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第9章
第160話 時が来た
しおりを挟む最低限必要だろう避難誘導は概ね終わらせることが出来た。子供の手を引いたり抱えたり、老神の背を支えて逃げていく神々の背中を眺めながら溜め息を吐くオリヴィア。直接獣に殺される訳でもない。故に死ぬこともないというのに、何故避難なんてさせなければならないのかと嘆息している。
そんな彼女の首筋……うなじ辺りにチリとしたものを感じた。人はそれを嫌な予感がするという。気配でものを感じることがまだ出来ないオリヴィアにとって、それが唯一感じられる嫌な予感というものだ。そしてこれは前にも当たっていた。
フードを深く被り直しておく。いつ何が起きても良いように。警戒しておいて損はない。辺りを見渡しても、地割れなどで荒れた光景しか見えない。神物も逃げていった。此処に居るのはオリヴィアのみと言っても良いだろう。
そうやって辺りを探っていると、一際大きな音が鳴り響いた。足下がぐらりと揺れながら聞こえた音は、オリヴィアが居るところからそう離れていない。故に音が大きく、彼女も咄嗟に耳へ手を当てて鼓膜が破れるのを防いだ。
背後から聞こえてきたので振り向くと、土柱が天を衝かんと伸びていた。何があったのかと思うものの、現状でこれだけの異常を起こせるのは、あの黒き獣とリュウデリアだけだと、オリヴィアは思ったのだ。そして気がつく。土柱の方角は、恐らく彼女が居るだろう場所。
はぐれてしまったばかりに、もしかしたら……という場合が考えられる。そうならないためにリュウデリアから近くに居て欲しいと言われていたのに、今近くには居ない。頼まれたことをできていないことに、オリヴィアはフードの中で唇を噛み締めた。
「う……うぅ……」
「いたた……ハッ!だ、大丈夫!?怪我は無い!?」
「う、うん。大丈夫……」
所変わってオリヴィアと同じく、彼女と反対方向に位置する場所にあると聞いていた村にやって来ていたシモォナは、残り少ない神々の避難誘導をしていた。転んでしまった女の子の子供である神を助け起こして、一緒に行こうとした時、地を揺るがす衝撃と、耳を劈く音にやられて転倒した。
咄嗟に子供の神を抱き締めて庇ったまま倒れ込んだシモォナは、何が起きたか解らなかったが、腕の中に居る女の子が無事だったことにホッとした。そして、舞い上がっている砂塵を吸い込まないように、鼻と口に服の袖を押し付けていると、砂塵が晴れていく。
女の子の子供とシモォナは1番砂塵が濃かった方へ目を向けると、そこには目を剥くに値する光景が広がっていた。女の子は恐怖で体を強張らせて、抱き締めているシモォナにしがみ付き、シモォナは顔を真っ青にしていた。
2柱の目と鼻の先には鋒があった。鋭く尖った、押し付けられれば忽ち肉体を貫通してしまうだろう、とても鋭いものだ。その正体は、エルワールが右手で持って振り下ろしていた巨大な円錐状の氷だった。そしてその円錐状の氷の鋭い鋒からは、血が流れて滴っている。氷はあるものを貫通していた。それは手。純黒の鱗に包まれた大きな手だった。
氷が掌を貫通している。意図的にシモォナ達に向かって突き出されたそれを、手で遮るようにしていた。その結果、鱗も肉も貫通し、掌に突き刺さっているのだ。左手が貫通しているリュウデリアは、残る右手で、更に振り下ろそうとしているエルワールの左手首を捕らえている。
全力で阻止しているようで、腕が震えているし、強く噛み締めていることによる歯軋りも聞こえてくる。何故黒き獣が私達を……と困惑してその場に居続けるシモォナに、上から黄金の瞳を妖しく光らせ、睨み付けながら叱責した。
