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正攻法?知るか!
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今は……助かる方法を考えないと!
アキバの眼差しが、ギラリと光る。
残り時間は2分。ゆっくり考えている暇はない。だが、ここで焦ってはいけない気がする。状況を整理しよう。
いま、俺たちはデスゲームの部屋にいる。そして、彼女が誤って床のスイッチを踏んでしまい、デスゲームのシステムが作動。直後、俺たちにこの首輪がつけられて、デスゲームが開始された、と。ことの成り行きはこんな感じか。
そして、アキバは自分の首についている首輪を触った。首輪は血液の脈動がしっかりと伝わるぐらい、ピッタリと皮膚にくっついており、頭から外すことはできなさそうである。
そして、自分の首輪を触ったまま、彼女の首のほうに視線を向ける。
彼女の首には、ドーナツくらいの厚みがある、外側が白いプラスチック製の首輪がついていた。ちょうど喉仏に当たる位置に縦線が1本あり、今はそれが緑色に光っている。首についているので確認しようがないが、恐らく俺についている首輪も同じ型のものだろう。
アキバは、引き続き思考を巡らす。
まず、この首輪がついている限り、外には出られない。余計な衝撃を加えたり無理に外そうとして衝撃を加えると警告音が鳴り、それ以上触ると爆発する。
そして、首輪はどちらか一方がクイズを間違えて首輪が爆発するまで取れない。2人とも不正解ならば、2人とも爆発。
また、クイズは地獄のように難しい。いや、あれに論理的な解答があるとは思えない。
しかし、首輪をどうしようもできない以上、クイズに正解するしか選択肢はない。だが、あの問題はクイズとは名ばかりの運ゲーだ。実質生存率25%の賭けにすぎない。
だが、仮に賭けに勝って正解できたとしても、次の問題はどうする?おそらく次の問題も十中八九、運ゲーだ。そうだとしたら次も勝てるとは限らない。だが、どう考えても、首輪がついている限り、それ以外に方法がない……。
アキバが早速、煮詰まっていると彼女がアキバの両腕を掴んできて、
「ぜ、全部お前のせいだぁぁぁぁぁ!うわぁあぁあぁあぁ!」
と叫びながら、涙と鼻水でびっちゃびちゃに濡らした顔をアキバの服に擦り付けた。
ああ、もう、う、うぜぇ……。こっちは全力で考えてるってのに!つーか、さっきまで人のせいにするなって言ってたの誰だよ!
しかし……本当にどうする!?このバカをボコボコにしたところでクイズに正解しないとどっちも死ぬのは変わらない!
「お前なんか、お前なんかぁぁぁぁ!」
一瞬アキバの体から離れたかと思うと、今度はアキバにタックルを仕掛けてきた。咄嗟のことで反応できなかったアキバは、そのタックルで後ろによろめき、そのままバランスを戻せずに、彼女と共に倒れた。すると、咄嗟に彼女がアキバの上にまたがった。
「うわっ!なんなんだよお前!」
「ゔるざい!どうせなら死ぬ前に、しぬまえにお前だけはごろじでや゛る゛ゔぅ!」
彼女は服に隠していたナイフを取り出し、アキバに切っ先を向ける。
「うわ、ちょっ、やめろって!」
「うるさぁぁい!お前は私より先に苦しんでしねぇ!」
ギラっと暗く光る銀色のナイフを、彼女が両手で振り上げた。
「んあああああ!」
その瞬間だった!ナイフを掲げる腕の下、すなわち彼女の首元の、ナイフと同じ銀の色を持った物体が、アキバのその眼光に飛び込んできた!
