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運命には逆らえない
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それからの生活は大変なものだった。
家に来たり、写真を撮りに行くときに付いてきたり、あの人たちの家に行ったり…。
家に来た時なんか、本当にひどくてお母さんがすごいキラキラ目線を送っていた。
写真を取りに行った時は、子供から大人まで振り返って頬をほんのり赤く染めていた。何組ものカップルの彼女さんまで振り返っているので、彼氏さんが哀れに思えた…。
そんなことは日常茶飯事とでもいうように、全然気にせずに私の周りを歩いている。周りの、特に女からの冷たい視線。
…私の気持ちも少しは汲んでくれたらどうでしょうか…?
数週間前に、その言葉をずっと待っていた、と言われた時から私に何らかの異変は起きていない。むしろ病気なんてかかっていない、普通の女子のようだ。
不思議に思っていたので、隣にいたヤツに聞いてみた。
すると、
「京華はね、僕達と一緒にいることで生きることが出来るんだよ」
「え?もう1回言って?」
「だーかーらー!京華は僕達と一緒にいることで生きれるの!」
………は?え、全く意味わからないし。私がアイツらと一緒にいたら生きれる……?
逆に離れたらどうなるのだろう…。
「私がもし、みんなと離れたらどうなるの?」
聞いてしまった。
「んー、難しいことはわからないけど僕達と離れたら死が待ってる?だっけ?ね、そうだったよね?」
何故疑問形なんだよ。
「とにかく。俺達といれば京華ちゃんの生は保証されるんだしいいだろ。…俺達全員お前のこと好きだから」
んー、今それ言うか?
私は顔を逸らした。そうする以外の考えが浮かばなかったからだ。
「あーっ!京華ちゃん照れてる!?顔赤い!可愛い」
…図星だ。そんなこと、男に言われたことなかったから。
「…」
「だから、これからも一緒にいよう。俺等はお前のこと好きだし、お前も好きだろ?俺等のこと」
否定はできなかった。なんだかんだ言って、私も彼等と過ごす日々が楽しかった。だから、この選択を選びたい。後悔もしたくない。生き続けたい。
でも…だけど。そんなわがまま言ってていいの?絶対迷惑だって思ってるんじゃない?
運命に逆らうなんてこと、したらいけないんじゃないの…?今まであの人たちと関わった人達はどんな選択をしたのだろう。
「私、皆のこと好きだよ。
…でもね。一緒にいることは出来ない。」
これが私の選んだ答え。
今までの日々を通してわかったこと。
"運命には逆らえない"
家に来たり、写真を撮りに行くときに付いてきたり、あの人たちの家に行ったり…。
家に来た時なんか、本当にひどくてお母さんがすごいキラキラ目線を送っていた。
写真を取りに行った時は、子供から大人まで振り返って頬をほんのり赤く染めていた。何組ものカップルの彼女さんまで振り返っているので、彼氏さんが哀れに思えた…。
そんなことは日常茶飯事とでもいうように、全然気にせずに私の周りを歩いている。周りの、特に女からの冷たい視線。
…私の気持ちも少しは汲んでくれたらどうでしょうか…?
数週間前に、その言葉をずっと待っていた、と言われた時から私に何らかの異変は起きていない。むしろ病気なんてかかっていない、普通の女子のようだ。
不思議に思っていたので、隣にいたヤツに聞いてみた。
すると、
「京華はね、僕達と一緒にいることで生きることが出来るんだよ」
「え?もう1回言って?」
「だーかーらー!京華は僕達と一緒にいることで生きれるの!」
………は?え、全く意味わからないし。私がアイツらと一緒にいたら生きれる……?
逆に離れたらどうなるのだろう…。
「私がもし、みんなと離れたらどうなるの?」
聞いてしまった。
「んー、難しいことはわからないけど僕達と離れたら死が待ってる?だっけ?ね、そうだったよね?」
何故疑問形なんだよ。
「とにかく。俺達といれば京華ちゃんの生は保証されるんだしいいだろ。…俺達全員お前のこと好きだから」
んー、今それ言うか?
私は顔を逸らした。そうする以外の考えが浮かばなかったからだ。
「あーっ!京華ちゃん照れてる!?顔赤い!可愛い」
…図星だ。そんなこと、男に言われたことなかったから。
「…」
「だから、これからも一緒にいよう。俺等はお前のこと好きだし、お前も好きだろ?俺等のこと」
否定はできなかった。なんだかんだ言って、私も彼等と過ごす日々が楽しかった。だから、この選択を選びたい。後悔もしたくない。生き続けたい。
でも…だけど。そんなわがまま言ってていいの?絶対迷惑だって思ってるんじゃない?
運命に逆らうなんてこと、したらいけないんじゃないの…?今まであの人たちと関わった人達はどんな選択をしたのだろう。
「私、皆のこと好きだよ。
…でもね。一緒にいることは出来ない。」
これが私の選んだ答え。
今までの日々を通してわかったこと。
"運命には逆らえない"
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