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衝突
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今日から企画の撮影が始まる。と言っても撮影は2日で終わる。
ならば2日目に橘は動くだろう。
深月さんは朝から口を聞かなかった。
説得も試みたが、空返事だった。
深月さんにとって橘はそんなに大事な友達なのだろうか。
と嫉妬してる場合では無い。
なんとしてでも阻止しないと。
あれだけ俺には不機嫌MAXだったにも関わらず、撮影はきちんとこなしていた。
俺は、良くないがその間に深月さんのスマホにGPSのアプリを入れ、いつでも位置確認出来るようにした。
予想だが、深月さんは2日目の橘の誘いは俺に黙って行くだろうと思っている。
俺の読み通り、1日目は橘は食事に誘って来ずそのまま帰宅することが出来た。
「深月さん、俺のことどう思ってくれていいんでお願いですから注意してください。俺は深月さんの為を思って言ってるんです」
帰宅後、再度の説得を試みる。
口を聞かないとはいえ、俺の分の食事は用意してくれたりなのでもしかしたら、とは思った。
「おやすみ」
俺の説得に対する返答はなく、寝る前の挨拶だけして寝室に行ってしまった。
やはり無理だったか。
そして2日目の撮影最終日だった。
撮影は滞りなく進んでいた。
そして案の定、橘は深月さんを食事に誘い、深月さんは俺の隙を見て食事に行った。
だが、GPSをつけたので問題は無い。
そう思ったが、途中GPSが途絶えた。
まさかもう?と思ったが、深月さんはあまりスマホをちゃんと充電しない人だった。
基本俺が付きっきりで離れることは無いので連絡を取ることは少ない。
恐らく深月さんのスマホは充電切れだった。
最悪だ、これでは1軒目の店が辿れない。
2軒目は姉のおかげで目星がついているので、そこで待機して強制帰宅させれれば最悪の場合は免れる。
ただ1軒目がわからないとどのルートから来るかわからないため、臨機応変に動けない。
困ったな。
だが、いきなり2軒目はさっきまで見れていた位置情報的には可能性として低い。
途中まで出ていた位置情報から推測して、俺は深月さんを探すことにした。
あとは深月さんが少しでも俺の忠告を聞き入れてくれていて、自分で危機回避してくれる事を祈るしかない。
だがそれも望み薄だ。
必死に探すも見つからなかった。
そろそろ2軒目の近くに行かないとまずいかも。
俺が2軒目に向かっていると、奇跡的に2人を見つけることが出来た。
記者もここにはまだ居ないようだ。
「深月さん!」
俺は深月さんを呼び止める。
「あれ、支倉さんやん。深月借りてるわ~。今から2軒目行くねんけど、込み入った話したいから悪いんやけど帰ってくれへん?」
橘は胡散臭い笑顔を向ける。
「この辺って良くないって聞きますね。刈谷もここよく来てたとか。深月さんは清純派なので、もしもの事があったら困ります。2軒目行くなら別のとこにしてくれませんか?」
これを言われても場所移動なんて出来ないよな、移動なんてしたら橘の魂胆は崩れることになるから。
案の定、橘は渋った。
「え~でも予約してんねん。お店の人に迷惑やろ?」
「誰かに会わせようとしてますよね。それはどういう人ですか?」
「…怖いなぁ。普通にディレクターさんとかやで?深月、あんまり飲み会とかもこーへんし繋がりって大事やん?」
橘の白々しい態度は俺の神経を逆撫でする。
「俺、元々ADなんですよ。ディレクターって誰ですか?俺も深月さんのマネージャーとして挨拶しておきたいです」
俺が見抜いてることを悟ったのか橘は言葉に詰まっていた。
「ならもう深月さん、返してもらえますか?あなたの事を口外するつもりは無いので。深月さん、帰りましょう」
