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告白
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「なあ、もし俺がお前の事を好きって言ったらどーする?」
「…ふぇ?」
放課後、次月先輩に3年生の教室に
呼び出され、告白っぽい事されている私、
三神 桜は、このドラマチックな展開に
頭がついていけなくなっていた
んん?え?どーゆうこと?
…先輩とは親友みたいな感じで…
いやいや、まず待って。これって告白なの?
「…えっと、先ぱ」
「てか、どう思う?」
うん、声 遮られましたね、はい。
…それよりどうしよう、
なんて言えばいいのかな。
てか、さっきから思ってるけど、
これって告白なのかな??
いや、でも先輩がそんな事する訳ないし、
前に好きな人いるっていってたし…
━━シーン…
あぁあああっ!!何この沈黙!
話すに話せなくなる…
「おい」
ドキッ! い、今 先輩呼んだよね。
返事しないと、だよね。
「はぁいぃ…」
う、震え声になっちゃったよ。
もしかしたら告白でないのかも
しれないんだよ?!何緊張してるの、私!
もっと冷静にならなきゃ!冷静に、冷静に…
「ぶっ!!…お前声震えてんじゃねーか」
「笑わないで下さい!全然、ふ、震えてませんから!」
カアァっと顔が熱くなるのを感じた。
やばい、これじゃ完全に先輩のペース。
とりあえずこれが何なのか先輩に聞かなきゃ
「ま、今の気にしなくていいから」
「…え?」
「気にしないで」
……はい?!いや、無理に決まってるでしょ!
告白かと思って期待しちゃったじゃん!!
…あぁ、わかった。
からかってるんですね?
私を見て楽しんでいるんですね?!
それしかない…このドSめ…!
「ぶっ!!…くく…っ」
「何が面白いんですか!」
私がそういうと、またくくっと笑う先輩。
確かに今のはちょっと
挙動不審だったかも知れないけど、
そこまで笑いますか
「もうダメだ、まじ笑いすぎて腹痛ぇ」
「だから何がですか!」
「心の声が漏れすぎなんだよ、ばーか。」
散々馬鹿にして!!
もう頭にきた。
「そんなにからかうのが楽し」
私の口は先輩の素早い動作によって
その柔らかい唇で塞がれていた。
……塞がれて…?
「~んん~っ!!はっ、先ぱっ!ん、やめっ!んんっ」
い、息ができない!
それに先輩やめてくれない!!
「はっ」
あ!キス止まった!今のうちに逃げなきゃ。
私は先輩を突き飛ばして急いで
教室から出ようとした。
「あっ…ごめ、桜!」
ガラッ、私がドアを開けようとした
その時だった。
ドンッ!!
先輩がドアに手をついて
私を逃がさないようにしている。
こ、これはいわゆる“壁ドン”
というものなのでは…?!
「…ごめん、やっぱ無理。
気にしないでとか言ったけど今すぐ答えて」
ん…?え?は?
「さっきはごめん。可愛くてつい…止まんなくなって」
「か、可愛いって、え、は??」
「キスからの告白って、普通逆だよな。
こんな形でわりーけど、
付き合ってほしい。
あ、ちなみに答えてくれるまでお前を
帰す気ないんで。」
え、ちょっと待って。さっきキスされてこの至近距離で2度目の告白からの壁ドンで???
うぅーーあーー心臓やばいよ!
ほんとにやばいっ!完全にパニクってる。え、え??どうすればいいの?
答える?yes?no?え、何を答えろと?!
『なあ、もし俺が好きって言ったらどーする?』
どう、どうしましょうね??
実際戸惑ってますよ?
うぅーん…元から仲良い友達って
感じだっから…
付き合ってもそんな変わらないよね?
よし……!
「その…先輩から告白されて、
気持ち伝えてくれた事、嬉しかったです。
でも、急にキスとかされたら戸惑います!
その…これからはゆっくり
私のペースに合わせて下さいね?」
「…それってOKって事?」
「OK…です」
「……」
…なぜ無言?!
