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いつものようにお昼を食べようと屋上へ行くと異変が。
どうやら告白タイムらしい。
仕方なく見守ると何と相手は有野さんだと判明。
そんな馬鹿な。教室からほぼ同時に出たのになぜ先に来てる?
それにしても朝も修羅場で昼間もある意味修羅場。
いくら告白日和でもそれはないよ。
まともに弁当も食えやしない。
うおおお!
まずい。つい悲観して大声を出してしまう。
するとすぐに無理やり口を塞がれる。
何て大胆な五階さん。さすがは政治家の娘だ。ゴシップ好きのお姉さん。
でも有野さんのピンチに居ても立っても居られない。
いくら断ってもまたしつこく迫って来るに違いないんだ。
男なんてほぼどれも似たようなしつこい奴ばかりさ。
「どうしていいところを邪魔するの? マナは友だちでしょう? 」
五階さんが黙らせる。しかし俺たちは友だちなのか?
単なる隣人を超えて友だち…… 仲間。そして恋人になったはず。
ここからでは相手の女の子が本当に有野さんかよく分からない。
でも五階さんはそうだと確信があるらしい。
おかしいな。一緒に教室を出た有野さんがなぜ俺より先に屋上に。
いや待てよ。確かトイレに行ったな。
とは言え告白の相手が有野さんとは予想もしなかった。
だったら俺が続こうかな。せっかくの告白日和な訳だし。
「ごめんなさい。私…… 」
せっかくうまく行きかけていたのに失敗してしまったらしい。
哀れな挑戦者は現実を受け入れられずに付きまとおうとして一発喰らうことに。
こうして有野さんはピンチを切り抜ける。
それにしてもなぜ有野さんになのだろう? だってナンバースリーだよ。
悪くは言いたくないけど教室での態度だって悪い。
確かに魅力的で実際顔も体も悪くないが性格に難があるしいつも睨んでる。
普通は怖いと思わないのかな? 俺は慣れたから気にならないけど。
「大丈夫だったマナ? 」
すぐにフォローに入る五階さん。
自分は面白がっていたくせに心配する振りだからな。怖い人だ。
俺はもうどうしていいのか分からずに屋上から逃げ出す。
有野さんがかわいくて人気もあるんだから当然こんなハプニングも起こりうる。
それにしても俺たちはどうすればよかったんだろう?
結果的にうまく行ったが好みの奴だったら成功してしまう。それだけは避けねば。
ちょっとしたハプニングもあったが全然動じない有野さん。
どうやら心に決めた人でもいるのかな?
俺だったりしないよね? これも五階さんから聞くのは難しい。
ましてや本人から直接聞くのは余計に。
放課後。
しつこいほど手を繋ごうとする彼女にもうドキドキが止まらない。
おかしいな。いつもと同じはずなのに。
「一ノ瀬君。さあ帰ろうよ」
「実はさ俺…… 」
まさか告白の件を知っているとも言えない。
その後は気まずい雰囲気となりただ手を繋いで十分以上歩いた。
これも楽しみの一つ。有野さんもそうだと。凄く嬉しいなと。
「有野さん…… 俺君に伝えないといけないことがあった気がするんだ。
でもそれが何か覚えてない。どうしてだろうおかしいな」
緊張のあまり有野さんを試すようなことを言ってしまう。
他意はないんだけど。絶対に何かあったはず。
俺たちの関係を決定づける何かがあったはずだ。
それが何か思い出せない。それなのに有野さんに聞こうとする。
うーんと考え込み何かとてつもなく重要なことがあったような気がする。
すっかり日が暮れて辺りは薄暗い。
うーん。まだ思い出せずに悩み続けている。
絶対にとても大事なもの。それを誰も相談できずにもう限界に来ている。
忘れてる絶対に何かあったはずだ。それが何か思い出せない。
帰ってすぐに来客があった。
まさかの日暮先生だ。
俺の症状を心配して様子を見に来た。
今日医者は休みで暇だからと。そう言えば昨日約束したんだったっけ。
もう五階さんと実験したからな。今更なんだが。
そんなこと先生は知らないし納得するはずもないか。
「先生? 」
「落ち着いて下さい。今バレては元も子もありません」
対象と帰宅したので警戒してる模様。
まさか本気で先生が来るとは思わなかった。
いくら患者のためとは言え貴重な休みを潰してまで来たりしない。
それが常識。いくら頼み込もうと深く関わるべきではない。
患者のプライベートにまで干渉することはない。それが常識。
でもこの人はそんな常識は持ち合わせてないようだ。
「看護師さんは? 」
一人で来ているが念の為に確認。後で面倒になっても困るから。
まさかここを密会現場にするつもりはないだろうな?
それだけは何としても阻止しなければ。
「ははは…… 一ノ瀬さんも人が悪い。これは私の個人的な興味の範疇ですよ」
まあそれならいいが個人的な興味ってまさか未成年の裸に興味があるのか?
もしそうだとしたら俺はとんでもない人を招いたことになる。
いやいや。精神科の先生とは言え医者だ。そんな邪な考えを持つはずがない。
ただ半信半疑なだけ。俺は信じますよ先生。
こうして日暮先生と二人っきりで有野さんの監視を始める。
あーあ今日も五階さんとがよかったな。
どうせ今日だって動きを見せるははずがない。
それほど用意周到な裸族。でもやっぱり裸族ならあと一人ぐらい欲しいな。
おっと…… 俺は何を考えてるんだろう?
