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第1話 働きたくないでござる
正午をとうに過ぎた、憎らしいほどによく晴れた昼下がり。
窓から差し込む陽光は暖かく、小鳥のさえずりは平和そのもの。そんな穏やかな世界から断絶されたミリエル家の二階、その一室から、堕落しきった寝息だけが響いていた。
「すぴー……むにゃ。もう食えねぇよぉ……金なら払わねぇけど……」
万年床と化したベッドの上、だらしなく大の字になっているのは、アタシ、アリス・ミリエル(18歳)。
鏡を見れば、そこそこ――いや、黙っていれば聖女と見紛うほどの金髪美少女が映るはずだが、今の実態はただの「布団の妖精(ニート)」だ。
アタシの信条はシンプルだ。労働なんてクソ食らえ。
人はなぜ働くのか。それは休むためだ。ならば、最初から休んでいるアタシは、人類の進化の最終形態と言っても過言ではないだろう。
アタシは一生、この温かい布団という名の聖域(サンクチュアリ)の中で過ごすんだ。誰にも邪魔はさせない。
「……あと5時間は寝かせろ……」
よだれを拭い、至福の二度寝という快楽の沼へ沈もうとした、その時だった。
バァァァァァァァン!!
鼓膜を破らんばかりの爆発音と共に、視界が木片で埋め尽くされた。
部屋のドアが、蝶番(ちょうつがい)ごと吹き飛んだのだ。粉々になった木材が、まるで祝福の花吹雪のように部屋中に舞い散る。いや、これはただの破壊だ。
「――っ!?敵襲か!?」
アタシは反射的に跳ね起きた。
本能が警鐘を鳴らす。この破壊規模、オークの集団か? それともオーガの襲撃か?
だが、もうもうと立ち込める土煙の向こうに立っていたのは、そんな生易しい怪物ではなかった。
フリルのついたエプロン姿の女性――母、マリアンヌ。彼女は頬に手を当て、おっとりと聖母のように微笑んでいる。
「あらあら、ごめんなさいねぇ。ノックしようと思ったら、力が余っちゃって♡」
鈴を転がすような優しい声。だが、アタシの背筋に氷柱を突っ込まれたような悪寒が走る。
騙されてはいけない。この人、かつて村を襲ったドラゴンを素手でボコボコにして、「トカゲの燻製ができたわよぉ♡」と夕飯に出した実績を持つ、地上最強の主婦だ。ドラゴンの鱗より硬い皮膚を持つこの女の前では、物理法則など無意味に等しい。
「か、母さん……。ドア、粉々なんだけど……。これ、修理代どうすんの……?」
「気にしないでちょうだい。それよりアリスちゃん? 今日は何の日か覚えてるかしら?」
母さんは瓦礫を『ミシミシ』と踏みしめながら、ゆったりと歩み寄ってくる。
その一歩ごとに、床板が悲鳴を上げているのが聞こえる。
「え、えーと……建国記念日? それとも肉の特売日?」
「ブブー。アリスちゃんの18歳の誕生日よぉ。おめでとう♡」
母さんは満面の笑みで拍手をした。パチパチ、というより、バフッバフッという空気が圧縮される音がする。
そして、その慈愛に満ちた笑顔のまま、地獄の宣告を口にした。
「だから今日で、子育て終了(ゲームセット)ね?」
思考が停止した。
「……は?」
「成人したんだから、もう養う義務はないわよね? さあ、早くお着替えして出て行ってちょうだい。お母さん、このお部屋を物置にしたいの。漬物石を置くのにちょうどいい日当たりなのよぉ」
あまりに急で、あまりに理不尽な家族リストラ宣告。
アタシは瞬時に状況を理解した。このままでは、快適なニート生活が崩壊する。即座に生存本能に従い――頭まで布団を被ってダンゴムシになった。
「やだ。あたしは『眠りの精霊』に選ばれたんだ。俗世の労働なんて高貴なアタシには似合わねぇ。おやすみ」
「あらあら、困った子ねぇ」
母さんはため息をつくと、アタシがくるまっている布団の端をちょこんと摘み――
「それっ♡」
「ぎゃあああああ!?」
視界が回る。浮遊感。
まるでハンカチでも振るかのように、アタシごと布団を軽々と宙へ放り投げたのだ。重力仕事しろよ!
