BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください

わさび

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第三十六話

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昨日の不安感も無事なくなり、次の日俺はいつものように登校した。
朝、たまたま校門付近で会った皇もいつもと何も変わらずなんとなくホッとする。





「おはよー、唯兎」

「おはよう。今日久しぶりに2人でバイト入るよね」

「そうだよ!ぼくコーヒー淹れるの上手くなったんだよ!」






今日見せてあげる!なんて意気込む皇は靴を履き替えながら俺に言う。
すると、笑いながら廊下に出たところで皇がピタリと動きを止めた。
何かあったのか、と皇の視線の先を追うと兄さんが友達と歩いてる後ろ姿。
その姿を見て皇はほんの少し頬を染めて兄さんに見入っていて、恋って凄いな…なんて他人事のように思う。

すると、兄さんは何かに気付いたのか後ろを振り返って俺達を視界に捉えた。
俺に対して綺麗に微笑む兄さんは周りを魅了しながらこっちに歩いてこようとする。
俺はそれを片手で停止の合図をして皇に小さい声で耳打ちをする。
それを聞いた皇は更に頬を染めながら前を向いて立ち止まっている兄さんに向かって小さく手を振ってみる。

(兄さん、わかってるよね)

その思いも込めて兄さんをじっと見つめていると、クスクス笑い始めた兄さんは皇にフリフリと手を振り返した。
周りから見たらそれはそれは綺麗な光景だろう。
可愛らしい皇と綺麗な皇が手を振りあってるんだ、目の保養に違いない。

俺からしたら兄さんに見て欲しい皇が頑張ってアピールして、兄さんが微笑ましげに反応を返す光景だ。
…どちらにしても目の保養になるな。






「唯兎、今日はバイト?」

「あ、うん。皇と一緒に行くから大丈夫だよ」

「2人とも気を付けて行くんだよ、何かあったらすぐ連絡してね」

「はぁーい」






俺と皇に伝えることだけ伝えたら元来た廊下を戻って行く。
本当に俺達だけが目的だったのか…。

兄さんが通るために廊下の端に寄っていた子達は頬を赤くして兄さんを見つめている、本当にモテモテだな。





「…唯兎、照史先輩…手、振り返してくれた…」





両手を頬に添えて赤く染まった頬を隠している皇は幸せそうだ。
えへへ、なんて可愛らしく笑う皇の頭を軽く撫でてあげると更に嬉しそう。





「…教室、行こっか」

「うん。ありがとね、唯兎」






歩き出した皇は俺の手を握ると2人で階段を上がって行く。
相当テンションが上がっているのか、何故手を繋いでいるのかというところまでは頭にないらしく離そうとしない皇に俺はただただついて行った。

そしてあっという間に放課後。
さぁ、これからバイトだと皇と一緒に校門から外に出ると見知った人がそこに立っていた。






「……栗河、さん?」

「こんにちは、唯兎くん」






優しく微笑みながら俺に近寄ってくる栗河さんはいつもより何か足りない気がした。
…そうだ、佐久間さんがいないんだ。

俺が会う栗河さんはいつも佐久間さんが近くにいたからか、1人でいるのに凄く違和感がある。






「どうしたんですか?」

「うん、唯兎くんに用事があったんだけど…今忙しい?」

「あ、ごめんなさい…これからバイトで…」






あ、そっか。
そう口を手で覆いながら言う栗河さんは困ったように笑った。
ほんの少しだけ何かを考える仕草をした後、俺に向かって首を傾げた。






「唯兎くん、バイトって何時に終わるかな?」

「あ、と…21時には」

「じゃあ迎えに行くから、今日うちにおいで。大事な話があるんだ」

「……わかりました、待ってます」






うん、待っててと微笑んでから皇に一言謝罪の言葉を皇に伝え少しだけ頭を下げて去って行った。
その一部始終を見ていた皇は不安そうに俺に近寄ってくる。





「…あの人は大丈夫な人?」

「うん、俺のことをよく助けてくれる人」

「そっか、ならいっか」





俺が即答でそう返したからか、皇は納得といった表情で頷いた。
大事な話って言ってたけど、なんの話なんだろう。
何かあったかな、と考えてみると一番最初に思い浮かぶのは高城郁真の事。
それに関してはこの前話したし…佐久間さんのお付き合いしてるのもこの前聞いた。
…だとしたら、なんだ?