流石の深月さんも、俺の忠告を少し聞き入れてくれたのか承諾してくれた。
無事危機は免れたのだ。
ならば2日目に橘は動くだろう。
深月さんは朝から口を聞かなかった。
説得も試みたが、空返事だった。
深月さんにとって橘はそんなに大事な友達なのだろうか。
と嫉妬してる場合では無い。
なんとしてでも阻止しないと。
あれだけ俺には不機嫌MAXだったにも関わらず、撮影はきちんとこなしていた。
俺は、良くないがその間に深月さんのスマホにGPSのアプリを入れ、いつでも位置確認出来るようにした。
予想だが、深月さんは2日目の橘の誘いは俺に黙って行くだろうと思っている。
俺の読み通り、1日目は橘は食事に誘って来ずそのまま帰宅することが出来た。
「深月さん、俺のことどう思ってくれていいんでお願いですから注意してください。俺は深月さんの為を思って言ってるんです」
帰宅後、再度の説得を試みる。
口を聞かないとはいえ、俺の分の食事は用意してくれたりなのでもしかしたら、とは思った。
「おやすみ」
俺の説得に対する返答はなく、寝る前の挨拶だけして寝室に行ってしまった。
やはり無理だったか。
そして2日目の撮影最終日だった。
撮影は滞りなく進んでいた。
そして案の定、橘は深月さんを食事に誘い、深月さんは俺の隙を見て食事に行った。
だが、GPSをつけたので問題は無い。
そう思ったが、途中GPSが途絶えた。
まさかもう?と思ったが、深月さんはあまりスマホをちゃんと充電しない人だった。
基本俺が付きっきりで離れることは無いので連絡を取ることは少ない。
恐らく深月さんのスマホは充電切れだった。
最悪だ、これでは1軒目の店が辿れない。
2軒目は姉のおかげで目星がついているので、そこで待機して強制帰宅させれれば最悪の場合は免れる。
ただ1軒目がわからないとどのルートから来るかわからないため、臨機応変に動けない。
困ったな。
だが、いきなり2軒目はさっきまで見れていた位置情報的には可能性として低い。
途中まで出ていた位置情報から推測して、俺は深月さんを探すことにした。
あとは深月さんが少しでも俺の忠告を聞き入れてくれていて、自分で危機回避してくれる事を祈るしかない。
だがそれも望み薄だ。
必死に探すも見つからなかった。
そろそろ2軒目の近くに行かないとまずいかも。
俺が2軒目に向かっていると、奇跡的に2人を見つけることが出来た。
記者もここにはまだ居ないようだ。
「深月さん!」
俺は深月さんを呼び止める。
「あれ、支倉さんやん。深月借りてるわ~。今から2軒目行くねんけど、込み入った話したいから悪いんやけど帰ってくれへん?」
橘は胡散臭い笑顔を向ける。
「この辺って良くないって聞きますね。刈谷もここよく来てたとか。深月さんは清純派なので、もしもの事があったら困ります。2軒目行くなら別のとこにしてくれませんか?」
これを言われても場所移動なんて出来ないよな、移動なんてしたら橘の魂胆は崩れることになるから。
案の定、橘は渋った。
「え~でも予約してんねん。お店の人に迷惑やろ?」
「誰かに会わせようとしてますよね。それはどういう人ですか?」
「…怖いなぁ。普通にディレクターさんとかやで?深月、あんまり飲み会とかもこーへんし繋がりって大事やん?」
橘の白々しい態度は俺の神経を逆撫でする。
「俺、元々ADなんですよ。ディレクターって誰ですか?俺も深月さんのマネージャーとして挨拶しておきたいです」
俺が見抜いてることを悟ったのか橘は言葉に詰まっていた。
「ならもう深月さん、返してもらえますか?あなたの事を口外するつもりは無いので。深月さん、帰りましょう」
流石の深月さんも、俺の忠告を少し聞き入れてくれたのか承諾してくれた。
無事危機は免れたのだ。
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