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1月の○○記念日です!
1月11日 【鏡開き】
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1月11日 【鏡開き】
「はい。今日は鏡開きなので、お雑煮にしてみましたよ」
「おお!旨そう」
「鏡開きは、正月に神(年神)や仏に供えた鏡餅を下げて食べる日とされてるんです。神仏に感謝し、また無病息災などを祈って、汁粉や雑煮などで食す。武家では鏡餅を刃物で切ることは切腹を連想させるため、手や木槌で割る風習があったそうですよ。また、「切る」「割る」という言葉は避けて「開く」という言葉が使われました」
「だから鏡開きなんだな」
「ちなみに商家では新年の初めに蔵を開いて商売繁盛を祈る行事をこの日に行うので「蔵開き」とも呼ばれてます。「鏡」は円満を、「開く」は末広がりを意味する。鏡餅の割れ方で占いをする地域もあり、「鏡餅の割れが多ければ豊作」と言われてますね」
「色々あるんだな……」
「これからも恭介君とは円満で居たいですね」
「え!?いや……葵ってオレのこと本当に好きなの?いつも冷たいけどさ……」
「はい?本気で言ってるんですか?失礼ですね。私が好きでもなんでもない男と同棲したり、お雑煮を作ったりすると思ってるんですね?頭が悪いというレベルじゃありませんよ。まさかここまでとは。最低です。見損ないました」
「……うん。今のはオレが悪い。切腹しよ。介錯お願い」
「はい。今日は鏡開きなので、お雑煮にしてみましたよ」
「おお!旨そう」
「鏡開きは、正月に神(年神)や仏に供えた鏡餅を下げて食べる日とされてるんです。神仏に感謝し、また無病息災などを祈って、汁粉や雑煮などで食す。武家では鏡餅を刃物で切ることは切腹を連想させるため、手や木槌で割る風習があったそうですよ。また、「切る」「割る」という言葉は避けて「開く」という言葉が使われました」
「だから鏡開きなんだな」
「ちなみに商家では新年の初めに蔵を開いて商売繁盛を祈る行事をこの日に行うので「蔵開き」とも呼ばれてます。「鏡」は円満を、「開く」は末広がりを意味する。鏡餅の割れ方で占いをする地域もあり、「鏡餅の割れが多ければ豊作」と言われてますね」
「色々あるんだな……」
「これからも恭介君とは円満で居たいですね」
「え!?いや……葵ってオレのこと本当に好きなの?いつも冷たいけどさ……」
「はい?本気で言ってるんですか?失礼ですね。私が好きでもなんでもない男と同棲したり、お雑煮を作ったりすると思ってるんですね?頭が悪いというレベルじゃありませんよ。まさかここまでとは。最低です。見損ないました」
「……うん。今のはオレが悪い。切腹しよ。介錯お願い」
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