46 / 67
十限目
警戒心
しおりを挟む
前回と同じ集合場所。まさか次の週にまた来るとは思ってもみなかった。俺の中で一番気合が入っていると思える恰好で来たけど、これで大丈夫だろうか。
「ごめん、お待たせ」
俺は言葉が詰まった。不思議と頭が回らなかった。
「そんなにじっと見ないでよ。恥ずかしいじゃん」
結城さんは左手で右の耳をかけた。その時見える胸鎖乳突筋がとても奇麗だった。
黒のミニスカートに襟や袖の先がチェックのシャツを着て、上着としてデニム生地の長袖を羽織っていた。きっと彼女のような人をおしゃれというのだろう。華巳先輩は顔が出来上がりすぎて、何を着ても成立させてしまうから対象外だけど。
「ごめん。つい・・・」
「似合ってる?」
「うん、おしゃれだし、似合ってるよ」
むしろ似合ってないと言う人なんているのだろうか、そう思わせるほどの魅力を感じた。
「そっか。ありがと。ほら、並ぼ」
彼女はそう言って俺の手を引いて、扉が来る場所に移動した。その時、俺はいつもと違う心臓の高鳴り方をしていた。通常運転じゃないし、発作でもない、響空に告白したときと似ているかもしれないが、どこか違う気がする。
「辰矢くんも似合ってるよ」
俺はこの言葉で現実に引き戻された。
「本当?よかった」
これで今日の第一関門は突破しただろう。今日の目的は、このデートを良いもので終わらせて朝倉に俺の頼みを聞いてもらうことにある。結城さんと会ってからそのことを忘れかけていた。
「うん、私はこういうカーディガン好きだよ」
俺の服装は黒のカラーデニムに白のTシャツ、上から水色のカーディガン。やっぱり、いざって時のために買っておいてよかった。
来た電車に乗り、俺たちは都会の町に踏み入れた。俺たちの目的は、昨日オープンした都内で話題のカフェだった。苺を中心にメニューが並ぶこのカフェは、結城さんが上京してでも行きたかったと言っているお店だった。
電車を降りた矢先、一緒に降りる人の多さに俺たちは物理的距離を作られそうになった。
「いたい・・・」
「ごめん、ここ抜けるまでは我慢して」
俺は結城さんの手を握りしめ、無理矢理足を進めた。人と人の間をかき分けて、改札前の空いたスペースで手を放す。
「本当、ごめん」
俺は空いた手をポケットに戻し、携帯でお店の情報を調べる。
「いや、私もなんかごめん」
改札を出た後、俺の右手がさみしく思えた。まだ少し残っている結城さんの手の温もりが、俺の手が何もつながっていないことを示していた。
俺が先に進むと、三歩後ろを結城さんがついてくる。この構図が駅を出るまで変わらなかった。やってしまった。これで朝倉への頼みが無くなったんだと確信した。
「待って」
振り返っても彼女の顔は見えなかった。三歩しか違わないのに、もっと遠い気がした。
結城さんは俺の横に少し走って、俺の手を見ていた。
「痛かった・・・」
「ごめん・・・」
三十分も電車に揺られたせいで、俺もどうにかなっているように思えた。あの瞬間、俺の予定が壊れた気がした。
「俺といたくなかったら帰ってもいいよ」
俺にはこのまま彼女を連れ回す資格なんてない。この後のことは自分でどうにかしないと、そのため今から行動しないと。
「・・・ふざけないで」
俺は何を言われても仕方ない。今から言われる言葉をはじく資格なんてない。
結城さんは俺の前に立ち、俺の頬を掴んで顔を上げさせた。
「こんなんじゃ、私は帰りません。私を帰したいならもっと私を楽しませて」
「は?」
「別に辰矢くんになら手を握られても構わない。でも、痛く握られるのは嫌」
彼女は一体何を言っているのだろう。
「握るなら優しく握って」
「いや、なんで」
「ちゃんとまだ話したことそんなにないけど、私はあなたのこと気になってるから」
俺はこの状況全く読めなかった。
「まだ、私のことちゃんと知らないでしょ。今日はあなたに私のことをもっと知ってもらうために時間を使ってもらうんだから」
俺の手を握ってすぐにどこかへ走っていった。俺はこの瞬間、勝ちを確信した。
