声の大き者と小さき者と

社会不適合者

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交通事故の話

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 ニュースで流れるうんざり来る報せ───交通事故。
防げるはずなのにソレをやらない。何故なのか。それは、完全に安全なモノなんて人が作る以上出来るはずも無くどこかしらに綻びが生じるからだ。そして、もしも仮にソンナモノが実現したらツマラナイものになる。因って、需要はさほど伸びない。

「アクセルとブレーキ踏み間違えた」そんな理由ワケで殺された者の遺族からしたらたまったものではない。

 高齢者に因る交通事故が無くならないのは、法を司る者達がその「高齢者」だから。わざわざ自分等の首を絞めたくは無い。最後甘くて濃厚な『蜜』を吸い続けていたいのだ。そんなやりたい放題出来るポジションを離れたくはない。適当に他のところへ責任を押しつけて逃れ続ける。

『絶対に防ぐ』という方針で、国が、自動車メーカーが動いていけば、交通事故なんてくだらない最悪な出来事イベントはまず起きない。完璧に防げるはずなのだ。

まずは『法の厳罰化と周知』。そして、『物理的な恐怖観念の付与』。この二つを実行していかなければならない。

 法に関して挙げるなら、免許返納の義務を課すこと。
具体的には免許返納時の年齢を定年時とし、国はそれまでに定年を迎えた者達がその後の人生も謳歌出来る環境を整える。若しくは、人の寿命を生命いのちの期限を設ける。定められた年齢までは生きる権利が保持される状態を創りあげる。人らしい生活を送ることの出来る環境作りが必要となるのだ。
まぁ、その話を掘り下げていくと哲学的要素にも絡んでいってしまうからここでは自重しておこう。

 話を戻すが、免許の更新期限は2年とし、入院等のやむを得ない事情を除き必ず更新に行ける環境を作る。これは、社会全体でやらなければならないコトだ、
 無事故無違反者の免許の色が変わる制度を廃止して、どの様な事故・違反でも相応の罰を要する。人を殺めた場合は、どのような理由でも終身刑若しくは死刑としなければ改善の余地は見られないだろう。
信号を無視すれば、その信号から光線が無視した車や人に照射され爆発・消滅する。これは極論だが、そこまでやれば無視する輩はいなくなるだろう。誰だって自身の命を落とすコトが確定している状態で信号無視するバカはいないだろう。まぁ、この話が『おそらく・多分』の範疇は越えることはない。
ここまでやらなければならない状態になったなら、人間社会の終焉ヲワリを迎えたと考えた方が早い。
最も、この方法については『有事の際はどうするか?』といった問題も残されている訳なのだが、それは知識人に丸投げしよう。

 自動車の面で話せば、技術的な内容となるだろう。
今や、GPS衛星測位システムなんて便利な仕組みは何にでも備えられている。それは自動車にもいえるコトだ。それを用いた速度超過を防ぐ方法がある。
これも、緊急車両や有事の際の問題はあるが『交通事故ゼロ』を目指す方向になっているなら思いつきそうな草案アイデアだ。学の無い筆者自身が考えついてしまうのだから。
話を戻そう。製造側でやるべきことはごく簡単なコトだ。自動車そのものを速度が定められている場所でそれ以上のスピードが出ないようにしてしまえば良い。オートパイロットなんて複雑なシステム構築を目指すより余程簡単な筈だ。
GPSを常備させ、スピードを出す自動車等の危険物を制御する。ただ、これは車などで移動している間、自分自身の居場所が筒抜けとなる為『プライベートの崩壊』を意味し、決定づけるモノになってしまう。

とどのつまり、『完全に安全な社会』というのは人では無い第三者が人を制御下に置く、『人の尊敬が奪われた生き地獄』なのだ。
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