もしかして私何かやらかした…?
「…よっしゃああぁ!!すっげぇ!すげぇよ!もうマジで俺、このまま昇天しそう…!」
「昇天するんですか?w」
「あぁ、まじで嬉しい!俺幸せで死にそう…!」
「そんな、大袈裟ですよ」
「いいや!まじで!あんな事しちゃった後だけど…これからはちゃんと大切にするし、お前のペースに合わせるから」
「はい…そうしてもらえるとありがたいです」
「おぅ!何かあったら言えよ、すぐ助けてやる。相談にものるし、俺に頼ってくれていいからな」
…先輩、凄くいきいきしてる。
本当にこんな私なんかでいいのかな?
「あのー…先輩、そろそろ離れていただけませんか。」
「あぁ、わりぃ…」
スッ…先輩の腕がドアと私から離れた。
あ、やば!もうこんな時間じゃん!
「それじゃ先輩、もう暗いのでまた明日」
「桜!」
私は先輩に名前を呼ばれて振り返った
「これからは彼女として接しとくから…
…覚悟しとけよ?」
少し頬を赤く染めつつも、
今までとは違う真剣な顔つきの先輩に
不覚にもドキッとした。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -- - -
「ただいまー」
家に帰ると、私は自分の部屋のベッドに
ボスッという音をたてて飛び込んだ。
…先輩があんなに肉食だったとは…
思い出すと顔が熱くなるのを感じる。
それに、まだ先輩の彼女だって実感しない…
でも付き合う以上、
これからは私も“友達”じゃなくて
“彼女”として先輩に接しよう。
んー…じゃあ先輩呼びはやめた方が
いいのかな?
「“次月 宇宙”だから、次月?いや、
彼女でそれはおかしいか。じゃあ、宇宙…
いや、呼びすては私にはハードルが高いし…なら、宇宙くん?」
…呼び方は明日聞いてみよっと。
あれ、そういえば先輩って私のどこを好きになってくれたんだろう?
それも明日聞いてみよう。
…なんだかちょっと明日が
楽しみになってきた!
その日、私は早く明日になってほしいため
いつもより少し早めの時間で寝た。
「…ふぇ?」
放課後、次月先輩に3年生の教室に
呼び出され、告白っぽい事されている私、
三神 桜は、このドラマチックな展開に
頭がついていけなくなっていた
んん?え?どーゆうこと?
…先輩とは親友みたいな感じで…
いやいや、まず待って。これって告白なの?
「…えっと、先ぱ」
「てか、どう思う?」
うん、声 遮られましたね、はい。
…それよりどうしよう、
なんて言えばいいのかな。
てか、さっきから思ってるけど、
これって告白なのかな??
いや、でも先輩がそんな事する訳ないし、
前に好きな人いるっていってたし…
━━シーン…
あぁあああっ!!何この沈黙!
話すに話せなくなる…
「おい」
ドキッ! い、今 先輩呼んだよね。
返事しないと、だよね。
「はぁいぃ…」
う、震え声になっちゃったよ。
もしかしたら告白でないのかも
しれないんだよ?!何緊張してるの、私!
もっと冷静にならなきゃ!冷静に、冷静に…
「ぶっ!!…お前声震えてんじゃねーか」
「笑わないで下さい!全然、ふ、震えてませんから!」
カアァっと顔が熱くなるのを感じた。
やばい、これじゃ完全に先輩のペース。
とりあえずこれが何なのか先輩に聞かなきゃ
「ま、今の気にしなくていいから」
「…え?」
「気にしないで」
……はい?!いや、無理に決まってるでしょ!
告白かと思って期待しちゃったじゃん!!
…あぁ、わかった。
からかってるんですね?
私を見て楽しんでいるんですね?!
それしかない…このドSめ…!
「ぶっ!!…くく…っ」
「何が面白いんですか!」
私がそういうと、またくくっと笑う先輩。
確かに今のはちょっと
挙動不審だったかも知れないけど、
そこまで笑いますか
「もうダメだ、まじ笑いすぎて腹痛ぇ」
「だから何がですか!」
「心の声が漏れすぎなんだよ、ばーか。」
散々馬鹿にして!!
