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オーダー・巫女の妹の命を救え
3・病状
家の中をかなりの速度で走って息を切らしかけているニルちゃんが不意に足音を殺す。
1階から2階に上がって、何個目かのドア。
その木製のドアの取っ手を横にずらしてほんの数センチだけ開けたニルちゃんは、息までひそめてから僕に向かってゆっくりと頷く。
闘病中の妹さんを意味もなく起こしたくはないんだろう。
優しい子だ。
「ごめんね。失礼します」
吐息とそれほど変わらない、極端に抑えた声で言ってから部屋を覗き込む。
部屋の広さはパソコンのあった方の部屋と同じくらい。
もちろん室内に明かりは灯っておらず、僕達が部屋を覗き込むドアから洩れる、さっきニルちゃんが走りながら手を翳すと光り出した廊下の謎の照明だけが頼りだ。
正面の壁には絵画のような物が見えている。
右手にある窓っぽい四角い枠にカーテンは見えないけれど、月明かりも街の明かりも差し込んではいない。
そして左手の壁際にベッド。
いた。
かわいらしいぬいぐるみと寄り添うように、ニルちゃんより少し小さな頭部らしきものが布団からはみ出して見えている。
パソコンの説明には、使徒がカマラ神を信仰する者を見れば自動的に使徒タブのページに記載されるとあった。
ならばこれでも充分だろうとニルちゃんに頷きを見せ、2人でゆっくりと静かに閉じられたドアから離れる。
「あれで大丈夫なのでしょうか」
「わかんない。パソコン部屋に戻ってモニター見てダメだったら今度はもっかいもっと近づくか、妹さんが起きてから引き合わせてもらうしかないね」
「カマラ神様、どうかお願いいたします……」
そんな巫女であるニルちゃんの祈りが通じたのか、駆け寄るように近づいて覗き込んだパソコンのモニターには、しっかり妹さんのページが追加されていた。
「あったよ。ニア・アンルート。正気度は、……38だ。これならたぶん」
「目覚めてからでも間に合いそうですね」
「うん。じゃあ、まずは」
「はい。ご奉仕いたします」
「いや待って待って。まずは正気度の上げ方を調べなきゃ。僕のスキル【体液変化】で鎮痛作用を付与した精液をニルちゃんが製薬して投与するにしても、正気度が38のニアちゃんにどれだけ効果があるかわかんないもん」
「なるほど。すみません、気ばかり焦ってしまって」
「そうもなるでしょ。正気度低下のデバフもあるし、仕方ないよ。すぐに調べるから、ちょっとだけ待ってて」
「ありがとうございます。豆茶がもう冷めてますから、新しいのをお淹れしますね」
「このままでいいって。せっかくだからいただきます。……うん。やっぱりまだ美味しい」
コーヒーを啜ってまた椅子に腰かけ、マウスを手に取る。
「そのカオックの樹脂を加工したような器具で操作するのですね、この神器は」
「こっちの板みたいな、キーボードってのも使うけどね。えーっと、正気度の上げ方は。……使徒との会話、使徒の前でカマラに祈る、使徒と共に朝晩の祈りをカマラに捧げる、使徒の添い寝、キス、性行為の順で回復だってさ」
さすがにまだ幼いらしいニアちゃんには、キスすら簡単にはできないはず。
でも会話やお祈りでも回復可能ならまあなんとか大丈夫だろう。
「ではあの子が、ニアが起きたら一緒にご奉仕を」
「いやいやダメでしょって! まだ12歳だよニアちゃん、ここに書いてあるもん!」
「初潮が来ていて本人の同意があれば、未成年者との性行為も法律で認められています。こちらでは」
「マジっすか」
12歳の女の子に、そんな……
でも僕はロリコンじゃないからなあ。
「あっ。妹ではなく、今度はまた私の顔が神器に」
「うん。使徒との会話で正気度が回復するんなら、今までの会話で少しは上がってるかなって。でも、変化ないや。こんなちょっとの会話じゃダメそう。けど、今はなにより正気度の回復方法と回復量を知るのが優先だし」
「で、では……」
「そうなるね。ご希望の行為は、ニルちゃん?」
「すべて使徒様にお任せいたします。なにをするにしても、それはクラスチェンジへの道のりでもありますし」
「なるほど。じゃあ先に、最終目標であるクラスチェンジまでのプランだけ選んで」
「プラン、ですか」
「うん。僕を材料にしてニルちゃんは鎮痛剤を作れる。僕は2人の正気度も回復できる。ならクラスチェンジを目指すにしても、そこまで急ぐ必要はないんじゃないの?」
「それでも、1秒でも早く。そう願うしかありません」
「まあそうなるかあ。でも、本当にいいの?」
「はい。どんなご命令でも従いますので、どうかこの哀れな子羊にお情けを」
「効率ばかり求めるのはオススメしないんだけどな」
溜め息を吐きながらパソコンを操作。
ニルちゃんから聞いてはいたけれど自分では確認していない支配度の上げ方を表示する。
およそ聞いてた通り。
性行為の他にも、このパソコンで可能な『使徒オーダー』という使徒の命令でカマラ神のために働けば上がるらしい。
けれど、それには戦闘や布教、活動費の調達なんて事が必要らしいから今は現実的ではないはずだ。
オーダーだけじゃなく性行為でも支配度を上げられるのが、ありがたいのか大きなお世話なのか。
判断に困る。
「んっ。し、使徒様……」
「おっきいのにハリがあるねえ。ニルちゃんのおっぱい」
「あっ、いきなりそんな。んうっ……」
「だって急げって言うから。ほら、ここに立って」
いきなり揉んだ大きなおっぱいから手を離し、ニルちゃんをパソコンデスクの前、モニターと一緒に全身が見れる位置へと誘導する。
「神器の横にですか。わかりました」
「急がなくっていいならベッドで普通に初体験、とかでいいんだけどね。急ぐなら、ついでに効率のいい支配度の上げ方を探りながらやんないと。ほら、白衣のボタンを外してニルちゃんのいやらしい体を僕に見せるんだ」
「は、はい」
前開きの白衣。
ワンピースタイプのそれが、この世界で一般的な衣服であるのかなんて僕にはわからない。
けれどさっき階段を上がった時に容易くその中身、純白の紐パンを覗けてしまったように、白衣のスカート部分はなぜかとびきり短いミニスカートだ。
ニルちゃんがたった4つしかないボタンを外し終える。
見事な大きさの、驚くほど白い乳房。
ツンと勃起したピンクの乳首。
柔らかそうなのにちゃんとくびれが色っぽいお腹と腰回り。
下着の面積が少なすぎて大陰唇がはみ出した股間、そして純白の下着に広がる愛液のシミまでが僕の視界に晒される。
ふとももは僕好みにほどよく肉がついていて、鼠径部とふとももが合流する辺りにできた三角形の隙間も素晴らしい。
「いいねえ、ノーブラ。しかも大きいのに重力に負けてない。若い子のおっぱいってすんごいなあ」
「使徒様はその、年上の女性とばかりだったのですか?」
「うん。ちょっと、いやかなり特殊な事情があってね。女の人の体にもセックスにも慣れてるけど、同い年の女の子の裸を見るのは初めてだよ」
「その、変ではありませんか。二、私の体……」
「変なはずないでしょって。ハリのある巨乳も、いやらしく勃起させた乳首も上を向いて。見事なロケットおっぱい。肌の白さが眩しいし。それに、ここも凄いねえ」
「っく、使徒様。そこは……」
「エロいなあ。染みが広がった下着を撫で上げただけで興奮度と快感度が跳ね上がったよ」
「も、申し訳ありません」
「いいからほら、白衣を広げてまずは視姦されるといい。ニルちゃんは、そういうので興奮する変態だからね」
煽りながら、どうしようもなく劣情を掻き立ててくる若い裸だけでなく、パソコンのモニターにも注意を払う。
ログに動きはない。
モニターで絶えず上下しているのは、興奮度と快感度だけだ。
どうやらさっき上がった言葉攻め(受)みたいなステータスは、そう簡単に上がるものじゃないらしい。
「こ、これでよろしいですか?」
ニルちゃんがまるで路地裏でコートの前を開いて裸を見せつける変質者のようなポーズを取る。
顔どころか首や耳、胸元まで真っ赤だ。
「そんな真っ赤になるほど恥ずかしいのに、興奮度は80台を行ったり来たり。ほんと、どうしようもないド変態ド淫乱だね」
「も、申し訳ありません」
軽い言葉攻めくらいじゃ、ステータスも忠誠度も上がらないか。
なら開発度はどうだろう?