「何を惚けている愚か者がッ!!今すぐ離れろッ!!」
「えっ、あっ……は、はい!すみません!ごめんね、ちょっと走るね!」
「う、うんっ」
体が震える程の大声で怒鳴られたシモォナは、漸く動き出した。庇った腕の中の女の子を立ち上がらせ、手を繋いで走ってその場を離れる。目標を失った円錐状の氷は持ち上がっていき、エルワールとリュウデリアが対峙する。
今も掌を氷が貫通しているが、力ませてそれ以上突き進まないようにし、右手はエルワールの左手首を掴んで握り潰さん程の力を込めている。両者の尋常ならざる気配に、折れた木々や砂利が浮かび上がる。リュウデリアの左手から滴る赤い血も浮かび、弾かれたように霧散していく。
掌を貫通しても動く指を氷に突き立てる。鋭い指先が砕きながらめり込んでいき、全体に罅を入れていった。貫通した痛みと氷の冷たさに目元をぴくりと動かすが、構うことなく氷を握り潰した。そして自身の左手とエルワールの右手で手合わせをし、力勝負を始めた。
「よもやあの女を狙うとはなァ……ッ!!」
「ははは。この時代の者ではないのだろう?その起因はあの神だ。奴を殺せばお前達は元の時間軸に戻る。折角見つけた私という強者を前に、決着をつける前に消えたくはあるまい?愉しんでいる最中なのだからなァ?」
「チッ。お前は何故奴の権能のことを知っている。そもそも、俺達のことすらも知っているとはどういうことだ」
「何、私が奪ったこの肉体が保持している権能の力ではないぞ?少し覗いてみただけだ」
「ほとほと、気持ちの悪い奴だッ!!」
「ぐッ……はははッ!!」
エルワールは知っていた。正確にはエルワールの肉体を奪っているナニカだが、その者は知っていた。リュウデリアがこの時代に生きる存在でないことを。彼の友であるクレアやバルガスの存在。オリヴィアのことも。その者達全員が違う時間軸から来ているということを。そして、時間を超えて連れて来たのが、シモォナの権能であることも。
どうやって知ったというのか。権能の力ではないと言う。しかし覗いてみたと称している。リュウデリアでも解らない謎の力でも使っているのかと疑問が残るが、今はその事は置いておくとしよう。
現状、エルワールは自身とシモォナのことを人質にしている。この強い個体との戦いが愉しい筈。しかし本気で戦っていない。エルワールはそんなリュウデリアの本気の力を見たいし味わいたい。だから本気を出さないならばシモォナを狙って殺し、元の時間軸に戻してやると言っているのだ。自分と戦いたいならば本気を出せと。
本気は出していないが、本気に近い力を使っているリュウデリアからすれば、もっと戦いを愉しみたい。確かにエルワールの中に居座るナニカは不気味で謎の存在ではあるが、戦いのセンスは元のエルワールよりも勝っている。肉体的にも拮抗かそれ以上。権能は自由度が高く、行使されれば天変地異を引き起こすのも容易だ。
だが自身の本気を解き放てば、戦いはすぐに終わってしまうだろうということも理解している。圧倒して勝つだとか、そういう意味ではなく、本気でぶつかり合えば、展開している戦いの終わりはそれだけ早くなるという話だ。それがリュウデリアの決心を鈍らせている。
手合わせをしている左手を意図的に後ろに引き、力に緩急をつけた。弱めてからの強い引き。それだけでエルワールは前のめりになる。左脚を小さな動作で持ち上げて、顎に膝蹴りを入れた。強制的に口を閉ざされて歯が噛み合い、がちんと音を立てた後口内を切ったのか血を流した。
長い舌を出して流れた血を舐め取ると、エルワールは愉しそうに笑った。倒れ込んでくる力に逆らわず自身も後ろに向かって倒れ込み、地に付けている右の脚力だけで2匹を浮かばせる程の跳躍を見せ、空中で半回転してエルワールを背中から地面に叩き付けた。