天井のシミが目前に迫る。激突直前、アタシは空中で身をひねり、猫のように回転して着地した。
この無駄な身軽さも、幼い頃からこの母さんとの命懸けの「生存競争(おままごと)」で鍛えられた賜物だ。まさかこんな場面で役に立つとは。
「あっぶねぇな! 殺す気かよ!」
「うふふ、アリスちゃんも強くなったわねぇ。でも、口答えはメッ!よ?」
母さんはニコニコしながら、じりじりと距離を詰めてくる。その背後には、不動明王も裸足で逃げ出す鬼神のようなオーラが見える……気がする。
これ以上追い詰められれば、窓から捨てられる。いや、最悪の場合、壁に埋め込まれる。
「くっ……ふざけんな! あたしの安眠と食料を奪う奴は、親だろうが敵だ! 全力で排除する!」
「まあ、反抗期かしら? 元気でいいわねぇ」
「実力行使で居座ってやるよ! くたばれぇぇッ!!」
アタシは床を蹴り、弾丸のようなスピードで母の懐へ飛び込んだ。
剣も魔法も使わない。使うのは、自分の体で一番硬い部分。
昔から、リーチの短いアタシが、この規格外の母さんに唯一対抗してきた手段。
それが――頭突き(ヘッドバット)だ。
今の感情、それは「眠い」! そして「働きたくない」という崇高なる「怒り」!
「喰らいやがれ! 『安眠妨害・撃滅(げきめつ)ヘッドバット』ォォォ!!」
ガゴォッ!!
硬質な音が響いた。
しかし、アタシの額は母さんの腹部に吸い込まれたまま、ピクリとも動かない。まるで巨大な岩盤に突っ込んだかのようだ。
母さんは、ふんわりとしたエプロンの下にある鋼鉄の腹筋だけで、アタシの渾身の衝撃を完全に殺していた。
「なっ……硬っ……!? 嘘だろ、鉄板でも仕込んでんのか!?」
「あらあら、いい頭突きね。お父さんもよくそうやって甘えてきたわぁ。でも、腰の入り方がまだ甘いわよぉ?重心が左足に6%ずれてたわね?」
母さんは優しく微笑むと、動けないアタシの首根っこを、捨て猫のようにひょいと持ち上げた。足が宙に浮く。抵抗しても、万力のような握力には勝てない。
そのまま、窓の方へと歩き出す母さんの足取りは、あまりにも軽い。
「ちょ、待て!母さん!話し合おう 労働の是非について……! 今の社会情勢と若者の雇用問題について議論を……!」
「うふふ、いってらっしゃ~い♡」
ヒュウウウウン……
議論の余地なし。
アタシの体は軽い小石のように投げられ、美しい放物線を描いて庭の植え込みへと飛んでいった。空の青さが目に沁みる。あぁ、なんていい天気なんだ。
「いってぇ……!くそっ、あの化け物……!」
ドサリと植え込みに突っ込み、顔中が土まみれになる。
アタシは痛む腰をさすりながら、二階を見上げた。
窓から顔を出した母さんが、優雅に手を振っている。逆光でその姿が神々しく見えるのが余計に腹立たしい。
「アリスちゃ~ん!王宮騎士でも何でもいいから、就職したら教えてちょうだいね!それまではお家の鍵、ぜ~んぶ変えておくから♡」
「上等だよ! 窓から入ってやる!」
「鉄格子をつけちゃうわね♡」
「なら煙突から入る!」
「セメントで埋めちゃうわ♡」
パタン、と窓が閉められる。
庭に取り残されたアタシは、ボサボサの金髪をかきむしり、盛大な舌打ちをした。
「……チッ。マジかよ」
懐を探るが、財布の中身はゼロ。埃すら入っていない。
腹の虫がグゥと鳴く。空腹も限界だ。
このままでは野宿確定。いや、野たれ死にだ。
脳内で緊急作戦会議を開く。
普通の商売? もっての他だ。字もロクに書けねぇし、計算なんて「1+1=田んぼの田」レベルだ。
接客? 笑わせんな。客に頭を下げるくらいなら、その客の頭をへし折る方が早い。
アタシに出来ることといえば、最強の母から生き延びるために鍛え上げられた、この無駄にハイスペックな『フィジカル』だけ。
つまり、暴力が許容される職場――『騎士団』以外にアタシの居場所はない。消去法で人生が決まるとは思わなかった。
しかも、よりによって今日は確か『騎士団の最終試験日』だ。この国の騎士団試験は年に一度。つまり、今日逃したら、次に試験があるのは『来年』。
親の脛を齧り尽くして生きてきたアタシには、まともに稼ぐ能力なんて皆無。この一年間、『野宿』か『強制労働施設』しかない。絶対絶命だ。
そう覚悟を決めて立ち上がったアタシは、ふと自分の格好を見下ろした。
「……あ」
三日洗っていないヨレヨレのジャージに、裸足。髪は寝癖で爆発し、目ヤニもついている。完全に不審者だ。
「……って、待てよ。さすがにこの格好で王宮に行くのはマズくね?」
騎士団の試験会場は、貴族やエリートが集まる場所だ。キラキラした鎧を着た連中の中に、このドブネズミのような格好で混ざる?