「ドMな変態処女には、こんなのもご褒美かな」
「っく!?」
デコピンの要領で尖り切った乳首を弾く。
一瞬だけ苦痛度が3まで上がったけれど、興奮度と快感度はそれ以上に、まるで跳ね上がるように上がった。
性癖の欄に『羞恥願望』、『被虐願望』、『奉仕願望』という言葉が並んでいるニルちゃんだ。
やっぱり多少の痛みでも興奮しちゃうのか。
きわどいミニスカートの白衣を着た、清純を絵に描いたような美少女。
荒い息遣いで長い水色の緩くウェーブした絹糸のような髪が揺れると、それを追うように大きなおっぱいも震えて。
僕の、出会ったばかりの、今まさに視姦者となった男の視線がかわいらしいヘソより下がると白衣の前を閉じようと反射的に腕が動いたけれど、ニルちゃんは恥ずかしさを押さえつけるように唇を噛み締めながらその腕を戻す。
本人は気がついているのかいないのか。
純白の紐パンは面積が少ないせいで大陰唇と大陰唇、つまり左右のマン肉に食い込み、かろうじて生々しい色をしているであろう秘肉を隠しおおせている。
そして、その隠されている割れ目の位置から数センチほどの高さまで広がっているシミ。
「エッロいなあ。じゃあ、始めようか。使徒様のド淫乱巫女調教を」
言いながら腕を伸ばす。
狙いはもちろん、開発度を上げやすそうなピンクの突起。
「ちょ、調教ですか。んっ……」
柔らかいのにハリのあるおっぱい肉にも驚いたけれど、若い女の子は乳首までプリプリとした感触なのか。
驚きつつ、すぐに抓んだ乳首から指を離す。
小振りで弾力のある乳首に相応しい、控えめな乳輪。
その輪郭をなぞる指先は、そう簡単に乳首には向かわない。
「っく。ああっ、使徒様。切ないです、それ……」
小さな、どこまでも控えめな喘ぎを聞きながら乳輪を撫ぜる。
まるでアニメに出ている声優さんのようなかわいらしい声も、少女から女へと変貌しかけている裸の肢体も、なにより優しく整った幼さを残す目を切なげに細める表情が僕の情欲を煽る。
指先で、指の腹で、爪で。
それらは時にピンク色の頂を目指すように動くけれど、決して乳首には触れまでしない。
そんな愛撫を10分ほど続けていると、ようやくモニターにログが浮かんだ。
乳首開発度0,1up
たった0,1。
それともこんな短時間でよくぞ上がってくれたと思うべきなのか。
判断をできないまま、さんざんに焦らしていた乳首に指を向かわせる。
「ああっ、んっ、やあっ……」
「やっと触ってもらえた乳首は気持ちいいねえ、ニルちゃん」
「っく。ダ、ダメですっ。おかしくなりますっ! やあっ、んああっ!」
できるだけ優しく、触れるか触れないかギリギリの加減で根元から頂点へ。
いつの日にか母乳が滲み出すかもしれない乳腺の出口、そこに集まるシワを数えるように指は動く。
「ひっ、あ、んくうっ!?」
さらに10分。
そこでまた0,1だけ開発度が上がる。
「次は、こうだね。さっきからずうっと、こうされたかったでしょ?」
動きだけでなく、触れ方から変える。
それなりの力で勃起し切った乳首を抓み、シコシコと、まるで男がオナニーでもするように指を動かす。
たった数十秒の上下運動で、ニルちゃんは大きくその身を震わせた。
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