引き続け様に、彼女の腕がナイフを振り下ろす。アキバはそのナイフの軌跡を両の目でしっかりと追いかけることで、ナイフが刻一刻と自分に差し迫っていることを認識し、己の死を確信した。
その時、アキバの脳は、いま己の身に降りかかっている危険を乗り越え、必死に生き残ろうとフル回転を始める。そして、その影響でアキバの脳内には過去の今までの記憶がフラッシュバックされた。
生まれた時のこと、親と過ごした記憶、高校、大学時代の経験などの大切な記憶から、はたまた部屋にあった、ネジとカバーを外し電池を抜いたままにして新しい電池を入れ忘れていたリモコンのこと……。
そして!それと同時にアキバのフル回転した脳は先ほど目に入れた銀色の物体を分析し、超高速で今までの情報から導き出される一つの結論を弾き出す!
その結論が脳から発信され、アキバ本人の人格が脳内で改めて理解したとき、アキバは咄嗟に、口からこの言葉を彼女にぶん投げた。
「わかった!」
…ピタッ、、、と彼女のナイフがアキバの眉間の0.001mm前で止まる。
「………え?……なんて?」
彼女は、突然アキバが叫んだことに対し、キョトンとした顔をする。
「わかったんだよ!」
アキバはナイフが突きつけられてい手もお構いなしに叫ぶ。
「な、何が?」
「正解が!」
「ほ、本当?な、何番が正解なの!?」
「いや、違う。問題の答えじゃない。わかったんだっ!この場における『たった一つの正解』が!」
「せ、生存方法?ど、どういうこと?」
彼女はいきなりの話についてこれていないようだ。
「説明は後だ!時間がない!」
「あと、1分!」
キャラクターが俺たちに呼びかける。まずい、本当に時間がない!
「なぁ、そのナイフを貸してくれないか?」
俺は自分の眉間に向けられたナイフを指差して言う。
「は、はあ!?何言ってるの?この状況で、アンタなんかにかせるわけないじゃない!」
彼女はキッ、と警戒と殺意を持った目で俺を睨む。
「そんなこと言ってる場合じゃない!俺たちの命がかかってるんだぞ!」
焦った俺は彼女に大声で怒鳴りかける。
「だ、だからこs」
「だからこそだ!もしナイフを貸してくれたら、俺とお前、2人とも助かることができる!」
「な、なんですって?」
彼女は目を丸くした。
「わかったら、早く貸せ!」
「え、ええ。」
彼女は眉間からナイフを離し、持ち手を俺に向ける。そして俺はそれを奪うようにぶん取ると、さっき見かけた、銀色の物体、すなわちネジめがけてナイフを突き出した。
「ちょ、ちょっと!何する気よ!」
「いいから黙ってろ!」
そのネジの穴にナイフを差し込んで、思いっきりナイフを回す。
「ちょ、ちょっ、そんなことしたら爆発するって!」
彼女がぐちぐち言ってるが、今はそれに応えている場合ではない。
それにしても、火事場の馬鹿力というやつだろうか。いつもネジを外す時はネジが固くてなかなか外せずに苦戦するところだが、今回は10秒もかからずに外せた。
そして俺はネジを外し、ネジによって固定されていた首輪のカバーを外した。
そこには、単三の乾電池が1本入っていた。そして、それを見た俺は、その乾電池をぶんどった。
「ちょっと!何すんのよ!爆発したらどうするの!早く戻して!」
彼女は焦った様子で喚いた。
「……いや。もし爆発するなら、もうとっくにしている。」
俺は、この首輪はまだ爆発しないこと、それどころか、もうこの首輪が絶対に爆発しないことを悟った。
なぜなら、喉仏のところにあった、緑色に光っていたライトが消え、灰色になっているからだ。すなわち……
「この首輪は、もう起動していない。」
「え?」
彼女がびっくりしたように言う。そんな驚きの表情の彼女に、俺は説明した。
「これは完全なる勘に過ぎないが、恐らくこの首輪は電池で動いている。だから、その主動力である電池を引っこ抜いてしまえば、もう首輪は機能しない。」
「そんな根拠、どこにあるのよ!」
彼女は怒りと動揺を隠さずにそのまま態度に表し、俺に尋ねた。俺は彼女の質問に、逆に冷静を装って答える。
「ないさ。この賭けが成功しなかったら俺とお前が仲良く文字通りクビになるだけだ。」
「なら……」
「だが、これ以外に方法はない。クイズに答え続けても、いずれ賭けに負けて死ぬ。このまま俺たち同士で潰しあっても首が吹っ飛ぶだけだ。それに……。」
「それに?」
俺は息を吸い、胸を張って彼女にこう語りかけた。
「俺は、これが正解であると!2人が生き残る唯一の方法であると!確信している!」
俺は続け様に言い放つ。
「だから、後はお前次第だ。俺に賭けるのか!それとも生存率25%の賭けに賭けるのか!どちらかを選べ!」
「あと30秒!」
「さあ、どっちだ!」
「………っ!」
「時間はない、早くしろ!」
「わかってるわよ!」
……無限のような時間が、いや、あるいはものの10秒ほどが、経った後、
「決めたわ……。」
と、彼女が口を開いた。
そして…………………っ!