立ち止まって首を傾げていると、皇が腕をポンポンと叩いて自分の存在をアピールする。





「ねぇ、今考えてもわからないならとりあえず保留にしてバイト行こうよ」

「あ、ごめん。行こっか」





皇を放置してしまったことに一言謝罪をするとニコッと笑っていいよ、なんて返してくれる。
そういうところが右固定の恐ろしさか…ところで右固定ってなに。

突然妹からの知識で思い出した右固定を使ってみたけど、よくわからないまま使ってしまった。
まぁいいや、と気持ちを切り替えて皇と談笑しながらバイトに向かうことにした。

そしてバイトの時間もあっという間に過ぎ、もう少しで終わりだという頃。





「いらっしゃ…あ」

「おっす、頑張ってる?」

「来たぞー!唯兎のエプロン姿可愛いな!」





入店音と共に入ってきたのは大原と桜野。
前から来たいと思ってたらしいのだが、ついこの前までは俺とギクシャクしていたからなかなか来れなかったと。
今日やっと時間に余裕が出来て遊びに来たらしい。

…遊びに来てくれたのは嬉しいけど、今日か…。
この後予定がある分、2人と長く一緒にいられないのが残念で少し落ち込んでしまう。

それを2人に伝えるとまず先に「照史先輩には連絡入れた?」と聞かれた。
兄さんの擦り込み効果って、怖いな…。





「兄さんにはちゃんと連絡したよ、バイト前に」

「返信は?」

「まだ見てない、スマホ鞄の中だし」





そう伝えると、2人は困ったように顔を見合わせた。
連絡入れたし、兄さんも栗河さんのこと知ってるから大丈夫だと思うんだけどな…。
皇が他のお客さんの会計から戻ってきて2人の空気を見た途端、何故か真っ先に俺を見てきた…なんで。






「…唯兎、またなにかやった?」

「何もしてないよ、この後栗河さんがくるからって話しただけ」

「………?2人はそれの何が不安なの?」






皇も不安になる要素は無さそうに思ったのか、首を傾げながら2人の顔を見た。
大原と桜野はお互い顔を見合わせてから一つため息を吐いた、なんでだ。





「照史先輩、多分NG出してると思うぞ」

「相手が俺らならまだしも、知ってるだけの相手なんだろ?助けてくれた人とは言え、照史先輩がちゃんと警戒解いてない人じゃないと難しいだろ」

「…でも…」

「なんでもいいけど、お前らさっさと上がれ。終わりだ」






俺達が話に夢中になってる間に時間が来ていたようで藍田さんが知らせに来てくれる。
俺と皇はタイムカード切りに行こ、っと慌てて事務所に入ってすぐにタイムカードを着るとその場でエプロンを脱いで鞄を掴み慌ただしくまた2人の元に戻った。






「藍田さん、お疲れ様です」

「お疲れ様でしたー!」

「おう」





2人は既にお会計を終えていたらしく、4人で店を出る。
流石に待ち合わせするだけで店内を使うのは申し訳ないため、店から出て近くにあるベンチに皇と俺は腰をかけた。
大原と桜野はさっきまで座ってたから、と譲ってくれて立ったまま話をする。





「ほら、スマホ確認しろよ」

「う、うん」





大原に急かされスマホを開くと通知が一つ。
それは予想通り兄さんからの連絡で、一言『ダメ』とだけ返されていた。
それを2人に見せるとほらみろ、と何故かドヤ顔を披露される。






「照史先輩がちゃんと警戒解いてからじゃないと、こんな夜遅くに家に行くのは無理だと思うぞ」

「でも…栗河さんは危ない思いをしてまで俺たちの事守ってくれて…」

「それってさ、唯兎は《俺たち》っていうけど…栗河さんからしたら守ったのは《唯兎》なんじゃない?」




大原が静かにそう言うが、どういうことかわからない。
俺だけを守ってくれた…?
なんで俺だけなんだ、俺と兄さんが辛い思いをしていたから守ってくれるために動いたんじゃないの…?

