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本編
六話
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暴力などの描写があります。
なお、このような描写は度々出るので、
あまり詳しくは書いていませんが、
苦手な方にはあまりおすすめできません。
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「れん?」
「ん、あお」
「お前…こんな所で何してるの?」
「…寝てる?」
「何で…?」
「うーん」
「疲れたから…?」
「…」
なんで無言なの?本当のことなのに
「…」
「…」
あ、やばい
「あお…?」
「ごめん俺、寝ていい?」
寝て、空腹紛らわせないと…
「何で…」
「お腹すいたから」
「…」
「いつから食べてないの…」
「一昨日」
「は?」
「だから、一昨日」
「っ…」
「れん、俺の家行くぞ」
「え、何で」
「ご飯とお風呂入るため」
あお、なんか怒ってる?
「いいの?」
「いいもなにもないだろ…!」
「付き合ってるんだから頼れよ」
初めてそんなこと言われた…
「頼って良いの?」
「え」
「俺、あおと恋人ってだけで幸せだけど」
あおの気持ちはわからないけど、
俺はあおといれて幸せだよ。
「…」
「…」
「…じゃあ」
「早速、頼っていい?」
腕どうにかしないと…
「うん…」
「学校行っていい?」
「何で…?」
「腕折れてるから」
「!?」
「おま、早くそれ言え!」
え、怪我って言わないといけないの?
「ごめん」
「…」
「俺の家で手当するから…」
あお、やっぱり怒ってる…?
「うん、ありがとう…」
「…ん」
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