2 / 3
出会う
しおりを挟む
第2章
会う、君と
教室に行くと驚くことに空いてないはずのドアが開いている。
中に入るとそのにはカーテンとともに綺麗な長い黒髮をなびかせ、夕焼けの日の光を浴びている儚げな少女がいた。
その光景に少しの間見とれていて、その次に思ったことがこんな子クラスにいたか?
という疑問だった。
こんな子がいれば普通はわかるものなのだが。
彼女に質問をしようとしたその時、彼女の体が座っていた机から倒れた。
一瞬の出来事にパニックになるが近づいて声をかける。
『大丈夫か?』
返事はない。まあ、大丈夫なわけないんだけど…。
体を揺すると
『ん…?そんな顔してどうしたの?』
あっけらかんとした顔でなんとも言えない返事が返って来た。
『いや、いきなり倒れたから』
『そうか、またかー』
『いつもこうなの?』
『いや、たまにだよ』
そんな会話をしながら案外普通の子だな、と思った。
まあ、もともと他人にあまり興味はないし課題を持って帰ろう。
そう思い倒れている彼女に手を貸し起き上がるのを手伝い、そして立ち去ろうとする。
しかし腕を掴まれている。
『何かようがあるの?』
『いや、そういうわけじゃないんだけど君に
ちょっと興味があるんだ』
よく見るとやっぱり綺麗な顔立ちをしている。
美人というよりは可愛い系の顔だろう。
『私が倒れた理由、聞かないの?』
『聞いてもメリットがないからね。もう関わることないだろうし。』
『ふっふっふ。君このクラスの人だよねー。それなら"佐倉 鈴音"って知ってるかなー?』
そのじんぶつならしっている。
佐倉鈴音というのはいつもは学校にいないいわゆる"不登校"だ。
クラスの中で休んでいる理由が噂されている。
昔いじめられていたとか不良だからサボって学校に来ないとか。
『君がそうなの?』
『その通り!びっくりした?』
『まあ、ずっといなかったからね』
喋っていても普通の子にしか思えない。なぜ学校を休んでいたのか。
気にならないこともないが今日はもう帰りたい。
『じゃあ、僕はもう失礼するよ』
そう言って教室を後にする。教室を出る
『明日また今日と同じ時間にここにきて!』
そんな彼女の言葉を背中に受けながら。
会う、君と
教室に行くと驚くことに空いてないはずのドアが開いている。
中に入るとそのにはカーテンとともに綺麗な長い黒髮をなびかせ、夕焼けの日の光を浴びている儚げな少女がいた。
その光景に少しの間見とれていて、その次に思ったことがこんな子クラスにいたか?
という疑問だった。
こんな子がいれば普通はわかるものなのだが。
彼女に質問をしようとしたその時、彼女の体が座っていた机から倒れた。
一瞬の出来事にパニックになるが近づいて声をかける。
『大丈夫か?』
返事はない。まあ、大丈夫なわけないんだけど…。
体を揺すると
『ん…?そんな顔してどうしたの?』
あっけらかんとした顔でなんとも言えない返事が返って来た。
『いや、いきなり倒れたから』
『そうか、またかー』
『いつもこうなの?』
『いや、たまにだよ』
そんな会話をしながら案外普通の子だな、と思った。
まあ、もともと他人にあまり興味はないし課題を持って帰ろう。
そう思い倒れている彼女に手を貸し起き上がるのを手伝い、そして立ち去ろうとする。
しかし腕を掴まれている。
『何かようがあるの?』
『いや、そういうわけじゃないんだけど君に
ちょっと興味があるんだ』
よく見るとやっぱり綺麗な顔立ちをしている。
美人というよりは可愛い系の顔だろう。
『私が倒れた理由、聞かないの?』
『聞いてもメリットがないからね。もう関わることないだろうし。』
『ふっふっふ。君このクラスの人だよねー。それなら"佐倉 鈴音"って知ってるかなー?』
そのじんぶつならしっている。
佐倉鈴音というのはいつもは学校にいないいわゆる"不登校"だ。
クラスの中で休んでいる理由が噂されている。
昔いじめられていたとか不良だからサボって学校に来ないとか。
『君がそうなの?』
『その通り!びっくりした?』
『まあ、ずっといなかったからね』
喋っていても普通の子にしか思えない。なぜ学校を休んでいたのか。
気にならないこともないが今日はもう帰りたい。
『じゃあ、僕はもう失礼するよ』
そう言って教室を後にする。教室を出る
『明日また今日と同じ時間にここにきて!』
そんな彼女の言葉を背中に受けながら。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
筆下ろし
wawabubu
青春
私は京町家(きょうまちや)で書道塾の師範をしております。小学生から高校生までの塾生がいますが、たいてい男の子は大学受験を控えて塾を辞めていきます。そんなとき、男の子には私から、記念の作品を仕上げることと、筆下ろしの儀式をしてあげて、思い出を作って差し上げるのよ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
転身
S.H.L
青春
高校のラグビー部でマネージャーとして静かに過ごすつもりだったユリ。しかし、仲間の危機を救うため、思いがけず選手としてフィールドに戻る決意をする。自分を奮い立たせるため、さらに短く切った髪は、彼女が背負った覚悟と新しい自分への挑戦の象徴だった。厳しい練習や試合を通して、本気で仲間と向き合い、ラグビーに打ち込む中で見えてきたものとは——。友情、情熱、そして成長の物語がここに始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる