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異世界生活
模擬戦の決着
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ダンテは俺の実力を認め、本気でぶつかってくる事を宣言し、ダンテもオーラによる肉体強化で速さが増し、槍の連続攻撃を仕掛けてくる。
これではこれ以上踏み込めないと悟った俺は気弾による攻撃に賭ける事にした。だが奴は俺が気弾と属性を合わせられることを知ったうえでこの模擬戦を提案してきた。何かしら対策があるだろうが、今は攻撃を仕掛けるしかない。
問題はどの属性と組み合わせるか、あるいは気弾のみで攻撃するかだが……、よし決めたダンテは同じ騎士団の一員だし、できる限り傷つけない為にはあの属性を使うか。
そう考えた俺はダンテから距離を取り、気弾と属性を合わせる準備を行う。
「逃がしませんよ、ジュン様」
追撃が来た!奴が攻撃に専念している今が放つ時だ。
「来たな!クローズウエーブ!」
「何!」
これは水属性の技だ、もちろん刃状や水そのものを弾丸のように放つこともできたが、ダンテを傷つけないように風呂敷状に包む必要があったからな。
「こ、これは……水の、でも息ができる……」
ダンテが波に包まれても息ができるのは水にオーラを纏わせ空気の流れをダンテから奪っていないからだ。だが、ダンテにはこの水を切り裂く手段はないはずだ。
「そう来ましたか、直接攻撃ならばオーラを纏った槍で叩き落すなり手段があったんですが、こうやって拘束されちゃあお手上げですね、団長聞こえますか?」
「え?水中の中にいるはずなのにダンテの声が聞こえる」
通常水中では音は聞こえない、だけどオーラで空気の流れを残しているから中からも外からも声が聞こえるんだ、まあこの水もある意味では本物とは言えないからかもしれないからな。
「団長、この模擬戦俺の負けです」
「わ、分かったわ、この模擬戦ジュン様の勝ちといたします」
「ふう、どうにか勝てたな」
「あのジュン様、ダンテを解放させてあげてはいかがですか?」
もちろんそのつもりだ、俺が意志を示せばこの波の風呂敷は消える。
「ふう、いやあまいりました、まさかこんな戦い方があるなんて、だけどどうしてこの戦い方を選んだんです?もしかして俺の対策を見切っていたからですか?」
「ああ、いや、ダンテはこれから騎士団として一緒に戦ったり訓練をするだろう、それでできる限り傷つけないような方法はないかと思ってな」
「……模擬戦に乗じてみくびっていた俺を処分する事もできたのに、そうせず俺を共に戦うものと……ジュン様、数々の非礼申し訳ありませんでした、このダンテ、ジュン様に改めまして忠誠を誓います」
「頭を上げろよ、ダンテ、勝ったとはいえ、俺はまだ未熟だメイルやお前達の指導や支えはまだ必要だ、指導をいろいろ頼むよ」
「はい!」
とりあえずダンテが俺を認めてくれて、やっと騎士団入団ができそうだ。
これではこれ以上踏み込めないと悟った俺は気弾による攻撃に賭ける事にした。だが奴は俺が気弾と属性を合わせられることを知ったうえでこの模擬戦を提案してきた。何かしら対策があるだろうが、今は攻撃を仕掛けるしかない。
問題はどの属性と組み合わせるか、あるいは気弾のみで攻撃するかだが……、よし決めたダンテは同じ騎士団の一員だし、できる限り傷つけない為にはあの属性を使うか。
そう考えた俺はダンテから距離を取り、気弾と属性を合わせる準備を行う。
「逃がしませんよ、ジュン様」
追撃が来た!奴が攻撃に専念している今が放つ時だ。
「来たな!クローズウエーブ!」
「何!」
これは水属性の技だ、もちろん刃状や水そのものを弾丸のように放つこともできたが、ダンテを傷つけないように風呂敷状に包む必要があったからな。
「こ、これは……水の、でも息ができる……」
ダンテが波に包まれても息ができるのは水にオーラを纏わせ空気の流れをダンテから奪っていないからだ。だが、ダンテにはこの水を切り裂く手段はないはずだ。
「そう来ましたか、直接攻撃ならばオーラを纏った槍で叩き落すなり手段があったんですが、こうやって拘束されちゃあお手上げですね、団長聞こえますか?」
「え?水中の中にいるはずなのにダンテの声が聞こえる」
通常水中では音は聞こえない、だけどオーラで空気の流れを残しているから中からも外からも声が聞こえるんだ、まあこの水もある意味では本物とは言えないからかもしれないからな。
「団長、この模擬戦俺の負けです」
「わ、分かったわ、この模擬戦ジュン様の勝ちといたします」
「ふう、どうにか勝てたな」
「あのジュン様、ダンテを解放させてあげてはいかがですか?」
もちろんそのつもりだ、俺が意志を示せばこの波の風呂敷は消える。
「ふう、いやあまいりました、まさかこんな戦い方があるなんて、だけどどうしてこの戦い方を選んだんです?もしかして俺の対策を見切っていたからですか?」
「ああ、いや、ダンテはこれから騎士団として一緒に戦ったり訓練をするだろう、それでできる限り傷つけないような方法はないかと思ってな」
「……模擬戦に乗じてみくびっていた俺を処分する事もできたのに、そうせず俺を共に戦うものと……ジュン様、数々の非礼申し訳ありませんでした、このダンテ、ジュン様に改めまして忠誠を誓います」
「頭を上げろよ、ダンテ、勝ったとはいえ、俺はまだ未熟だメイルやお前達の指導や支えはまだ必要だ、指導をいろいろ頼むよ」
「はい!」
とりあえずダンテが俺を認めてくれて、やっと騎士団入団ができそうだ。
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