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私が壊れた日
さようなら、私
しおりを挟むその日は帰って号泣
お母さんとお父さんは共働きで
まだ帰ってきていない。
泣いて、泣き叫んで、もう声にもならないくらい泣いて…
今まで貰った手紙を手当り次第破り、
髪の毛をズタズタに切り、
床を殴って、
教科書も何もかも家中に投げて、
もう何が何だかわからなくて
ひたすら泣きじゃくった
着替えもしないままで
ひたすら泣いていた。
ちょうど冬だった
帰ってきて着替えもしないまま
泣いて暴れた私は、
初めて自殺をしようとした。
首に巻いてあるマフラー。
これを思いっきり締めた。
段々耳が聞こえなくなった…
視界が白くなり、耳鳴りがする…
息がもうできない…
このまま……
小学校4年生で初めて私が壊れた
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