54 / 189
グローディアス王国編
【閑話】その頃の真白は…
大森林に戻った真白は千尋と初めて出会った広場に来ていた。
そして驚愕の光景を見た!!
「な、な、なんじゃこりゃ~~~!!」
いつの間に作ったのか広場は魔物達のカフェとなっていた!!
立派なログハウスと広場には野外用のテーブルと椅子。
タイガス達と同じ様に魔物の中でも会話が出来る知的な魔物達が仲良く座ってお茶を飲んで、その御茶請けには美味しそうなパイやクッキーが置いてあって談笑しながら食べているのだ。
そしてテーブルの間を忙しげに回る人化したタイガス達は皆同じ制服と長めのエプロンをして給仕に回っていた。
「お!お帰り~真白~」
「何だよコレ!何で大森林でカフェやってんの?」
「ああ~北のが千尋から教えて貰った料理を試してみたいって言い出してさ~流石に人のいる所に行ってやる訳にはいかないし…そしたら地球の神が千尋に作った衣装が使って貰えなかったって泣いていたから主神様が何とかしろって俺達に回して来たんだよー」
「何その突っ込みどころ満載な理由って…」
「まあ~じゃあ魔物相手にカフェでもするかって事になってさ~地球の神監修でやり始めたらさ~面白くって…その内美味しそうな匂いに誘われて違う魔物達も来る様になったんだ~結構人気なんだぜ~まあ、匂いに誘われて来て肉になったのも多いけど(笑)」
「うわぁ~何とも…ええぇぇ!あれ!主神様いるじゃん!!」
「ああ…ほぼ毎日来てるぞ!カレーライス目当てで…何でも前に地球の神に食べさせて貰ってから好物になったんだって…お供えになるまで時間が掛かる様だからってここに来る様になったんだ…神が気楽に地上に降りたらダメじゃんって言ったけど…泣くからさ~もう皆諦めたんだ…最近では千尋が作ったカレーライスを食べてみたいって言うんだ…確かに北のは千尋のにはまだまだ負けるって自分で言ってるからね。」
「………もう…何やってんだか…ウチの一族…」
脱力感がハンパ無い…そんななか主神様が真白に気が付いて声を掛けた。
「ああ~真白じゃん!お帰り~こっち来なよ~!」
「……こんにちは主神様…こんな所で会えるなんて思ってなかったよ…。」
「だってさ~仕方ないじゃん!カレー食べたかったんだもん!お供えまでが遠いよ!!」
「いや、千尋に言って祭壇作ってお供えして貰えば良かったんじゃ…」
「はっっ!!!………思い付かなかった…天才だな!真白!!じゃあ早速…」
「待て!!今千尋は薬師として忙しい…今はダメだ!!」
「!!!地球の…神様?」
「おお…真白か…其方の母には世話になっておる…」
神様が2柱も来るなんて魔物カフェ恐るべし!!
「あの…神様が2柱も地上に降りて大丈夫なんですか?」
「ああ、それなら安心せよ!このカフェのみ神殿と同じ仕様にしてある!勿論外に影響出ない様にしてあるからな!」
「……そうなんですね…ハハハハハ……はぁ~…」
「なぁ~真白~千尋くんのさぁ~アレ持って来てるでしょ~?」
「…よく知ってましたね~有りますよ千尋のカレー!」
「お願いします!!俺に食べさせて下さい!!お願い!!!」
「ええ~…北のでも十分美味しいでしょ?」
「違う…私のより絶対師匠のが美味しい…味が違うのだ!まだまだ修行したい…師匠の店に行きたいのだが…ここも客が増えたからな動けないのだ!」
「北の…すっかりシェフになってるな……」
「ねぇ~お願いだよ~真白~~今回の薬草採取のクエスト手伝うからさぁ~」
「ええ~主神様に手伝って貰うクエストとか…無いよ…自分で出来るもん!」
「そう言わないでさぁ~お願いだよ~このままだと俺…俺は千尋くんの店に降臨するしかなくなるんだ!!…まあ、それもアリとは思うけど!」
「いや絶対ダメだよね!それ神様やっちゃダメだよね!!」
「もう…もう見ているだけじゃダメなんだ!!地球に行って食べてたら上の連中に怒られてさ……そりゃ俺が行ったせいで時空歪んだけどさ~」
「……真白…私からも頼む地球の為に!千尋の為に!千尋のカレーライスを食べさせてやってくれ!」
「はぁ~…もうしょうがないな~今回限りですからね~!」
「やった!!俺の俺の夢が叶うんだ!!」
いや、どんだけ夢見ていたの?
真白は千尋が作ってくれたお弁当のカレーを寸胴鍋で出した。
そして鍋の蓋を開けると、そこから広がるカレーの香りにその場にいる全員がウットリした顔で息を吸い込んだ。
「「ああ~いい香りだ~!!」」
「さすが師匠…くっ!香りだけでこんなに魅了されてしまうとは!!」
「しかも!今回は特別仕様なんだよ!」
そう言って真白が取り出したのはオークカツ!サクサクに揚げてあるオークカツである。
皿にご飯を乗せてからオークカツ(食べやすい様にカットしてあります)を乗せてからのカレーを掛けた!
「さあ~千尋の特別仕様カツカレーを召し上がれ~!!」
「「ごくっ!い…いただきます!!」」
2柱の神は一口カレーを食べて悶絶して両手足をジタバタ動かした!
「「美味しい!!!」」
「真白!我にも我にも食べさせて!!」
「いいよ~北の~カツカレー召し上がれ~」
そう言って真白がカツカレーを渡すと感動の涙を零して食べた北のは…
「…ああ…さすが師匠!!素晴らしい~なんて美味しい~そしてこのオークカツ!肉と肉の間にチーズ!!…ああ~美味しい~~やっぱり修行に行きたい~美味しい~」
「…怖いよ…北の…」
そして真白が振り返るとタイガス達とカフェに来ていた魔物達が1列に並んでいた…。
「……そ…そうなるよね…やっぱり……僕の弁当が~シクシク…」
こうして真白のお弁当であるカツカレーはみんなに食べ尽くされ泣く泣くもう一つのお弁当である牛丼を食べてたら神様達に見つかり、これも食べさせてしまったらカレーと同じ運命になって…真白はシクシク泣きながら薬草採取に行った。
流石に申し訳無いと地球の神が気を使って真白にこっそり焼きそばパンを渡してあげていたのがプライスレス…?
そして驚愕の光景を見た!!
「な、な、なんじゃこりゃ~~~!!」
いつの間に作ったのか広場は魔物達のカフェとなっていた!!
立派なログハウスと広場には野外用のテーブルと椅子。
タイガス達と同じ様に魔物の中でも会話が出来る知的な魔物達が仲良く座ってお茶を飲んで、その御茶請けには美味しそうなパイやクッキーが置いてあって談笑しながら食べているのだ。
そしてテーブルの間を忙しげに回る人化したタイガス達は皆同じ制服と長めのエプロンをして給仕に回っていた。
「お!お帰り~真白~」
「何だよコレ!何で大森林でカフェやってんの?」
「ああ~北のが千尋から教えて貰った料理を試してみたいって言い出してさ~流石に人のいる所に行ってやる訳にはいかないし…そしたら地球の神が千尋に作った衣装が使って貰えなかったって泣いていたから主神様が何とかしろって俺達に回して来たんだよー」
「何その突っ込みどころ満載な理由って…」
「まあ~じゃあ魔物相手にカフェでもするかって事になってさ~地球の神監修でやり始めたらさ~面白くって…その内美味しそうな匂いに誘われて違う魔物達も来る様になったんだ~結構人気なんだぜ~まあ、匂いに誘われて来て肉になったのも多いけど(笑)」
「うわぁ~何とも…ええぇぇ!あれ!主神様いるじゃん!!」
「ああ…ほぼ毎日来てるぞ!カレーライス目当てで…何でも前に地球の神に食べさせて貰ってから好物になったんだって…お供えになるまで時間が掛かる様だからってここに来る様になったんだ…神が気楽に地上に降りたらダメじゃんって言ったけど…泣くからさ~もう皆諦めたんだ…最近では千尋が作ったカレーライスを食べてみたいって言うんだ…確かに北のは千尋のにはまだまだ負けるって自分で言ってるからね。」
「………もう…何やってんだか…ウチの一族…」
脱力感がハンパ無い…そんななか主神様が真白に気が付いて声を掛けた。
「ああ~真白じゃん!お帰り~こっち来なよ~!」
「……こんにちは主神様…こんな所で会えるなんて思ってなかったよ…。」
「だってさ~仕方ないじゃん!カレー食べたかったんだもん!お供えまでが遠いよ!!」
「いや、千尋に言って祭壇作ってお供えして貰えば良かったんじゃ…」
「はっっ!!!………思い付かなかった…天才だな!真白!!じゃあ早速…」
「待て!!今千尋は薬師として忙しい…今はダメだ!!」
「!!!地球の…神様?」
「おお…真白か…其方の母には世話になっておる…」
神様が2柱も来るなんて魔物カフェ恐るべし!!
「あの…神様が2柱も地上に降りて大丈夫なんですか?」
「ああ、それなら安心せよ!このカフェのみ神殿と同じ仕様にしてある!勿論外に影響出ない様にしてあるからな!」
「……そうなんですね…ハハハハハ……はぁ~…」
「なぁ~真白~千尋くんのさぁ~アレ持って来てるでしょ~?」
「…よく知ってましたね~有りますよ千尋のカレー!」
「お願いします!!俺に食べさせて下さい!!お願い!!!」
「ええ~…北のでも十分美味しいでしょ?」
「違う…私のより絶対師匠のが美味しい…味が違うのだ!まだまだ修行したい…師匠の店に行きたいのだが…ここも客が増えたからな動けないのだ!」
「北の…すっかりシェフになってるな……」
「ねぇ~お願いだよ~真白~~今回の薬草採取のクエスト手伝うからさぁ~」
「ええ~主神様に手伝って貰うクエストとか…無いよ…自分で出来るもん!」
「そう言わないでさぁ~お願いだよ~このままだと俺…俺は千尋くんの店に降臨するしかなくなるんだ!!…まあ、それもアリとは思うけど!」
「いや絶対ダメだよね!それ神様やっちゃダメだよね!!」
「もう…もう見ているだけじゃダメなんだ!!地球に行って食べてたら上の連中に怒られてさ……そりゃ俺が行ったせいで時空歪んだけどさ~」
「……真白…私からも頼む地球の為に!千尋の為に!千尋のカレーライスを食べさせてやってくれ!」
「はぁ~…もうしょうがないな~今回限りですからね~!」
「やった!!俺の俺の夢が叶うんだ!!」
いや、どんだけ夢見ていたの?
真白は千尋が作ってくれたお弁当のカレーを寸胴鍋で出した。
そして鍋の蓋を開けると、そこから広がるカレーの香りにその場にいる全員がウットリした顔で息を吸い込んだ。
「「ああ~いい香りだ~!!」」
「さすが師匠…くっ!香りだけでこんなに魅了されてしまうとは!!」
「しかも!今回は特別仕様なんだよ!」
そう言って真白が取り出したのはオークカツ!サクサクに揚げてあるオークカツである。
皿にご飯を乗せてからオークカツ(食べやすい様にカットしてあります)を乗せてからのカレーを掛けた!