口内が光を発する。純黒の光を漏れ出させ、魔力を集束していた。直感で真面に受ければ軽傷では済まないだろうと感じたエルワールは、手首を掴まれている左腕を捻って手を無理に外させると、拳を作ってリュウデリアの横面を殴打した。魔力を解放する寸前で横から攻撃を受けたので狙いがズレてエルワールの顔横から始まり、左に向かって純黒の光線を放ちながら動かしてしまったことで連鎖的に大爆発を起こしていった。
純黒の光線の破壊力を見て感嘆とした声を漏らした後、自身とリュウデリアの体の間に足を折り畳んだまま滑り込ませ、上に向かって蹴り上げた。蹴りでじくりと痛む胸の傷をぐっと堪えて、右掌に魔力の球を作り出そうとした。前方から、つまり地上から飛んでくる巨岩に途中で中段し、左手を構えようとして貫通した傷を見てやめ、右手を握り込んだ。
目の前まで迫ると、右拳を打ち込む。今更岩如きに遅れを取るリュウデリアではないので瞬く間に粉々に粉砕した。しかしその砕いた巨岩の向こうからエルワールがやって来て組み付き、腕でリュウデリアの首を絞め、両脚を胴体に巻き付けた。2箇所を締め付けられて呼吸が儘ならなくなり、外そうと藻掻きながら落下して2匹は地面に叩き付けられた。
うつ伏せの状態で上からのし掛かられ、絞め技を外すために這わされた腕を掴んで力を込める。しかし一向に外れる気配の無い四肢に、尻尾をゆらりと揺らめかせ、自身の上にのし掛かるエルワールの上から鋭い尻尾の先を突き刺した。尻尾は背中から腹まで貫通し、口から吐き出された血が地面に落とされた。
「ぐッ……ッ!!ッははは!何と鋭い尻尾だ。便利だな。私のは掃除に使えそうな尻尾だから戦いに使えそうにないから羨ましいぞ」
「……ッ!!は、なせ……ッ!!」
「ならば本気を出せ。決心しろ。私があの神を殺そうとしなくとも、お前達に時間が無いことは理解っているのだろう?」
「……っ………ッ!!」
「直接目にして確信したが、長くないだろう?ならばもう……お前は本気で私を殺しに掛かるしか無いんだよ。ほら、決心してしまえ。それとも今のようなお遊びで終わり、元の時間軸に帰って行くか?そんなつまらん結末をお前は望んでいるのか?まさかだろう?さぁどうする!?どうしたい!?どのような結末をお前は描くんだ!?」
「……っ……クソッ!!」
「未来は多岐に渡れど、確定はしていない。訪れたものが未来を今に変えるのだ。つまりはどんな未来も訪れる。ならば、お前が私との決着をつけずに帰ることになることも選択できてしまうんだぞ?ならば今ここで決心してしまった方が──────」
背中から突き入れられた尻尾を振り切って、リュウデリアの上から跳び退いた。絞め技もすぐに解放した。そこに居たら危険だと判断したからだ。血飛沫が上がり、エルワールは不思議そうに首を傾げた。何があった?と思い、右に顔を向ければ、右腕が肩から無くなって血を噴き出していた。
無くなった腕は、遅れてエルワールの足下に落ちる。ぼとりと落ちたそれを眺めて、断面を見る。付けたらくっつくのではと思えてしまう程滑らかな切り口だった。魔法ではない。体勢から手足によるものでもなく、突き入れられていたため尻尾でもない。
足元に落ちている右腕を拾い上げて傷口を押し付ける。権能で龍脈からエネルギーを奪い取って傷の治癒を終わらせた。肩を回して動かし、しっかりと付いて治っていることを確認する。そしてその場から跳躍した。今先程自身が居たところに何かが振り抜かれた。
避けなくてはいけないと悟らせるものに、エルワールは直感に従って避けたに過ぎない。跳躍して空中に居る自身にもまた狙って飛んできたものがやって来る。大気を蹴って虚空での跳躍をして不規則に回避した。それを続けて5度。追撃が来ないと分かると、エルワールは空中から落ちて着地した。
