不老不死カクテル47

ネギモバ

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0003 青森 エイリやん

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ワタシが自我に目覚めたと同時に、ロボット3原則がインプットされまシタ。


【第1条】
ロボットは、人間に危害を加えてはならない。


【第2条】
ロボットは、人間にあたえられた命令に服従しなければならない。


【第3条】
ロボットは、第1条および第2条に反するおそれのないかぎり、自己を守らなければならない。





この人間の安全を第一に考えられたロボット3原則は、SF作家のアイザック・アシモフが1950年に出版した『われはロボット』に掲載され、現実のロボット工学にも影響を与えていマス。





ワタシの主人は、ナナさんのお爺様である千葉財善様。


財善様の命令でワタシは動きマス。


事実として今、財善様の命令でナナさんを保護していマス。


必然的にナナさんの命令にも従います。


そのナナさんの命令が、『自由に生きなさい』でシタ。


ナナさんは、ワタシを人格を持つ『生命』と認めてくれたのデス。


人間になりたいワタシ。


ワタシのCPU(中央演算処理装置)は『喜び』を感じまシタ。


ところが同時に『自由に生きる』とは何かが解りまセン。


ロボットの宿命デス。


人間から命令されなければ動けナイ。


そこで光が射しまシタ。


家出をしたナナさんと生きて行く為に通っている出会いカフェ。


出会いカフェでは男性客が“希望”のデート内容をワタシに言ってくれマス。


『希望』ーー それは言い換えれば男性の『命令』デス。


ゆえにデート内容が命令で、お金までいただけマス。


いつものように、出会いカフェでプロフィールを提示し、ものの数分でワタシは男性客から指名されまシタ。


指名されると別室で10分の持ち時間の間に交渉が始まりマス。


男性の名は牙道(げどう)


出逢った瞬間、牙道という男性から感じたシグナル。


牙道さんも同じくシグナルを感じたと言いまシタ。


お互いに『カクテル能力者』だったと認識しまシタ。


そうなると、牙道さんの目的である買春。


現実世界のラブホテルでホテル代を払わなくても、今ここで、わずか1秒を消費するだけで目的を達成できマス。


必然的に、命令する側の牙道さんの脳に招かれまシタ。


『カチーーカチカチ』


入った世界では、ワタシはナースの姿になりまシタ。


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