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CM出演
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俺のマネージャーとしての仕事は最初は既に決まっているスケジュールをこなす事だった。
雑誌撮影、ファッションショーの参加、ブランドのレセプションの参加が主で、そこに俺は付き添い、新たなスケジュールを組むくらいだった。
俺がマネージャーとして役に立つ事はなく、深月さんが今まで築きあげたレールの上をただ歩くだけだった。
そんな時、以前レセプションの参加で少し話した人からの提案があった。
深月さんが愛用している化粧品ブランドのCMに深月さんが選ばれたのだ。
レセプションの時、その人がその化粧品ブランドのお偉いさんだと知って深月さんがそのブランドを愛用している話をそれとなくしたのだ。
これが初めてマネージャーとして、深月さんにできたことだった。
「てなわけで、CMが決まりました!」
「まじで?」
深月さんは驚いていた。
「そんな話、いつの間に?」
「前のレセプションの時に、話してみたんですよね」
「お前いつの間に…」
「あ、でも深月さんが今まで築きあげてきたものがあるから抜擢されたんですよ!流石です」
そうと決まれば、早速CMの打ち合わせやらなんやらとがある。
その間にも雑誌撮影がある。
忙しくなりそうだ。
無理の無い範囲でスケジュールを組み、スケジュールが詰まっていない予定は先方に確認して日程を後の方にしてもらったりしていた。
推しが忙しくて倒れたりなんて見たくない。
それに俺は何人もの同期が体にガタが来ているのを見ているから。
CMも、合間のスケジュールも深月さんは難なくこなしていた。
凄い推しがしごできで助かる。
CMも無事撮影完了した。
「お疲れ様です、無事撮影完了しましたね」
撮影完了を記念して俺と深月さんは個室の居酒屋でお祝いした。
味気ないけど。
「ああ」
しかし無事に完了したと言うのに深月さんは浮かない顔をしていた。
「すみません、最近忙しかったですもんね。スケジュール無理してました?次はもっと考えて組みますね」
「違う、そうじゃない。CM撮影、あれで成功なのかなって」
一緒に仕事をしだして思ったのは、深月さんはかなり完璧主義だ。
オタ活に励んでいた時も何となくそれは思っていたことだが。
「どう見ても成功ですよ。めっちゃ良かったですよ」
「お前は俺のファンだから、なんでも良く見えるだろうけどマネージャーとしてダメなところはちゃんと言ってくれ」
「それは勿論。そこは遠慮せず言わしてもらう予定でしたよ。それを踏まえた上で今回はめちゃくちゃ成功ですよ。監督さんも褒めてましたし。また撮りたいって。納得いきませんでした?」
「いや、ならいいけど」
その後も浮かない雰囲気のまま、名ばかりの撮影完了の記念会は終了し、帰路についた。
雑誌撮影、ファッションショーの参加、ブランドのレセプションの参加が主で、そこに俺は付き添い、新たなスケジュールを組むくらいだった。
俺がマネージャーとして役に立つ事はなく、深月さんが今まで築きあげたレールの上をただ歩くだけだった。
そんな時、以前レセプションの参加で少し話した人からの提案があった。
深月さんが愛用している化粧品ブランドのCMに深月さんが選ばれたのだ。
レセプションの時、その人がその化粧品ブランドのお偉いさんだと知って深月さんがそのブランドを愛用している話をそれとなくしたのだ。
これが初めてマネージャーとして、深月さんにできたことだった。
「てなわけで、CMが決まりました!」
「まじで?」
深月さんは驚いていた。
「そんな話、いつの間に?」
「前のレセプションの時に、話してみたんですよね」
「お前いつの間に…」
「あ、でも深月さんが今まで築きあげてきたものがあるから抜擢されたんですよ!流石です」
そうと決まれば、早速CMの打ち合わせやらなんやらとがある。
その間にも雑誌撮影がある。
忙しくなりそうだ。
無理の無い範囲でスケジュールを組み、スケジュールが詰まっていない予定は先方に確認して日程を後の方にしてもらったりしていた。
推しが忙しくて倒れたりなんて見たくない。
それに俺は何人もの同期が体にガタが来ているのを見ているから。
CMも、合間のスケジュールも深月さんは難なくこなしていた。
凄い推しがしごできで助かる。
CMも無事撮影完了した。
「お疲れ様です、無事撮影完了しましたね」
撮影完了を記念して俺と深月さんは個室の居酒屋でお祝いした。
味気ないけど。
「ああ」
しかし無事に完了したと言うのに深月さんは浮かない顔をしていた。
「すみません、最近忙しかったですもんね。スケジュール無理してました?次はもっと考えて組みますね」
「違う、そうじゃない。CM撮影、あれで成功なのかなって」
一緒に仕事をしだして思ったのは、深月さんはかなり完璧主義だ。
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「どう見ても成功ですよ。めっちゃ良かったですよ」
「お前は俺のファンだから、なんでも良く見えるだろうけどマネージャーとしてダメなところはちゃんと言ってくれ」
「それは勿論。そこは遠慮せず言わしてもらう予定でしたよ。それを踏まえた上で今回はめちゃくちゃ成功ですよ。監督さんも褒めてましたし。また撮りたいって。納得いきませんでした?」
「いや、ならいいけど」
その後も浮かない雰囲気のまま、名ばかりの撮影完了の記念会は終了し、帰路についた。
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