雪に舞う桜吹雪

白凪雪緒

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プロローグ

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 俺は…
 この絶望をもたらす怪物に、どう挑めばいいのか
 次々と肉塊と化して死に絶える名前も声も知らない同胞たち
 阿鼻叫喚の図となり、辺りに赤いシミを作っていく。
 俺の無力さに
 俺の不甲斐なさに
 激しく嫌味が刺した。
 荒れ狂う怪物
 握りしめた拳に爪がくい込み、血が滴る。
 どんどんと屠られていく惨状に目を逸らすと、
 下に俯くと、そこには先程の女性の首が無造作に転がっていた。
 気がつけば俺は完全に逆上して…
 刀も持たず、奴に突っ込んで行った。
 
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