行き先は昨日行きたいと言っていたカフェだった。最近人気を得ているこのカフェは日曜の昼間はさすがとしか言いようがないほどの活気だった。
「多いね。さすがって感じ」
行列の長さからして、これから並んだら最低でも一時間は待たされそうになった。でも、俺にはそんなに関係ない。
「ちょっと!」
俺は扉を開け、店員さんが来るのを待っていた。
「何してんの、並ばないと」
俺は結城さんの言葉を無視して、店員さんを見ていた。
「お待たせいたしました」
「すいません、二人で予約した稲垣です」
結城さんは以外と驚いた顔をしていた。
「お待ちしておりました。こちらの席へどうぞ」
俺たちは用意されていた席に座り、メニューを決めるようとしていた。
結城さんは、一緒に同じメニュー表を見ていたのに急に距離を置きだした。
「もう決まった?」
「いや、手慣れてるなって思って」
言っていることはなんとなく分かった。俺の距離の詰め方に改めて警戒心を持ったのだろう。
「本当?こうしたらいいって来る前に動画で見たんだよね」
「本当に言ってる?自然だったよ」
本当はそれだけじゃなくて小説の中に出てくるから使ってるところはある。でも、そんなこと誰かに言えるわけない。さすがに恥ずかしすぎる。
「なら、いっか」
そう言って結城さんは俺の隣に顔を持ってきた。俺もさすがに心臓が限界になりそうだった。この子はきっと慣れている。
「私、このキャラメルがいい」
「俺は抹茶にしようかな」
二人の注文が決まったところで、俺は片手を上げた。
「ご注文はお決まりですか?」
「この二つのパンケーキと、コーヒー。結城さんは?」
「私は、このアイスティーで」
注文を終えると、俺は背もたれに寄りかかり、結城さんとの距離を取り直す。
「あのさ、私の下の名前分かってる?」
「分かってるよ、咲楽でしょ?」
彼女の顔はキョトンとしていた。彼女が考えているのは、どうして知っているのに自分のことを名前で呼ばないのだろう。とかだろう。大体は分かるけど、俺が呼ばない理由なんて結城さんが俺に対して警戒心を持っているから以外にないだろう。
「何で呼ばないの?」
俺は頬杖をついて彼女をあざ笑う。
「だって、俺のこと警戒してるでしょ?」
結城さんは俺と同じポーズをして、一歩も譲らないという印象を与えた。
「それは私を名字でしか呼ばないからでしょ。一歩引いてるみたいだしね。もっとこっちに来てくれれば話は違うよ」
周りの空気が俺たちの関係を表していた。
「喧嘩?」「美男美女なのに・・・」「バチバチだね」
その声だけで、互いの目線から火花が飛び散っているのが分かる。互いに笑顔の裏でドスの効いた感情が揺らいでいた。
「分かったよ。咲楽さんね、今度からそう呼ぶよ」
「できることならさん付けもやめてほしいかも」
「分かったよ。咲楽ね」
「分かればよろしい、・・・けど、周りの反応すごいね」
周りの声は意外と大きくて、去年のことを思い出した。
「辰矢くんてさ、バイトとかないの?」
俺の休日の過ごし方が気になったのだろう。急な誘いに何の問題もなく合わせたんだから。高校生なら大半の回答は部活かバイトだろう。俺はどっちもしていないから気になるのは当然だろう、小説はバイトのようなものでもあるけど。
「してるよ?たまにだけど」
「それで足りるの?」
「まぁ、時給だけはいいからね」
そこからは、他愛もない話が続いた。ほとんどを隠している俺は、意外とこういう時間が楽しかった。
「ごめん、お待たせ」
俺は言葉が詰まった。不思議と頭が回らなかった。
「そんなにじっと見ないでよ。恥ずかしいじゃん」
結城さんは左手で右の耳をかけた。その時見える胸鎖乳突筋がとても奇麗だった。
黒のミニスカートに襟や袖の先がチェックのシャツを着て、上着としてデニム生地の長袖を羽織っていた。きっと彼女のような人をおしゃれというのだろう。華巳先輩は顔が出来上がりすぎて、何を着ても成立させてしまうから対象外だけど。
「ごめん。つい・・・」