もう頭にきた。
「そんなにからかうのが楽し」
私の口は先輩の素早い動作によって
その柔らかい唇で塞がれていた。
……塞がれて…?
「~んん~っ!!はっ、先ぱっ!ん、やめっ!んんっ」
い、息ができない!
それに先輩やめてくれない!!
「はっ」
あ!キス止まった!今のうちに逃げなきゃ。
私は先輩を突き飛ばして急いで
教室から出ようとした。
「あっ…ごめ、桜!」
ガラッ、私がドアを開けようとした
その時だった。
ドンッ!!
先輩がドアに手をついて
私を逃がさないようにしている。
こ、これはいわゆる“壁ドン”
というものなのでは…?!
「…ごめん、やっぱ無理。
気にしないでとか言ったけど今すぐ答えて」
ん…?え?は?
「さっきはごめん。可愛くてつい…止まんなくなって」
「か、可愛いって、え、は??」
「キスからの告白って、普通逆だよな。
こんな形でわりーけど、
付き合ってほしい。
あ、ちなみに答えてくれるまでお前を
帰す気ないんで。」
え、ちょっと待って。さっきキスされてこの至近距離で2度目の告白からの壁ドンで???
うぅーーあーー心臓やばいよ!
ほんとにやばいっ!完全にパニクってる。え、え??どうすればいいの?
答える?yes?no?え、何を答えろと?!
『なあ、もし俺が好きって言ったらどーする?』
どう、どうしましょうね??
実際戸惑ってますよ?
うぅーん…元から仲良い友達って
感じだっから…
付き合ってもそんな変わらないよね?
よし……!
「その…先輩から告白されて、
気持ち伝えてくれた事、嬉しかったです。
でも、急にキスとかされたら戸惑います!
その…これからはゆっくり
私のペースに合わせて下さいね?」
「…それってOKって事?」
「OK…です」
「……」
…なぜ無言?!
もしかして私何かやらかした…?
「…よっしゃああぁ!!すっげぇ!すげぇよ!もうマジで俺、このまま昇天しそう…!」
「昇天するんですか?w」
「あぁ、まじで嬉しい!俺幸せで死にそう…!」
「そんな、大袈裟ですよ」
「いいや!まじで!あんな事しちゃった後だけど…これからはちゃんと大切にするし、お前のペースに合わせるから」
「はい…そうしてもらえるとありがたいです」
「おぅ!何かあったら言えよ、すぐ助けてやる。相談にものるし、俺に頼ってくれていいからな」
…先輩、凄くいきいきしてる。
本当にこんな私なんかでいいのかな?
「あのー…先輩、そろそろ離れていただけませんか。」
「あぁ、わりぃ…」
スッ…先輩の腕がドアと私から離れた。
あ、やば!もうこんな時間じゃん!
「それじゃ先輩、もう暗いのでまた明日」
「桜!」
私は先輩に名前を呼ばれて振り返った
「これからは彼女として接しとくから…
…覚悟しとけよ?」
少し頬を赤く染めつつも、
今までとは違う真剣な顔つきの先輩に
不覚にもドキッとした。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -- - -
「ただいまー」
家に帰ると、私は自分の部屋のベッドに
ボスッという音をたてて飛び込んだ。
…先輩があんなに肉食だったとは…
思い出すと顔が熱くなるのを感じる。
それに、まだ先輩の彼女だって実感しない…
でも付き合う以上、
これからは私も“友達”じゃなくて
“彼女”として先輩に接しよう。
んー…じゃあ先輩呼びはやめた方が
いいのかな?
「“次月 宇宙”だから、次月?いや、
彼女でそれはおかしいか。じゃあ、宇宙…
いや、呼びすては私にはハードルが高いし…なら、宇宙くん?」
…呼び方は明日聞いてみよっと。
あれ、そういえば先輩って私のどこを好きになってくれたんだろう?
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