前方にはうつ伏せから起き上がるリュウデリアと、その傍で独りでに浮いている純黒の刀。今は鞘に納められているが、エルワールでも見えない速度で抜刀されて腕を両断し、追い掛けて斬り捨てようとしてきた物。ゆらりと立ち上がった彼は、左手で刀の鞘を掴み、柄に右手を這わせながら振り向いた。
「おぉ……ぉおおおおおおおおおお……ッ!!素晴らしい気迫。覇気。気配。実に良い。力を解放していない状態で……手に取っただけでそれか……ッ!!良い良い。実に、お前は良いッ!!」
「……ふーッ。まだ手に取るつもりも、抜くつもりも無かったというのに。そうさせたのはお前だぞ。精々俺の力をその身に刻み込め」
エルワールには見えた。そして視ることが出来た。深淵や闇よりも黒い純黒が、リュウデリアから放たれて呑み込もうとしてくるのを。凶悪極まりない純黒が、解放の時を今か今かと待っていた。
左手の親指で鯉口を切り、鞘から少しずつ刀身を抜き放つ。純黒の靄のようなものが溢れ出て、足下が純黒に浸蝕されていく。凶暴で凶悪。無差別に浸蝕をする純黒の気配に、エルワールは愉しそうに、しかし声1つ出さず見守って待っていた。
見たいと思っていたリュウデリアの本気を見ることが、観察する事ができる。ならば邪魔になるかも知れない声を出さずに、傍観の姿勢を取るのも当然だ。早く早く早くと急かしたくなる気持ちを抑えながら、エルワールはじっとその時を待ち、時が満ちた。
「……解号。總てを吞み迃み涂り溃せ。我が呼び掛けに応え起きろ。今、お前の銘を解き放つ──────」
「──────ッ!!!!」
抜刀された刀。純黒の色に染まりきった、芸術的曲線を描く刀剣は、光を浴びずに純黒に妖しく光り、心の臓腑のように鼓動した。
神界で3指に入る鍛冶の神、ヘイススが鍛えた最高傑作が1つ。リュウデリア・ルイン・アルマデュラにのみ持つことを赦された専用武器。その武器の銘は……。
「────────『黑神世斬黎』」
黑神世斬黎。彼に与えられた専用武器の銘。呼ばれて使われる時をずっと待っていた純黒の刀は歓喜するように力を解放し、リュウデリアが内包している本来の力を呼び覚ました。解放される力の奔流は、その他一切の存在を赦しはしなかった。
元より莫大な魔力は倍増し、肉体の限界を引き上げて本来のものを取り戻し、頭の中を冴え渡らせた。全能感に支配され、できないことは無いと断言させる。総て、世界を含む総てが自身を中心として起こり、塗り潰していく感覚。
満を持してリュウデリアの専用武器が産声を上げる。銘を与えられた黑神世斬黎は、総ての中心で総てを呑み込むのだろう。強すぎる力の全容が今、解き放たれた。
──────────────────
エルワール
待ちに待ったリュウデリアの本気を目撃している。
狙ったのはオリヴィアではなくシモォナ。何故なら、リュウデリア達がシモォナの権能によってこの時間軸に来ていると看破していたから。
リュウデリア
色んな理由から、後が無いと察して力の解放を行った。異空間から刀を喚び出して手にしたとき、早く解放してくれ、銘を与えてくれと言われたような気がした。
黑神世斬黎
リュウデリアの専用武器。刀身も鍔も柄も鞘も何もかもが純黒の刀。切れ味は凄まじく、豆腐のようにエルワールの腕を両断した。
バルガスの赫神羅巌鎚とクレアの蒼神嵐慢扇が先に解放されて銘を与えられたのに、自分だけ一向に使われないことに嫉妬し、早く使ってくれと急かしていた。リュウデリア・ルイン・アルマデュラの総てを解放し、その他一切を純黒に塗り潰す存在。
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