「アンタに賭ける!」
と、言い放つと同時に俺の首輪の下の部分にナイフを突き刺し、ネジを回す。
「あと10秒!」
キャラクターが最後のカウントダウンを始める。
「おい、早くしろ!」
「わかってる!」
彼女がネジを回しながら言う。
「9!」
「外れないっ……!」
「何やってるんだ!」
「8!」
「仕方ないでしょ!ナイフでネジ外すなんてやったことないんだから!」
「言い訳なんかしてないで早く!」
「7!」
「まだか!」
「もう少し!」
「6!」
「あとちょっとっ……」
「5!」
「5秒切ったぞ!」
「4!」
「おい、早く!」
「3!」
「外れたっ!」
「よし、カバー外せ!」
「2!」
「カバー取れた!」
「1!」
「急げ!」
「今やってる!」
「ゼロ~っ!」
軽快な声と共に、キャラクターが、カウントダウンを終える。
そして、それは「彼女が俺の首輪の電池を外したタイミング」と全く同じタイミングだった……。
アキバの眼差しが、ギラリと光る。
残り時間は2分。ゆっくり考えている暇はない。だが、ここで焦ってはいけない気がする。状況を整理しよう。
いま、俺たちはデスゲームの部屋にいる。そして、彼女が誤って床のスイッチを踏んでしまい、デスゲームのシステムが作動。直後、俺たちにこの首輪がつけられて、デスゲームが開始された、と。ことの成り行きはこんな感じか。
そして、アキバは自分の首についている首輪を触った。首輪は血液の脈動がしっかりと伝わるぐらい、ピッタリと皮膚にくっついており、頭から外すことはできなさそうである。
そして、自分の首輪を触ったまま、彼女の首のほうに視線を向ける。
彼女の首には、ドーナツくらいの厚みがある、外側が白いプラスチック製の首輪がついていた。ちょうど喉仏に当たる位置に縦線が1本あり、今はそれが緑色に光っている。首についているので確認しようがないが、恐らく俺についている首輪も同じ型のものだろう。
アキバは、引き続き思考を巡らす。
まず、この首輪がついている限り、外には出られない。余計な衝撃を加えたり無理に外そうとして衝撃を加えると警告音が鳴り、それ以上触ると爆発する。
そして、首輪はどちらか一方がクイズを間違えて首輪が爆発するまで取れない。2人とも不正解ならば、2人とも爆発。
また、クイズは地獄のように難しい。いや、あれに論理的な解答があるとは思えない。
しかし、首輪をどうしようもできない以上、クイズに正解するしか選択肢はない。だが、あの問題はクイズとは名ばかりの運ゲーだ。実質生存率25%の賭けにすぎない。
だが、仮に賭けに勝って正解できたとしても、次の問題はどうする?おそらく次の問題も十中八九、運ゲーだ。そうだとしたら次も勝てるとは限らない。だが、どう考えても、首輪がついている限り、それ以外に方法がない……。
アキバが早速、煮詰まっていると彼女がアキバの両腕を掴んできて、
「ぜ、全部お前のせいだぁぁぁぁぁ!うわぁあぁあぁあぁ!」
と叫びながら、涙と鼻水でびっちゃびちゃに濡らした顔をアキバの服に擦り付けた。
ああ、もう、う、うぜぇ……。こっちは全力で考えてるってのに!つーか、さっきまで人のせいにするなって言ってたの誰だよ!
