Переможемо(我々の勝利)

ライム(こげ茶)

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Переможемо(我々の勝利)

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戦車が広野を何台も走って行く
その様子は空の目、偵察ドローンにすぐ捉えられ
た。数は八。攻撃されないのをいいことにどんどん進軍してくる。

「こちら攻撃準備OKだ!いつでもいける」
少し離れた場所にRPGを背負い草陰に潜んでいるウクライナ兵が無線で連絡を取る。

「こちらもいけるが、ドローンの調整に少し時間がかかっている。少し待ってくれ」

「了解、焦るなよ味方の頭に手榴弾落とされちゃたまったもんじゃない」

「ハハハオーケイ!抜かりなくやるさ」
緊張して少し震えていたドローン技士の声が和らいだ。

「こちらデルタ機体良好。合図があればいつでも行けます」
MiG-29のパイロットからも無線が入る

「了解!作戦開始」

陸と空の準備が整ったところで作戦が開始された。まず、RPGを担いだ歩兵がロシアの戦車めがけ撃つ。弧を描きながら弾は先頭を走る戦車にヒットした。戦車は激しく爆発する黒煙を上げ停止する。後ろを行く戦車が立ち往生し、一瞬動きが止まる。

「聞こえるか?デルタ追撃してくれ!」

「了解!ぶちかましてやる」

すかさず空からMiGが飛んで来てミサイルを発射する。精密な狙いで後続の戦車も爆発し、黒煙が上がる。中からワラワラとロシア兵が出てきて敵から逃げるうさぎのようにてんでバラバラに走り出した。

「ドローンを頼む!」
次にドローンオペに指示を出す

「了解」

更に後続の戦車が停止した戦車の間をぬって進もうとしているのを自爆ドローンが追尾し、正確に攻撃する。軽い衝撃音。動きが鈍くなったところに今度は別のドローンが手榴弾を落とし装甲が薄い戦車上部を破壊した。
更に追い討ちをかけるようにRPGが火を吹き後続の戦車を鉄クズに変えていく。

「敵戦車の進行完全に停止!」
八台全ての戦車の動きが止まると今度は数名で組まれた班が逃げていくロシア兵をドローンと挟み撃ちにして排除していく。

「フゥーやるね!ウチのドローン技士にオペレーターは百発百中!」

「おい、腕のいいパイロットがいてこそだろう?自爆ドローンだけじゃ戦車の装甲はぶち抜けないんだからな」
すると別の無線から
「歩兵部隊も忘れないでくれよ」と一声

「そうだっけか…悪い悪いとにかく皆が上手くやってくれたおかげで防衛が成功した。ありがとう」

「いやいや俺たちがこれだけ協力して戦えるようになったのはあんたのおかげさドミトリー少将」


激戦地と呼ばれる地域で連携できず苦戦していたウクライナ兵を一つにまとめあげたドミトリー少将は、クリミア時代から兵士をやっているベテランだ。そのベテランが今までの古いやり方を全部変え刷新してくれたのだ。ソ連式とは違う今の戦い方を教えてくれ訓練と指導もしてくれた。

「ここに来て良かったよ。見違えるように皆戦えるようになった。これからもよろしく頼む」

ドミトリー少将は怖い顔をすっと優しい顔に変えると照れ臭そうに言った。


戦況が好転しても
毎日敵は攻めてくる。正直うんざりしているが皆で協力して侵攻を食い止めて行くのが俺たちの使命だ。

ウクライナに栄光を!
そして自由のための勝利を!


おわり
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