。私はやるなんて言ってないわよ!?
「それじゃあ決まりね。さっそく準備をしてイデア。」
「ちょっと!勝手に決め……」
「姫騎士たるもの、強くなければ務まりませんわ。クリスティーナにしっかり教わりなさい。私の言うことは絶対よ?いいですわね?」
「はい……」
こうして半ば強引に、フレデリカ姫様の付き添いで、ローゼリア王国最強の女騎士との模擬戦をすることになった。こんなはずじゃなかったのに……
カトラス王国との謁見は明日に行われるらしい。そのため、私は今日、フレデリカ姫様と共にこの城で過ごすことになった。城の敷地内にある騎士団の訓練場では、騎士たちが集まり、熱のこもった訓練に励んでいた。私は、将来騎士団に入りたいという思いと、純粋な好奇心から訓練場へと向かった。
私も将来は騎士団に入りたいし興味があるしね。でも騎士団には魔法士として入るつもりだから。決して剣を使う騎士になるつもりはないから。それだけは言っておく。
なぜか、フレデリカ姫様も行くとのことなので2人で向かう。訓練所は広く、設備も充実している。さすが大国。
私たちは、訓練をしている騎士たちに声をかけ、邪魔にならない場所で訓練風景を見学することにした。騎士たちの鍛え上げられた肉体、剣戟の鋭い音、そして飛び散る汗。そんな中、私の目に1人の女性が飛び込んできた。
その女性は、剣を手に、流れるような美しい素振りを繰り返しながら、周囲の騎士たちに的確な指示を与えていた。その姿は、凛々しくそしてどこか人を惹きつける美しさがあった。
「あの人は?」
「彼女は、この国の副団長よ。名前はクリスティーナ=ベルベット。年齢は23歳。若くして副団長にまで上り詰めた天才剣士よ。」
「へぇ~」
「ちなみに、この国で最強の女騎士と言われているわ」
「なっ!」
え?マジで?あんな美人なのに?確かにすごいオーラを放ってるけど……。でも最強って……なんかこう……もっとガタイの良い感じをイメージしてたんだけどなぁ……すごいスマートだし憧れる。
「……見惚れているの?」
フレデリカ姫様にジト目で見られる。いや、そりゃ誰だって目を惹くでしょうよあれだけカッコいいんだもん。
「ち、違うし!ただ綺麗だなって思っただけだし!べ、べつに見惚れてないし!全然興味無いし!!」
「ふーん……まあいいわ。クリスティーナ!ちょっといいかしら!?」
「はい。いかがなさいましたかフレデリカ姫様」
クリスティーナさんは、こちらに向かって歩いてきた。近くで見ると、その美しさはさらに際立っていた。そして、鍛え上げられた肉体から放たれる、研ぎ澄まされたオーラに、私は圧倒された。
「ちょっと紹介したい子がいるのだけどいいかしら?」
「もちろんですとも」
「はじめまして。イデアといいます。カトラス王国の謁見の間だけ、姫騎士としてフレデリカ姫様に同行することになっています。よろしくお願いします」
「クリスティーナです。あなたがジークさんの娘さんなのね。噂は聞いているわ。以後お見知り置きを」
「ねえイデア。せっかくだからクリスティーナに稽古をつけてもらいましょう。私からも頼んであげるから。模擬戦なんてどうかしら?」
「え!?」
いやいや無理でしょ!だって相手はこの国のトップレベルの人間だよ?そんな人簡単に勝てるわけないじゃん!
「それは構いませんが、姫様の御前での模擬戦となりますと、さすがに騎士団長の許可が必要になりますので……」
「ああ、それは問題ありませんわ。私が騎士団長と話をつけてきますから」
「は、はい?」
いやいや何言ってるのこの姫様は。私はやるなんて言ってないわよ!?
「それじゃあ決まりね。さっそく準備をしてイデア。」
「ちょっと!勝手に決め……」
「姫騎士たるもの、強くなければ務まりませんわ。クリスティーナにしっかり教わりなさい。私の言うことは絶対よ?いいですわね?」
「はい……」
こうして半ば強引に、フレデリカ姫様の付き添いで、ローゼリア王国最強の女騎士との模擬戦をすることになった。こんなはずじゃなかったのに……
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