しかし……本当にどうする!?このバカをボコボコにしたところでクイズに正解しないとどっちも死ぬのは変わらない!
「お前なんか、お前なんかぁぁぁぁ!」
一瞬アキバの体から離れたかと思うと、今度はアキバにタックルを仕掛けてきた。咄嗟のことで反応できなかったアキバは、そのタックルで後ろによろめき、そのままバランスを戻せずに、彼女と共に倒れた。すると、咄嗟に彼女がアキバの上にまたがった。
「うわっ!なんなんだよお前!」
「ゔるざい!どうせなら死ぬ前に、しぬまえにお前だけはごろじでや゛る゛ゔぅ!」
彼女は服に隠していたナイフを取り出し、アキバに切っ先を向ける。
「うわ、ちょっ、やめろって!」
「うるさぁぁい!お前は私より先に苦しんでしねぇ!」
ギラっと暗く光る銀色のナイフを、彼女が両手で振り上げた。
「んあああああ!」
その瞬間だった!ナイフを掲げる腕の下、すなわち彼女の首元の、ナイフと同じ銀の色を持った物体が、アキバのその眼光に飛び込んできた!
引き続け様に、彼女の腕がナイフを振り下ろす。アキバはそのナイフの軌跡を両の目でしっかりと追いかけることで、ナイフが刻一刻と自分に差し迫っていることを認識し、己の死を確信した。
その時、アキバの脳は、いま己の身に降りかかっている危険を乗り越え、必死に生き残ろうとフル回転を始める。そして、その影響でアキバの脳内には過去の今までの記憶がフラッシュバックされた。
生まれた時のこと、親と過ごした記憶、高校、大学時代の経験などの大切な記憶から、はたまた部屋にあった、ネジとカバーを外し電池を抜いたままにして新しい電池を入れ忘れていたリモコンのこと……。
そして!それと同時にアキバのフル回転した脳は先ほど目に入れた銀色の物体を分析し、超高速で今までの情報から導き出される一つの結論を弾き出す!
その結論が脳から発信され、アキバ本人の人格が脳内で改めて理解したとき、アキバは咄嗟に、口からこの言葉を彼女にぶん投げた。
「わかった!」
…ピタッ、、、と彼女のナイフがアキバの眉間の0.001mm前で止まる。
「………え?……なんて?」
彼女は、突然アキバが叫んだことに対し、キョトンとした顔をする。
「わかったんだよ!」
アキバはナイフが突きつけられてい手もお構いなしに叫ぶ。
「な、何が?」
「正解が!」
「ほ、本当?な、何番が正解なの!?」
「いや、違う。問題の答えじゃない。わかったんだっ!この場における『たった一つの正解』が!」
「せ、生存方法?ど、どういうこと?」
彼女はいきなりの話についてこれていないようだ。
「説明は後だ!時間がない!」
「あと、1分!」
キャラクターが俺たちに呼びかける。まずい、本当に時間がない!