「さあ~千尋の特別仕様カツカレーを召し上がれ~!!」
「「ごくっ!い…いただきます!!」」
2柱の神は一口カレーを食べて悶絶して両手足をジタバタ動かした!
「「美味しい!!!」」
「真白!我にも我にも食べさせて!!」
「いいよ~北の~カツカレー召し上がれ~」
そう言って真白がカツカレーを渡すと感動の涙を零して食べた北のは…
「…ああ…さすが師匠!!素晴らしい~なんて美味しい~そしてこのオークカツ!肉と肉の間にチーズ!!…ああ~美味しい~~やっぱり修行に行きたい~美味しい~」
「…怖いよ…北の…」
そして真白が振り返るとタイガス達とカフェに来ていた魔物達が1列に並んでいた…。
「……そ…そうなるよね…やっぱり……僕の弁当が~シクシク…」
こうして真白のお弁当であるカツカレーはみんなに食べ尽くされ泣く泣くもう一つのお弁当である牛丼を食べてたら神様達に見つかり、これも食べさせてしまったらカレーと同じ運命になって…真白はシクシク泣きながら薬草採取に行った。
流石に申し訳無いと地球の神が気を使って真白にこっそり焼きそばパンを渡してあげていたのがプライスレス…?
あなたにおすすめの小説
聖女様と間違って召喚された腐女子ですが、申し訳ないので仕事します!
碧桜
恋愛
私は花園美月。20歳。派遣期間が終わり無職となった日、馴染の古書店で顔面偏差値高スペックなイケメンに出会う。さらに、そこで美少女が穴に吸い込まれそうになっていたのを助けようとして、私は古書店のイケメンと共に穴に落ちてしまい、異世界へ―。実は、聖女様として召喚されようとしてた美少女の代わりに、地味でオタクな私が間違って来てしまった!
落ちたその先の世界で出会ったのは、私の推しキャラと見た目だけそっくりな王(仮)や美貌の側近、そして古書店から一緒に穴に落ちたイケメンの彼は、騎士様だった。3人ともすごい美形なのに、みな癖強すぎ難ありなイケメンばかり。
オタクで人見知りしてしまう私だけど、元の世界へ戻れるまで2週間、タダでお世話になるのは申し訳ないから、お城でメイドさんをすることにした。平和にお給料分の仕事をして、異世界観光して、2週間後自分の家へ帰るつもりだったのに、ドラゴンや悪い魔法使いとか出てきて、異能を使うイケメンの彼らとともに戦うはめに。聖女様の召喚の邪魔をしてしまったので、美少女ではありませんが、地味で腐女子ですが出来る限り、精一杯頑張ります。
ついでに無愛想で苦手と思っていた彼は、なかなかいい奴だったみたい。これは、恋など始まってしまう予感でしょうか!?
*カクヨムにて先に連載しているものを加筆・修正をおこなって掲載しております
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
【連載版】ヒロインは元皇后様!?〜あら?生まれ変わりましたわ?〜
naturalsoft
恋愛
その日、国民から愛された皇后様が病気で60歳の年で亡くなった。すでに現役を若き皇王と皇后に譲りながらも、国内の貴族のバランスを取りながら暮らしていた皇后が亡くなった事で、王国は荒れると予想された。
しかし、誰も予想していなかった事があった。
「あら?わたくし生まれ変わりましたわ?」
すぐに辺境の男爵令嬢として生まれ変わっていました。
「まぁ、今世はのんびり過ごしましょうか〜」
──と、思っていた時期がありましたわ。
orz
これは何かとヤラカシて有名になっていく転生お皇后様のお話しです。
おばあちゃんの知恵袋で乗り切りますわ!
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
なんでも奪っていく妹に、婚約者まで奪われました
ねむ太朗
恋愛
伯爵令嬢のリリアーナは、小さい頃から、妹のエルーシアにネックレスや髪飾りなどのお気に入りの物を奪われてきた。
とうとう、婚約者のルシアンまでも妹に奪われてしまい……