農家出身の僕が冒険をする話

だいちゃん

文字の大きさ
2 / 2

第二話 新たなる武器と魔法

しおりを挟む
今僕は旅をしている。

長い長い旅である。


僕は、ギルド仲間のダイと一緒に
次の街『ジャパ』へと向かった。

道を歩いているとモンスターが
僕たちの前に現れた。

『クーマン』と言うモンスターである。
クーマンは普段は大人しいが、自分たちの
ナワバリに敵が侵入したら、
襲って来る。
僕達は、クーマンのナワバリだと
知らず入ってしまったのだ。

「僕が戦うから援護して!」僕はダイに向かって叫んだ。

「わかった!!」ダイ言った。

僕は、剣をもち立ち向かった。

クーマンは集団で行動するため、
1匹ではない。
そのため1匹に気を取られていると、後ろから攻撃されてしまう。

僕は、クーマンを1箇所にまとめることができた。

僕はダイに言った。
「敵を一瞬でもいいから止めれる魔法ある?」

「一応あるけど、3秒ぐらいしかとまらない!」とダイは言った。

「十分だ!!ダイ、魔法を使ってくれ!」

「任せろ。」

ダイは魔法を使った。

『鈍化徒歩』(スローウォーク)

一瞬だけ相手の動きが鈍った。

僕は、その隙に敵に斬りかかった。
『全体攻撃』(オールスラッシュ)

僕の剣は見事相手の急所にあたり、
倒すことができた。

僕とダイは初めてに勝利した。

僕とダイはとても喜んだ。


今回はどちらも怪我をしないで済んだけど、
やっぱり医者が必要だよな~。

そんなことを喋りながら、
『ジャパ』へと歩いた。


そういえば、『ジャパ』がどんな街が
説明するのを忘れてた!(・ω<) テヘペロ

『ジャパ』とは、戦士の街とも呼ばれていて、剣士や狙撃手、魔法使いが沢山おり、
武器や防具が沢山売っている。

僕とダイはまだ駆け出しの冒険者のため
武器や装備が弱いから、強化するため
『ジャパ』へと向かっている。


そして僕達は、戦いの街『ジャパ』へと
たどり着いた。
クーマンとの戦闘で2人は
ヘトヘトだった。

今日は宿屋で1泊することにした。

次の日、僕達は装備を整えに行った。

武器屋『リレーエ』

「なんかお探しかい?」武器屋のおじさんが
声をかけてきた。

「僕達まだ冒険者に成り立てで武器とが弱いから、100レーセぐらいで買える武器が欲しいんです。」

「任せてくれ。俺の店には、ありとあらゆる武器が置いてあるからな!
兄ちゃん名前はなんて言うんだい?」

「僕ですか?僕は 焔技レン と言います。」

「焔技レンかいい名だな。
兄ちゃんにピッタリの剣が1つあるよ」

僕は武器屋のおじさんから武器を受け取った。

「この剣の名前は『火焔双剣』(かえんそうけん)切れ味は最高、耐久性も申し分ない。そして、双剣である。」

僕は剣を受け取って言った。
「かっこいい!✨僕の名前の文字も入ってるし、おじさん僕これ欲しいです。!!いくらですか!?」

「本当は200レーセだが、俺もそんなにケチじゃねぇから、100レーセにまけてやるよ。


「本当ですか!?!!」

「ああ、本当さ。駆け出しの冒険者からそんなに金は取れないよ。」

僕は武器屋のおじさんから100レーセで
『火焔双剣』を受け取った。

「次はダイの番だよ!」
僕は言った。

ダイと僕は魔法道具屋へと向かった。

魔法道具屋 『カリプ』

「いらっしゃいませ~。ここはアレス1の魔法道具屋でございます!!何がお探しでしょうか?」
魔法道具屋のおじさんが言った。

ダイは
「炎の魔法と氷の魔法の呪文が欲しいです。」

ダイは炎、氷の魔法を買う予定らしい。

「予算はどれくらいで?」

「150レーセぐらいでお願いします。」

「おまかせください!!」

そう、僕たちが住む世界では自分が指定した値段で好きな魔法が作れるのである。
今ダイがやったように、店の店員などに言うと作って貰える。だが、もちろん免許が必要になり、大体の人は店で作る。

「おまたせしました。御注文されました。
魔法でございます。」

「ありがとうございます。」

「使い方は至って簡単で、
『ターブル』と唱えると、炎の魔法
『ログガイト』と唱えると氷の魔法が使えます。」
おじさんから使い方の話を聞いた。

ダイは言った。
「ありがとうございました!!」


僕は言った。
「やっとこれで、しっかりと戦えそうだね!」

ダイは言った
「そうだな!やっとギルドって感じかするな!早いとこ医者を仲間にしようぜ!!」

「そうだね。次に向かう街はあそこで決まりかな?」

「そうだなあそこしかないな!」

医療の街『ドクターブロック』


僕達は、次なる街『ドクターブロック』に向かった。

だが今いる街から『ドクターブロック』までは、なかなかの距離があるためモンスターとの戦闘が避けられない。
ちょうど僕たちが買った武器や魔法が試せるから、好都合だと思う。


僕とダイは、自分達が買った、武器や魔法を永遠と自慢しながら歩いていた。


すると突然、大きな地震が起きた。

なんだ!?と周りを見渡すと、約10mほどある巨人が現れた。
このモンスターは『ギガンスター』である。
交戦的なモンスターで、素人にとっては天敵である。

僕達は、自分たちの武器を試すため立ち向かった。

まずはダイが『ギガンスター』の足を凍らす。

『ログガイト』ダイは唱えた。

『ギガンスター』の足は凍り動けなくなった。

僕は、『火焔双剣』をもち斬りかかった。

僕は思い出した。武器屋のおじさんが言っていたことを。

「『ティックスター』と叫びながら切りかかると、相手が燃える。だが自分にもある程度の負荷がかかるから使いすぎには注意だ!」

僕はさっそく使ってみた

『ティックスター』

僕が斬った途端相手は燃え倒すことができた。

僕達は天敵であった『ギガンスター』の討伐に成功した。

          ~~新たなる武器と魔法~~(完)
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?

猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」 「え?なんて?」 私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。 彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。 私が聖女であることが、どれほど重要なことか。 聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。 ―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。 前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。

こうしてある日、村は滅んだ

東稔 雨紗霧
ファンタジー
地図の上からある村が一夜にして滅んだ。 これは如何にして村が滅ぶに至ったのかを語る話だ。

豊穣の巫女から追放されたただの村娘。しかし彼女の正体が予想外のものだったため、村は彼女が知らないうちに崩壊する。

下菊みこと
ファンタジー
豊穣の巫女に追い出された少女のお話。 豊穣の巫女に追い出された村娘、アンナ。彼女は村人達の善意で生かされていた孤児だったため、むしろお礼を言って笑顔で村を離れた。その感謝は本物だった。なにも持たない彼女は、果たしてどこに向かうのか…。 小説家になろう様でも投稿しています。

婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ! 

タヌキ汁
ファンタジー
 国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。  これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。

側妃ですか!? ありがとうございます!!

Ryo-k
ファンタジー
『側妃制度』 それは陛下のためにある制度では決してなかった。 ではだれのためにあるのか…… 「――ありがとうございます!!」

【完結】精霊に選ばれなかった私は…

まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。 しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。 選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。 選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。 貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…? ☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました

ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

なんか修羅場が始まってるんだけどwww

一樹
ファンタジー
とある学校の卒業パーティでの1幕。

処理中です...