そこまで考えてフと思う。
俺と栗河さんは映画館でたまに会っては少し話したりするし、家にも招待してもらうけど…兄さんは?
兄さんは、栗河さんと接点があるだろうか。
1人思考の波にのまれ、何も声に出すことなく考えに耽っていると少し離れたところから声をかけられる。





「お待たせ、唯兎くん」





栗河さんだ。
俺のバイトの時間に合わせてわざわざ来てくれた栗河さんはいつもと変わらない笑顔でこちらに手を振っている。
立ち上がりペコッと頭を下げると、ゆっくり近寄ってきた栗河さんが俺の頭を優しく撫で始めた。






「バイトお疲れ様、この後家まで行くけど大丈夫?」

「ぁ、栗河さんごめんなさい…!あの、さっき連絡に気付いて、えと…兄さんが、ダメって…」

「……そう、あの子が…」





兄さんの事を伝えた瞬間、どこか表情に影ができた…気がした。
雰囲気はいつもと変わらないのに、何故かいつもよりピリピリしている気がして大原と桜野もなんとなく身構えて俺から離れないようにしている。





「…あの、栗か」

「唯兎」





後ろからグイッと腕を引かれ、後ろにいた人物の身体に密着する形になってしまう。
俺の身体をギュッと抱きしめ、前にいる人を静かに睨むのは…。





「…兄さん」

「唯兎、帰るよ。ダメって送ったのに…」

「ご、ごめんなさい…さっき気付いて」

「だと思ったよ。だから迎えにきた、帰ろう」





俺の手を引き、その場を離れようとする兄さんを引き留め栗河さんに向き直るとしっかり頭を下げた。






「栗河さんきてくれたのに本当にごめんなさい…!またしっかり時間を作って話を聞かせてくれませんか?」

「…いいよ、本当に大事な話だから。必ず時間作ろう」

「ダメだよ」





その栗河さんの声を遮ったのは兄さん。
兄さんは痛いくらいに俺の腕を掴むと自身の後ろに隠してしまう。
どうしてそんなに気を張っているのかわからず、混乱しながらも兄さんを宥めようと声をかけようとする。
しかし、何を言ったらわからずオロオロしているうちに2人は静かに話を進めていた。






「…唯兎くんは君の所有物かな?この前それで怒られてなかったっけ」

「身近な人にはこんなに警戒なんてしないですよ。でも、貴方は怪しすぎる…自覚ありません?なんで唯兎のバイト先知ってるんですか?なんで唯兎の高校知ってるんですか?他にもそうだ、唯兎の事をあまりにも知りすぎてる」

「別におかしくなんてないよね、高校なんて制服で大体わかるしバイト先だって近くを通った時にたまたま見かけた。これっておかしい事かな?」

「おかしいと思いますよ……初めて会った時からの唯兎への視線、とか」





2人が淡々と話を進めているが、当事者である俺はどうしたらいいのか分からないまま2人を交互に見ることしか出来ない。
兄さんが言ってることもわからないし、栗河さんがどうして兄さんに敵意を剥き出しにしてるのかもわからない。

助けを求めるように3人を見ても、やっぱり困ったように首を振られるだけ。
その間にも2人の会話は進んでいく。






「弟の交友関係にも口を出すなんて、そりゃ嫌がられるよね」

「ストーカー気質のある人を弟の友人として許すわけないでしょ、迷惑なんで唯兎の周り彷徨かないでください」

「ちょっと兄さん!」

「帰るよ」





流石に言い過ぎだ、と腕を引っ張ると兄さんはそのまま俺の腕を掴みなおしてさっさと立ち去ろうと踵を返した。
当然兄さんに腕を掴まれた俺は争うことも出来ず着いていくが、チラッと後ろを見ると栗河さんと大原、桜野、皇がこちらを見ていてどうしたらいいのかわからないまま引き摺られて帰っていった。
…あそこで手を触れる勇気なんて俺にはなかった、ごめん。

3人にはまた連絡しないと、なんて思いながら兄さんに引き摺られるままに家に入りリビングに通される。
今日は父さんいないんだ、なんて現実逃避をしていると俺をソファへ座らせた兄さんが俺の隣に少し乱暴に座った。






