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退院後、そして今まで
本気なの
しおりを挟む薬はお母さんにも管理されてるから
ODはできない
私は死にたくて死にたくて
泣きじゃくった
外に出れば
「あの高さなら死ねるなぁ」
「この駅は急行も止まるんだ」
「この特急すごい勢いだな、これなら1発」
「この通りは車のスピード速いな」
家にいれば
「包丁かぁ、痛そう」
「なんかぶら下がれるとこないかな」
「この階からなら飛び降りたら死ねるなぁ」
「やっぱ綺麗に死ぬならトイレはこまめにね」
とか死ぬことしか考えなかった。
そしてついに、
私はベルトを手に取り首にかけた
遺書も書いてある
ぶら下がれるところがあったので
そこへ向かう
あとはぶら下がるだけ
私はついに首吊りできた
ありがとう
お母さん、お父さん、そして愛する人
応援ありがとうございます!
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