芙蓉の喋り場

高城蓉理

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 私は昔から朝活ができる人を羨ましく思っていました。よく早起きして執筆したという投稿をSNSで見かけるけど、本当に凄いと思います。私は子どもの頃から家をでるギリギリまで寝ていたい人間で、翌日の服から何までしっかり準備をし、いかに時短で朝を過ごすかを考えています。

 私は早起き自体ができないわけではありません。現在進行形で週に数回は4時半起きで仕事に行きます。だから早起きができないわけではないけど、何かをしてから仕事に行くと「万一疲れたらパフォーマンスが落ちてしまう!?」と感じてしまったり、不規則な生活スタイル故に時差をうまく調整できなかったりと、余裕を持った朝時間を過ごせないでいます。
 でも朝早く起きて、自分時間を確保している人は「できる人間」って感じで、凄いなあと思うのです。そして社会人として年数を重ねても朝活をできない自分はだらしないな、と思っていました。

 これは数年前の話になりますが、職場からの帰り道に同僚との会話で朝型と夜型の話になりました。同僚自身は朝型だけど旦那さんは夜型で、生活リズムが違うんだよね、と話していました。
 私は朝型の同僚が羨ましかったので
「朝活できるなんていいね。私は朝は余裕なくて~(以下、定型文)」
と言いました。すると同僚からはさらりと
「あ、でも朝型か夜型かは持って生まれた体質らしいよ。だから朝活できないのは、遺伝子レベルの話だから出来る出来ないではないんだよ」
と、私からすれば驚きの回答が返ってきたのです。
 これが本当か嘘かは分かりません。もしかしたら私を励ますために同僚が言ってくれた方便かもしれませんが、私はこの言葉を聞いてから、朝活だとか夜行性だとかの生活スタイルを他人と比べなくなりました。教えてくれた同僚には感謝しかありません。
 
 ちなみに私が一番過ごしやすいのは、2時とか3時くらいに寝て、お昼前に起きる生活スタイルです。これは本当に最高です。ただ家人は朝は起きて仕事にいくので、結局私は休みや夕勤でも起きるハメに(疲れてたら起きないけど)なかなか理想の生活スタイルで過ごすのは難しいです。
 ちなみに私の同業者との居酒屋会議では、一番辛いシフトは深夜0時~2時の間に起きての早朝勤務という結論になっています。理由は寝るタイミングを逸するからです。ただ暗い中で寝られるのは、夜勤よりはいいかもしれないですね。

 そんな事情もあり、私は自己啓発本やらは敢えて見ないようにしてます。あれは残念ながら、超不規則生活の人には対応していないし、自分を全否定された気持ちになり目にすると悲しくなってしまうからです。だいたい規則正しく!とか、朝日を浴びて!とか書いてあるけど、4時半起きだと朝日を浴びたくとも、まだ真っ暗だしね。
 人は人、自分は自分ってシンプルだけど、なかなか難しく感じます。でもまあ、自分で選んだ仕事なので、あまり深く考えずに生活していけたらなと思います。


 
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