「…はぁ…」

「…兄さん、どうしてあんなに栗河さんを嫌うの?」

「唯兎はストーカーを好きになれるの?」






ストーカーとは栗河さんの事だろうか。
そもそも兄さんは前々から栗河さんの事をよく思ってない節はあった。
けど、なんでここまで敵意を剥き出しにするのか全然わからない。
ただでさえ最近では危険な中守ってくれたのだ、少しくらい心を開いてもいいはずなのに。

兄さんから少しでもどうして嫌なのか聞きたくてじっと見つめてみると、兄さんは盛大にため息を吐いて俺をみる。





「…栗河さんは、唯兎を見てないんだよ」

「…はぇ?」

「なんか、変かもしれないけど…唯兎を通して他の誰かを見てる気がする。それがすごく不快…唯兎をなんだと思ってるんだ」






俺を通して誰かを見てる。
それは俺自身、なんとなくではあるけど感じていた事だった。
俺を見る優しすぎる目や、俺を撫でる優しすぎる手。
それらはなんとなく俺に向けたものではない気はしていた。
…そんな不快に思った事はないけど。






「ダメだよ、唯兎。もっと警戒心強くもって」

「…栗河さんは危険な人じゃないよ?」

「そうだとしても。じゃないと僕も……」






そこまで口にして兄さんは押し黙ってしまった。
なんだ?兄さんは何を言おうとしていたのか気になって聞き直したけど兄さんはなんでもない、と首を振ってしまう。

なんでもない、ならいいけど…。
そんなに気にするような事じゃないのかな、なんて自己完結してそこで会話を終わらせる。
お風呂に入っておいで、といつもと変わらない様子の兄さんにはーいと返すと俺はさっさと風呂に向かった。

お風呂の後はご飯。
今日は兄さんが作ってくれたシチューを沢山食べてお腹いっぱい。





「ふぁぁ…」

「ふふっ、今日はバイトもあって疲れたんじゃない?もう寝る?」





そう聞かれ、時間を見てみれば夜の9時を時計が示していた。
いつもならもう少しゆっくりしているところだが、なんせ今日は疲れた。
バイトもあるし、その後のこともある。





「少し早いけど、もう寝るね」

「うん、ゆっくり休んで。おやすみ」

「おやすみなさい」





欠伸をしながら階段を上がり、スマホにアラームを掛けてから寝ようとスマホを開くと1つのメッセージが入っていた。
中を確認すると、それは栗河さんで内容はこうだ。

『10分だけでいい、電話できない?』

この連絡は1時間程前に来ていた。
確認するの、かなり遅くなっちゃったな。
もうこれへの返信は待っていない可能性も考えたが、もしまだ返信を待っていて眠いけど眠れない…なんて事になっていたらと考えると絶対返信しないと、という気持ちになる。
とりあえずメッセージで返して、電話が掛かってきたら出ようかな。
メッセージが返ってこなくてもそれは俺が確認するのが遅くなったのが悪いから、それはそれで問題なし。

俺はメッセージで
『すみません遅くなりました、今からなら大丈夫です』
とだけ返した。

するとすぐ電話が鳴り、暫くは返信来ないだろうと思っていた俺は慌てて電話に出ることとなる。





「ぁ、も…もしもし!」

『あはは、どうしたの?ビックリさせちゃった?』

「い、いえ…こんなに早く電話掛かってくると思わなかったんで油断してただけです…」

『そっか』




クスクス笑いながら俺と話している栗河さんはいつもと変わらない、とても優しい声色だった。
耳に直接届くその優しい声に耳が擽ったい感覚に襲われ、慌ててフルフルと頭を振る。
違う違う、今は栗河さんの話をちゃんと聞かないと。





「そ、それで…今日言ってた大事な話のことですよね?」

『…うん、単刀直入に聞くよ?』

「…はい」






栗河さんから今までに聞いたことがないくらい真剣な声が聞こえ、なんとなく姿勢を正して栗河さんの声に耳を傾ける。






『……唯兎くんは、転生って…知ってる?』






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