「似合ってる?」
「うん、おしゃれだし、似合ってるよ」
むしろ似合ってないと言う人なんているのだろうか、そう思わせるほどの魅力を感じた。
「そっか。ありがと。ほら、並ぼ」
彼女はそう言って俺の手を引いて、扉が来る場所に移動した。その時、俺はいつもと違う心臓の高鳴り方をしていた。通常運転じゃないし、発作でもない、響空に告白したときと似ているかもしれないが、どこか違う気がする。
「辰矢くんも似合ってるよ」
俺はこの言葉で現実に引き戻された。
「本当?よかった」
これで今日の第一関門は突破しただろう。今日の目的は、このデートを良いもので終わらせて朝倉に俺の頼みを聞いてもらうことにある。結城さんと会ってからそのことを忘れかけていた。
「うん、私はこういうカーディガン好きだよ」
俺の服装は黒のカラーデニムに白のTシャツ、上から水色のカーディガン。やっぱり、いざって時のために買っておいてよかった。
来た電車に乗り、俺たちは都会の町に踏み入れた。俺たちの目的は、昨日オープンした都内で話題のカフェだった。苺を中心にメニューが並ぶこのカフェは、結城さんが上京してでも行きたかったと言っているお店だった。
電車を降りた矢先、一緒に降りる人の多さに俺たちは物理的距離を作られそうになった。
「いたい・・・」
「ごめん、ここ抜けるまでは我慢して」
俺は結城さんの手を握りしめ、無理矢理足を進めた。人と人の間をかき分けて、改札前の空いたスペースで手を放す。
「本当、ごめん」
俺は空いた手をポケットに戻し、携帯でお店の情報を調べる。
「いや、私もなんかごめん」
改札を出た後、俺の右手がさみしく思えた。まだ少し残っている結城さんの手の温もりが、俺の手が何もつながっていないことを示していた。
俺が先に進むと、三歩後ろを結城さんがついてくる。この構図が駅を出るまで変わらなかった。やってしまった。これで朝倉への頼みが無くなったんだと確信した。
「待って」
振り返っても彼女の顔は見えなかった。三歩しか違わないのに、もっと遠い気がした。
結城さんは俺の横に少し走って、俺の手を見ていた。
「痛かった・・・」
「ごめん・・・」
三十分も電車に揺られたせいで、俺もどうにかなっているように思えた。あの瞬間、俺の予定が壊れた気がした。
「俺といたくなかったら帰ってもいいよ」
俺にはこのまま彼女を連れ回す資格なんてない。この後のことは自分でどうにかしないと、そのため今から行動しないと。
「・・・ふざけないで」
俺は何を言われても仕方ない。今から言われる言葉をはじく資格なんてない。
結城さんは俺の前に立ち、俺の頬を掴んで顔を上げさせた。
「こんなんじゃ、私は帰りません。私を帰したいならもっと私を楽しませて」
「は?」
「別に辰矢くんになら手を握られても構わない。でも、痛く握られるのは嫌」
彼女は一体何を言っているのだろう。
「握るなら優しく握って」
「いや、なんで」
「ちゃんとまだ話したことそんなにないけど、私はあなたのこと気になってるから」
俺はこの状況全く読めなかった。
「まだ、私のことちゃんと知らないでしょ。今日はあなたに私のことをもっと知ってもらうために時間を使ってもらうんだから」
俺の手を握ってすぐにどこかへ走っていった。俺はこの瞬間、勝ちを確信した。
行き先は昨日行きたいと言っていたカフェだった。最近人気を得ているこのカフェは日曜の昼間はさすがとしか言いようがないほどの活気だった。
「多いね。さすがって感じ」
行列の長さからして、これから並んだら最低でも一時間は待たされそうになった。でも、俺にはそんなに関係ない。
「ちょっと!」
俺は扉を開け、店員さんが来るのを待っていた。
「何してんの、並ばないと」
俺は結城さんの言葉を無視して、店員さんを見ていた。
「お待たせいたしました」
「すいません、二人で予約した稲垣です」
結城さんは以外と驚いた顔をしていた。
「お待ちしておりました。こちらの席へどうぞ」
俺たちは用意されていた席に座り、メニューを決めるようとしていた。