さあ今夜も有野さんを守るとしよう。
続く
どうやら告白タイムらしい。
仕方なく見守ると何と相手は有野さんだと判明。
そんな馬鹿な。教室からほぼ同時に出たのになぜ先に来てる?
それにしても朝も修羅場で昼間もある意味修羅場。
いくら告白日和でもそれはないよ。
まともに弁当も食えやしない。
うおおお!
まずい。つい悲観して大声を出してしまう。
するとすぐに無理やり口を塞がれる。
何て大胆な五階さん。さすがは政治家の娘だ。ゴシップ好きのお姉さん。
でも有野さんのピンチに居ても立っても居られない。
いくら断ってもまたしつこく迫って来るに違いないんだ。
男なんてほぼどれも似たようなしつこい奴ばかりさ。
「どうしていいところを邪魔するの? マナは友だちでしょう? 」
五階さんが黙らせる。しかし俺たちは友だちなのか?
単なる隣人を超えて友だち…… 仲間。そして恋人になったはず。
ここからでは相手の女の子が本当に有野さんかよく分からない。
でも五階さんはそうだと確信があるらしい。
おかしいな。一緒に教室を出た有野さんがなぜ俺より先に屋上に。
いや待てよ。確かトイレに行ったな。
とは言え告白の相手が有野さんとは予想もしなかった。
だったら俺が続こうかな。せっかくの告白日和な訳だし。
「ごめんなさい。私…… 」
せっかくうまく行きかけていたのに失敗してしまったらしい。
哀れな挑戦者は現実を受け入れられずに付きまとおうとして一発喰らうことに。
こうして有野さんはピンチを切り抜ける。
それにしてもなぜ有野さんになのだろう? だってナンバースリーだよ。
悪くは言いたくないけど教室での態度だって悪い。
確かに魅力的で実際顔も体も悪くないが性格に難があるしいつも睨んでる。
普通は怖いと思わないのかな? 俺は慣れたから気にならないけど。
「大丈夫だったマナ? 」
すぐにフォローに入る五階さん。
自分は面白がっていたくせに心配する振りだからな。怖い人だ。
俺はもうどうしていいのか分からずに屋上から逃げ出す。
有野さんがかわいくて人気もあるんだから当然こんなハプニングも起こりうる。
それにしても俺たちはどうすればよかったんだろう?
結果的にうまく行ったが好みの奴だったら成功してしまう。それだけは避けねば。
ちょっとしたハプニングもあったが全然動じない有野さん。
どうやら心に決めた人でもいるのかな?
俺だったりしないよね? これも五階さんから聞くのは難しい。
ましてや本人から直接聞くのは余計に。
放課後。
しつこいほど手を繋ごうとする彼女にもうドキドキが止まらない。
おかしいな。いつもと同じはずなのに。
「一ノ瀬君。さあ帰ろうよ」
「実はさ俺…… 」
まさか告白の件を知っているとも言えない。
その後は気まずい雰囲気となりただ手を繋いで十分以上歩いた。
これも楽しみの一つ。有野さんもそうだと。凄く嬉しいなと。
「有野さん…… 俺君に伝えないといけないことがあった気がするんだ。
でもそれが何か覚えてない。どうしてだろうおかしいな」
緊張のあまり有野さんを試すようなことを言ってしまう。
他意はないんだけど。絶対に何かあったはず。
俺たちの関係を決定づける何かがあったはずだ。
それが何か思い出せない。それなのに有野さんに聞こうとする。
うーんと考え込み何かとてつもなく重要なことがあったような気がする。
すっかり日が暮れて辺りは薄暗い。
うーん。まだ思い出せずに悩み続けている。
絶対にとても大事なもの。それを誰も相談できずにもう限界に来ている。
忘れてる絶対に何かあったはずだ。それが何か思い出せない。
帰ってすぐに来客があった。
まさかの日暮先生だ。
俺の症状を心配して様子を見に来た。
今日医者は休みで暇だからと。そう言えば昨日約束したんだったっけ。
もう五階さんと実験したからな。今更なんだが。
そんなこと先生は知らないし納得するはずもないか。
「先生? 」
「落ち着いて下さい。今バレては元も子もありません」
対象と帰宅したので警戒してる模様。
まさか本気で先生が来るとは思わなかった。
いくら患者のためとは言え貴重な休みを潰してまで来たりしない。
それが常識。いくら頼み込もうと深く関わるべきではない。
患者のプライベートにまで干渉することはない。それが常識。
でもこの人はそんな常識は持ち合わせてないようだ。
「看護師さんは? 」
一人で来ているが念の為に確認。後で面倒になっても困るから。
まさかここを密会現場にするつもりはないだろうな?
それだけは何としても阻止しなければ。
「ははは…… 一ノ瀬さんも人が悪い。これは私の個人的な興味の範疇ですよ」
まあそれならいいが個人的な興味ってまさか未成年の裸に興味があるのか?
もしそうだとしたら俺はとんでもない人を招いたことになる。
いやいや。精神科の先生とは言え医者だ。そんな邪な考えを持つはずがない。
ただ半信半疑なだけ。俺は信じますよ先生。
こうして日暮先生と二人っきりで有野さんの監視を始める。
あーあ今日も五階さんとがよかったな。
どうせ今日だって動きを見せるははずがない。
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