「なぁ、そのナイフを貸してくれないか?」
俺は自分の眉間に向けられたナイフを指差して言う。
「は、はあ!?何言ってるの?この状況で、アンタなんかにかせるわけないじゃない!」
彼女はキッ、と警戒と殺意を持った目で俺を睨む。
「そんなこと言ってる場合じゃない!俺たちの命がかかってるんだぞ!」
焦った俺は彼女に大声で怒鳴りかける。
「だ、だからこs」
「だからこそだ!もしナイフを貸してくれたら、俺とお前、2人とも助かることができる!」
「な、なんですって?」
彼女は目を丸くした。
「わかったら、早く貸せ!」
「え、ええ。」
彼女は眉間からナイフを離し、持ち手を俺に向ける。そして俺はそれを奪うようにぶん取ると、さっき見かけた、銀色の物体、すなわちネジめがけてナイフを突き出した。
「ちょ、ちょっと!何する気よ!」
「いいから黙ってろ!」
そのネジの穴にナイフを差し込んで、思いっきりナイフを回す。
「ちょ、ちょっ、そんなことしたら爆発するって!」
彼女がぐちぐち言ってるが、今はそれに応えている場合ではない。
それにしても、火事場の馬鹿力というやつだろうか。いつもネジを外す時はネジが固くてなかなか外せずに苦戦するところだが、今回は10秒もかからずに外せた。
そして俺はネジを外し、ネジによって固定されていた首輪のカバーを外した。
そこには、単三の乾電池が1本入っていた。そして、それを見た俺は、その乾電池をぶんどった。
「ちょっと!何すんのよ!爆発したらどうするの!早く戻して!」
彼女は焦った様子で喚いた。
「……いや。もし爆発するなら、もうとっくにしている。」
俺は、この首輪はまだ爆発しないこと、それどころか、もうこの首輪が絶対に爆発しないことを悟った。
なぜなら、喉仏のところにあった、緑色に光っていたライトが消え、灰色になっているからだ。すなわち……
「この首輪は、もう起動していない。」
「え?」
彼女がびっくりしたように言う。そんな驚きの表情の彼女に、俺は説明した。
「これは完全なる勘に過ぎないが、恐らくこの首輪は電池で動いている。だから、その主動力である電池を引っこ抜いてしまえば、もう首輪は機能しない。」
「そんな根拠、どこにあるのよ!」
彼女は怒りと動揺を隠さずにそのまま態度に表し、俺に尋ねた。俺は彼女の質問に、逆に冷静を装って答える。
「ないさ。この賭けが成功しなかったら俺とお前が仲良く文字通りクビになるだけだ。」
「なら……」
「だが、これ以外に方法はない。クイズに答え続けても、いずれ賭けに負けて死ぬ。このまま俺たち同士で潰しあっても首が吹っ飛ぶだけだ。それに……。」
「それに?」
俺は息を吸い、胸を張って彼女にこう語りかけた。
「俺は、これが正解であると!2人が生き残る唯一の方法であると!確信している!」
俺は続け様に言い放つ。
「だから、後はお前次第だ。俺に賭けるのか!それとも生存率25%の賭けに賭けるのか!どちらかを選べ!」
「あと30秒!」
「さあ、どっちだ!」
「………っ!」
「時間はない、早くしろ!」
「わかってるわよ!」
……無限のような時間が、いや、あるいはものの10秒ほどが、経った後、
「決めたわ……。」
と、彼女が口を開いた。
そして…………………っ!
「アンタに賭ける!」
と、言い放つと同時に俺の首輪の下の部分にナイフを突き刺し、ネジを回す。
「あと10秒!」
キャラクターが最後のカウントダウンを始める。
「おい、早くしろ!」
「わかってる!」
彼女がネジを回しながら言う。
「9!」
「外れないっ……!」
「何やってるんだ!」
「8!」
「仕方ないでしょ!ナイフでネジ外すなんてやったことないんだから!」
「言い訳なんかしてないで早く!」
「7!」
「まだか!」
「もう少し!」
「6!」
「あとちょっとっ……」
「5!」
「5秒切ったぞ!」
「4!」
「おい、早く!」
「3!」
「外れたっ!」
「よし、カバー外せ!」
「2!」
「カバー取れた!」
「1!」
「急げ!」
「今やってる!」
「ゼロ~っ!」
軽快な声と共に、キャラクターが、カウントダウンを終える。
そして、それは「彼女が俺の首輪の電池を外したタイミング」と全く同じタイミングだった……。
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