いや、メンタル的にはいけるが、門前払いされるどころか、浮浪者として捕まって鉱山送りだ。
アタシは慌てて窓に向かって声を張り上げた。
「おい母さん!ちょっと待て!着替え!服がないと試験も受けらんねぇだろ!」
すると、窓枠に肘をついた母さんが、ポンと手を打った。
「あら、そうだったわねぇ。うっかりしてたわ♡」
「うっかりで済むか!ドア開けろ!シャワー浴びて着替えてから行くから!」
「うふふ、ダメよぉ。一度追い出した獲物を巣に戻すなんて、野生動物でもしないわ」
母さんは優雅に首を振ると、部屋の奥へと引っ込み――すぐに戻ってきた。その手には、何やらファンシーな色合いの布の山が抱えられている。
「はい、忘れ物よ。しっかり頑張ってらっしゃいね♡」
「は……?なにそれ……?」
アタシの優れた動体視力が捉えたのは、ピンクのリボンがついた白いブラウスに、膝上20センチはありそうな短めのスカート。そして可愛い刺繍が入った、どう見ても防御力より可愛さ重視の軽装の胸当てと可愛い靴。
それは、アタシが一番避けていた「女の子全開」な装備だ。
「お母さん、アリスちゃんにはこういう可愛い服が似合うってずーっと思ってたのよ!だからリメイクしておいたわ♡」
「余計なことすんな!いつもの革ジャンよこせよ!あとズボン!」
「あら、文句があるなら裸で行く?」
「……ッ!」
反論しようとしたアタシを遮り、母さんは満面の笑顔のまま、そのフリフリの塊を窓の外へ放り投げた。
ドサァッ!!
目の前に落ちてきたのは、もはや呪いの装備にしか見えないファンシーな衣服の山。アタシは呆気にとられて、地面の服と母さんの顔を交互に見た。
「さあ、急がないと受付時間に遅れちゃうわよ?」
「いやいやいや!鍵!玄関開けてって言ってんの!」
「だから、鍵は変えるって言ったでしょ?」
「仕事早すぎだろ!」
アタシは服の山を拾い上げ、顔を真っ赤にして叫んだ。
「ここで着替えんの!?アタシ女の子だよ!?一応、恥じらいとかあるんだよ!?」
ここは庭だぞ!?塀の向こうからは、隣の家の奥さんが「あらあら、ミリエルさんとこ、またやってるわねぇ」なんて顔で覗いてるのが見えるんだぞ!?
だが、最強の母マリアンヌは、慈愛に満ちた表情でこう言い放った。
「戦場ではね、場所を選んで着替える余裕なんてないのよ。これは予行演習だと思って、羞恥心も捨ててきなさい♡」
「捨てられるかバカッ!!」
「じゃあね~、いい報告を待ってるわよぉ~♡」
パタン。ガシャン、ガチャン。
無慈悲にも窓が閉められ、さらに中から厳重な鍵をかける音が響いた。一つじゃない。二つ、三つ……どんだけ鍵かけてんだよ。
「…………」
アタシは呆然と立ち尽くし、手の中のフリル付きスカートを握りしめた。風が吹き抜け、薄汚れたジャージの裾が寒々しく揺れる。
隣の家の犬が、憐れむように「ワン」と鳴いた。その目が完全に「あーあ」と言っている。
「……見てんじゃねぇよポチ。焼き鳥にすんぞ」
アタシは殺気を込めて犬を睨みつけて黙らせると、深いため息をついた。もう、どうあがいても家には入れない。母さんは一度言い出したら絶対に引かない人間だ。
ここで着替えて「フリフリ魔法少女」になるか、薄汚いジャージで試験を受けて笑いものになるか。究極の二択。いや、後者は門前払いだから実質一択だ。
「……覚えてろよ、クソババァ」
アタシは涙目で植え込みの陰、かろうじて隣家の奥さんからの死角に隠れると、マッハの速度でジャージを脱ぎ捨てた。
羞恥心? 今、この瞬間にドブに捨てたわ!さようならアタシの尊厳!
風が肌を撫でる冷たさよりも、社会的な死の冷たさが身に染みる。
こうして、近所の視線という最初の理不尽な試練を乗り越え、アタシの不純すぎる就職活動が幕を開けたのだった。
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