理学療法士だった俺、異世界で見習い聖女と診療所を開きました

burazu

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異世界で仲間が増えました

意外な食材

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 仲の良い姉弟の話に何故か水を差すような事を言うミーザの意見はもっともだけど、なかなかそう上手くいかないからみんな人との関係の困るわけなんだよな。

 トム君だってお姉ちゃんの事が嫌いなわけではないだろう。ただ嫌いな食べ物があって、それを食べられないだけなんだ。

 だけどソフィアさんだってトム君の事を思うからこそ野菜をしっかり食べて健康に育って欲しいという願いがあって、俺達に相談しに来ているわけだしな。

 そんな事を考えている内に、ソフィアさんの料理が完成し、俺達に声をかける。

「お待たせしました、どうかお召し上がり願います」

 料理はチンジャオロースのようだけど、オイスターソースは匂いからして使っていなさそうだな、そもそも一度探してみたけどなかったんだよな、この街には。

 やっぱりレシピ機能を活用して作った方がいいのかな。おっと、そんな事は後だ。

 まずはソフィアさんの料理を試食しないとな。

 オイスターソースなしのチンジャオロースだが、これはこれでうまいな。中華風ではないが味付けもしっかりしている。

 だが、やはりさっきのポーラさんの料理と同じで、炒めてもピーマンの癖の強さは残っているし、嫌いな子供には受け付けにくいか。

 ピーマンを美味しく食べつつ、肉を活かす料理はないか検索してみよう。

「ピーマンを美味しく食べられて肉を活かせる調理法を探してくれ」

 スマホのレシピ機能のページを開いて再度呼びかけ、検索中の文字が液晶に出ている。

 しばらくするといくつかレシピが表示された。うーん、迷うけどやっぱりこれだな。

 確かあれはちょっと言い方が違うんだったよな。少し買いに行ってくるか。

「すいませんソフィアさん、レシピの料理には屑肉が必要なので、ちょっと買ってきます」
「屑肉ですか?確かあれはそこまで食べごたえはなく、弟には物足りないと思うんですが」
「大丈夫です、満足感のある物が作れるはずです」
「ミヤシタ様がそこまでおっしゃるならお任せします」

 ソフィアさんの言葉を受け、俺は屑肉を買いに行く。屑肉とはブロック状の肉の切れ端であまり食べる部分は少ない切り落としの部分だが、これを活用してひき肉にすればハンバーグのような料理が作れて、ピーマンの肉詰めが作れるんだ。

 屑肉を買った俺は、早速ソフィアさんに包丁で加工する方法を説明する。俺の住んでいた世界じゃあ機械で加工するから少し手間だがなんとかなりそうだ。

 そうしてポーラさんの時と同じで手順を説明し、ピーマンの肉詰めが完成する。仕上げにはを使うぞ!
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