結城さんは、一緒に同じメニュー表を見ていたのに急に距離を置きだした。
「もう決まった?」
「いや、手慣れてるなって思って」
言っていることはなんとなく分かった。俺の距離の詰め方に改めて警戒心を持ったのだろう。
「本当?こうしたらいいって来る前に動画で見たんだよね」
「本当に言ってる?自然だったよ」
本当はそれだけじゃなくて小説の中に出てくるから使ってるところはある。でも、そんなこと誰かに言えるわけない。さすがに恥ずかしすぎる。
「なら、いっか」
そう言って結城さんは俺の隣に顔を持ってきた。俺もさすがに心臓が限界になりそうだった。この子はきっと慣れている。
「私、このキャラメルがいい」
「俺は抹茶にしようかな」
二人の注文が決まったところで、俺は片手を上げた。
「ご注文はお決まりですか?」
「この二つのパンケーキと、コーヒー。結城さんは?」
「私は、このアイスティーで」
注文を終えると、俺は背もたれに寄りかかり、結城さんとの距離を取り直す。
「あのさ、私の下の名前分かってる?」
「分かってるよ、咲楽でしょ?」
彼女の顔はキョトンとしていた。彼女が考えているのは、どうして知っているのに自分のことを名前で呼ばないのだろう。とかだろう。大体は分かるけど、俺が呼ばない理由なんて結城さんが俺に対して警戒心を持っているから以外にないだろう。
「何で呼ばないの?」
俺は頬杖をついて彼女をあざ笑う。
「だって、俺のこと警戒してるでしょ?」
結城さんは俺と同じポーズをして、一歩も譲らないという印象を与えた。
「それは私を名字でしか呼ばないからでしょ。一歩引いてるみたいだしね。もっとこっちに来てくれれば話は違うよ」
周りの空気が俺たちの関係を表していた。
「喧嘩?」「美男美女なのに・・・」「バチバチだね」
その声だけで、互いの目線から火花が飛び散っているのが分かる。互いに笑顔の裏でドスの効いた感情が揺らいでいた。
「分かったよ。咲楽さんね、今度からそう呼ぶよ」
「できることならさん付けもやめてほしいかも」
「分かったよ。咲楽ね」
「分かればよろしい、・・・けど、周りの反応すごいね」
周りの声は意外と大きくて、去年のことを思い出した。
「辰矢くんてさ、バイトとかないの?」
俺の休日の過ごし方が気になったのだろう。急な誘いに何の問題もなく合わせたんだから。高校生なら大半の回答は部活かバイトだろう。俺はどっちもしていないから気になるのは当然だろう、小説はバイトのようなものでもあるけど。
「してるよ?たまにだけど」
「それで足りるの?」
「まぁ、時給だけはいいからね」
そこからは、他愛もない話が続いた。ほとんどを隠している俺は、意外とこういう時間が楽しかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
俺が宝くじで10億円当選してから、幼馴染の様子がおかしい
沢尻夏芽
恋愛
自他共に認める陰キャ・真城健康(まき・けんこう)は、高校入学前に宝くじで10億円を当てた。
それを知る、陽キャ幼馴染の白駒綾菜(しらこま・あやな)はどうも最近……。
『様子がおかしい』
※誤字脱字、設定上のミス等があれば、ぜひ教えてください。
現時点で1話に繋がる話は全て書き切っています。
他サイトでも掲載中。
還暦妻と若い彼 継承される情熱
MisakiNonagase
恋愛
61歳の睦美と、20歳の悠人。ライブ会場で出会った二人の「推し活」は、いつしか世代を超えた秘め事へと変わっていった。合鍵を使い、悠人の部屋で彼を待つ睦美の幸福。
しかし、その幸せの裏側で、娘の愛美もまた、同じ男の体温に触れ始めていた。
母譲りの仕草を見せる娘に、母の面影を重ねる青年。
同じ男を共有しているとは知らぬまま、母娘は「女」としての業(さが)を露呈していく。甘いお土産が繋ぐ、美しくも醜い三角関係の幕が上がる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる