57 / 117
46. 出発
しおりを挟む
出発当日。
ラキド達との待ち合わせ場所に向かうテイトの視界に、ソワソワとした様子で歩く子供の姿が映った。
「――ルゥ、こんなところで、どうしたの?」
「あ、テイト!」
ルゥはすぐにテイトの方へと駆け寄り、それから嬉しそうに顔を緩めた。
「師匠に教団への同行を許可されたんだ。それで馬舎に向かってるところ」
シンも今日出発だと話していたっけ、とテイトは相槌を打ちながらぼんやりと考えた。
ルゥはシンを師匠と呼んで慕っているようであった。
シンから聞いた話によると、やはり貴族と言うべきか、ルゥはかなりの魔力量らしい。
使い方さえきちんと覚えれば自分よりも強い魔法を扱えるだろう、とあのシンもどこか誇らしそうに話していたのは強く印象に残っていた。
「そう言えば、シンさんから聞いたよ。ルゥは優秀だって」
「そんな風に話してくれてるの? 嬉しいなぁ」
ルゥは照れくさそうに頬を赤らめた。
ルゥ曰く、シンはいつも事務的に教えるのみで、どうも面と向かってはあまり褒めてくれないらしい。
突然、ルゥははっと気付いたように拳を握って力んで見せた。
「教団への道中、勝利の女神であるレンリさんとナナさんのことは僕が守るから安心して!」
「はは、お願いね」
ルゥはどうやらアスバルドで過ごす内にルゴーと意気投合したらしく、レンリをどこか神格化している。
ルゴーには魔法の合格をもらったら自分の隊に来いとも誘われているようで、順調に《クエレブレ》に馴染んでいるルゥに、テイトも安心して微笑んだ。
「……テイトは、カストルに行くんだよね?」
「うん、そうだよ」
ルゥはどこか不安そうな面持ちで口を開いたかと思うと、何も言葉を発さないまま閉じてしまった。
「どうかした?」
「……ううん、なんでもない。気を付けてね」
ルゥは傍目でも無理矢理と分かる笑顔を浮かべて、馬舎の方へと駆けて行ってしまった。
シン達はアニールから貰った馬車でルフェールに行くらしい。
その方が便利だし、何よりアニールが五月蠅くなさそうだというのがシンの意見で、テイトもそれには完全に同意であった。
ルゥの様子を気掛りに思いながらも、集合の時間が迫っていたため、テイトは後ろ髪を引かれる思いで船着場を目指した。
ハルファ川を下って、交通の便のいいサラファに行くためだ。
拠点内の船着き場に到着すると、既にラキド達が船の前で待っていた。
「テイトー、遅いよー」
「すみません、遅れました」
「いいや、まだ時間になってない。カノン、適当なことを言うな」
カノンはごめんごめんと軽く謝罪しながら笑った後に、キョロキョロと辺りを見回した。
「あれ? 今日はリゲル君いないんだね」
「今日は僕のところは皆別行動ですし、リゲルにも休んでもらうことにしました」
「あーそっか、レンリちゃんとナナちゃんは教団に行くんだっけ」
カノンは思い出したというように手をぽんと叩いた。
「テイトの隊は可愛い女の子が二人もいていいね」
「え? それは、偶々と言うか……」
「もうっ! ここは、ラキドの隊もカノンさんがいるからいいじゃないですか、って言うところでしょ!」
「えぇ……」
カノンはぷんぷんとした様子でテイトを指さした。
テイトが戸惑いながら小さく謝罪を返すと、ラキドが軽くカノンの頭を小突いた。
「変な絡み方をするのは止めて、船に乗るぞ」
「はーい。あ、今回の往路はテイトの恋愛観について話そうね!」
「だからそういうのを止めろって。……すまないな、テイト」
ラキド隊はいつもこんな感じなのだろうか、とテイトは若干引き気味で船に乗り込んだ。
船はさほど大きいわけではないが、雨風を凌げる室内スペースと、景色を見渡せる展望スペースとがあり、サラファまでの約三十分の航程は快適に過ごせる作りとなっていた。
船が川の流れに沿って動き出すと、気持ちのいい風が頬を撫でた。
心地よさに思わず目を細めると、室内スペースからカノンがこっちこっちと手招きするのが見えたため、テイトは一転恐々とした気持ちで室内に入り込んだ。
「やっと来た! それで、テイトは好きな子とかいるの?」
隣に座るや否や、カノンが開口一番にそう尋ねてきたため、テイトは困惑しながら頬を掻いた。
室内にはカノン以外に人はおらず、きっと皆面倒臭いことになると知っていて逃げたのだろうと察した。
「……いえ、考えたことないです」
「えーもったいないよ。ただでさえ、こんな活動してて出会いも少ないんだから、せめて青春はちゃんと謳歌しないと。――あ、じゃあ、好きなタイプは? やっぱりステラみたいな感じ?」
その言葉にテイトは苦笑を禁じ得なかった。
「それ、リゲルにも言われましたけど、ステラさんのことそんな風に見たことないですよ」
「そうなの? いつも一緒にいるからてっきりそうなのかと思って、密かに応援してたのに」
「あの時は沢山のことを教えて貰うのに必死で……」
「そっか。まぁ、確かにテイトはほっとけないタイプだったから、ステラもずっと一緒にいたのかな。テイトはあの時はもっと子供だったし、類を見ないぐらいのいい子だったし」
カノンは昔を思い出すかのように遠い目をしたが、はっとしたようにテイトを見つめた。
「勿論、テイトは今もいい子だよ。だからお姉さんは心配で……」
「はは、ありがとうございます」
「でも、大丈夫! テイトみたいに優しい子は絶対需要あるから。だけど、優しすぎるのも注意が必要だよ。皆に平等に優しくしたら彼女に泣かれるからね」
「……なんですか、それ」
テイトは呆れながらカノンを見たが、カノンは至って真剣な様子であった。
「じゃあ、ここだけの話レンリちゃんとナナちゃんならどっちがタイプ?」
「……実名で聞くの止めませんか?」
どう答えても勝手に盛りに盛った噂を流されそうだとテイトは眉尻を下げたが、カノンにそれが伝わっている様子はなかった。
「あ、でも私レンリちゃんはあの魔道士君みたいな人とくっついてほしいから、やっぱりこの選択肢はなしで」
「……シンさん、ですか?」
「そうそう、美男美女でお似合いじゃん。しかも、あの時見た? レンリちゃんの異変に気がついて誰よりも早く近寄ったのは彼だよ! クールに見えて、好きな子のことは気になっちゃうんだろうね、可愛い」
シンに対するカノンの評価が意外でテイトはぽかんとしてしまった。
あの時とは、ルゴーが捕らえた《アノニマス》が悲惨な死を遂げてしまった時のことであろう。
テイトは、シンがレンリを保護対象として、また監視対象としての両面で気にかけていることを知っている。
まさかその心理から来る行動がカノンに可愛いと言われようとは、きっとシンも予想していなかっただろう。
そして、まさかレンリを好意の対象として認識していると思われていようとは、これもまた予想できなかっただろう。
「しかも、夜ご飯の後に心配してすぐに部屋に行ったじゃん。これはもう愛じゃん。テイトも付いてったんだよね? 何話したの?」
話題が自分から逸れたことは素直に有難かったが、テイトはカノンが話している時のことを思い出して顔を顰めた。
あの時、シンはレンリに再度戦場に立てるかを確認したのだ。
カノンが言う愛のあの字もありはしない。
「……えーと、取り敢えず大丈夫(離脱しないで済むか否)かを確認してました」
「それはもう好きじゃん!」
カノンは一人盛り上がってきゃーと黄色い声を上げた。
「レンリちゃんにはああいう強くてちょっと強引なタイプがいいと思う。リゲル君やその他大勢には悪いけど、私はこの二人を推す」
カノンは両手の拳を固く握ってガッツポーズを作った。
「……どうして、リゲル?」
「え? リゲル君はレンリちゃんのこと好きじゃん」
「え?」
テイトは目を丸くしたが、カノンの方が更に目を大きく見開いていた。
「気付かなかったの? あんなに近くで見てたのに?」
「リゲルはレンリさんの魔法に助けられたことがあって、それから確かに過保護な感じはありますけど。だから、どっちかと言えばルゴーとかと同じ気持ちだと……」
「え、リゲルってば助けられて好きになったの? 乙女だね! 普通逆じゃん!」
カノンは可笑しそうに笑ったが、テイトには何が何だか分からなかった。
「テイトは鈍いね。じゃあ、テイトにはナナちゃんを推すね。ナナちゃんは勢いがある子だから、きっとテイトを引っ張ってくれるよ」
「……ナナの迷惑になるから止めてくださいね」
カノンはその後もあれこれ話し、流石に見かねたラキドが止めに来てくれたが、欲を言えばもう少し早く来てほしかった、とテイトは内心憔悴しながら考えていた。
ラキド達との待ち合わせ場所に向かうテイトの視界に、ソワソワとした様子で歩く子供の姿が映った。
「――ルゥ、こんなところで、どうしたの?」
「あ、テイト!」
ルゥはすぐにテイトの方へと駆け寄り、それから嬉しそうに顔を緩めた。
「師匠に教団への同行を許可されたんだ。それで馬舎に向かってるところ」
シンも今日出発だと話していたっけ、とテイトは相槌を打ちながらぼんやりと考えた。
ルゥはシンを師匠と呼んで慕っているようであった。
シンから聞いた話によると、やはり貴族と言うべきか、ルゥはかなりの魔力量らしい。
使い方さえきちんと覚えれば自分よりも強い魔法を扱えるだろう、とあのシンもどこか誇らしそうに話していたのは強く印象に残っていた。
「そう言えば、シンさんから聞いたよ。ルゥは優秀だって」
「そんな風に話してくれてるの? 嬉しいなぁ」
ルゥは照れくさそうに頬を赤らめた。
ルゥ曰く、シンはいつも事務的に教えるのみで、どうも面と向かってはあまり褒めてくれないらしい。
突然、ルゥははっと気付いたように拳を握って力んで見せた。
「教団への道中、勝利の女神であるレンリさんとナナさんのことは僕が守るから安心して!」
「はは、お願いね」
ルゥはどうやらアスバルドで過ごす内にルゴーと意気投合したらしく、レンリをどこか神格化している。
ルゴーには魔法の合格をもらったら自分の隊に来いとも誘われているようで、順調に《クエレブレ》に馴染んでいるルゥに、テイトも安心して微笑んだ。
「……テイトは、カストルに行くんだよね?」
「うん、そうだよ」
ルゥはどこか不安そうな面持ちで口を開いたかと思うと、何も言葉を発さないまま閉じてしまった。
「どうかした?」
「……ううん、なんでもない。気を付けてね」
ルゥは傍目でも無理矢理と分かる笑顔を浮かべて、馬舎の方へと駆けて行ってしまった。
シン達はアニールから貰った馬車でルフェールに行くらしい。
その方が便利だし、何よりアニールが五月蠅くなさそうだというのがシンの意見で、テイトもそれには完全に同意であった。
ルゥの様子を気掛りに思いながらも、集合の時間が迫っていたため、テイトは後ろ髪を引かれる思いで船着場を目指した。
ハルファ川を下って、交通の便のいいサラファに行くためだ。
拠点内の船着き場に到着すると、既にラキド達が船の前で待っていた。
「テイトー、遅いよー」
「すみません、遅れました」
「いいや、まだ時間になってない。カノン、適当なことを言うな」
カノンはごめんごめんと軽く謝罪しながら笑った後に、キョロキョロと辺りを見回した。
「あれ? 今日はリゲル君いないんだね」
「今日は僕のところは皆別行動ですし、リゲルにも休んでもらうことにしました」
「あーそっか、レンリちゃんとナナちゃんは教団に行くんだっけ」
カノンは思い出したというように手をぽんと叩いた。
「テイトの隊は可愛い女の子が二人もいていいね」
「え? それは、偶々と言うか……」
「もうっ! ここは、ラキドの隊もカノンさんがいるからいいじゃないですか、って言うところでしょ!」
「えぇ……」
カノンはぷんぷんとした様子でテイトを指さした。
テイトが戸惑いながら小さく謝罪を返すと、ラキドが軽くカノンの頭を小突いた。
「変な絡み方をするのは止めて、船に乗るぞ」
「はーい。あ、今回の往路はテイトの恋愛観について話そうね!」
「だからそういうのを止めろって。……すまないな、テイト」
ラキド隊はいつもこんな感じなのだろうか、とテイトは若干引き気味で船に乗り込んだ。
船はさほど大きいわけではないが、雨風を凌げる室内スペースと、景色を見渡せる展望スペースとがあり、サラファまでの約三十分の航程は快適に過ごせる作りとなっていた。
船が川の流れに沿って動き出すと、気持ちのいい風が頬を撫でた。
心地よさに思わず目を細めると、室内スペースからカノンがこっちこっちと手招きするのが見えたため、テイトは一転恐々とした気持ちで室内に入り込んだ。
「やっと来た! それで、テイトは好きな子とかいるの?」
隣に座るや否や、カノンが開口一番にそう尋ねてきたため、テイトは困惑しながら頬を掻いた。
室内にはカノン以外に人はおらず、きっと皆面倒臭いことになると知っていて逃げたのだろうと察した。
「……いえ、考えたことないです」
「えーもったいないよ。ただでさえ、こんな活動してて出会いも少ないんだから、せめて青春はちゃんと謳歌しないと。――あ、じゃあ、好きなタイプは? やっぱりステラみたいな感じ?」
その言葉にテイトは苦笑を禁じ得なかった。
「それ、リゲルにも言われましたけど、ステラさんのことそんな風に見たことないですよ」
「そうなの? いつも一緒にいるからてっきりそうなのかと思って、密かに応援してたのに」
「あの時は沢山のことを教えて貰うのに必死で……」
「そっか。まぁ、確かにテイトはほっとけないタイプだったから、ステラもずっと一緒にいたのかな。テイトはあの時はもっと子供だったし、類を見ないぐらいのいい子だったし」
カノンは昔を思い出すかのように遠い目をしたが、はっとしたようにテイトを見つめた。
「勿論、テイトは今もいい子だよ。だからお姉さんは心配で……」
「はは、ありがとうございます」
「でも、大丈夫! テイトみたいに優しい子は絶対需要あるから。だけど、優しすぎるのも注意が必要だよ。皆に平等に優しくしたら彼女に泣かれるからね」
「……なんですか、それ」
テイトは呆れながらカノンを見たが、カノンは至って真剣な様子であった。
「じゃあ、ここだけの話レンリちゃんとナナちゃんならどっちがタイプ?」
「……実名で聞くの止めませんか?」
どう答えても勝手に盛りに盛った噂を流されそうだとテイトは眉尻を下げたが、カノンにそれが伝わっている様子はなかった。
「あ、でも私レンリちゃんはあの魔道士君みたいな人とくっついてほしいから、やっぱりこの選択肢はなしで」
「……シンさん、ですか?」
「そうそう、美男美女でお似合いじゃん。しかも、あの時見た? レンリちゃんの異変に気がついて誰よりも早く近寄ったのは彼だよ! クールに見えて、好きな子のことは気になっちゃうんだろうね、可愛い」
シンに対するカノンの評価が意外でテイトはぽかんとしてしまった。
あの時とは、ルゴーが捕らえた《アノニマス》が悲惨な死を遂げてしまった時のことであろう。
テイトは、シンがレンリを保護対象として、また監視対象としての両面で気にかけていることを知っている。
まさかその心理から来る行動がカノンに可愛いと言われようとは、きっとシンも予想していなかっただろう。
そして、まさかレンリを好意の対象として認識していると思われていようとは、これもまた予想できなかっただろう。
「しかも、夜ご飯の後に心配してすぐに部屋に行ったじゃん。これはもう愛じゃん。テイトも付いてったんだよね? 何話したの?」
話題が自分から逸れたことは素直に有難かったが、テイトはカノンが話している時のことを思い出して顔を顰めた。
あの時、シンはレンリに再度戦場に立てるかを確認したのだ。
カノンが言う愛のあの字もありはしない。
「……えーと、取り敢えず大丈夫(離脱しないで済むか否)かを確認してました」
「それはもう好きじゃん!」
カノンは一人盛り上がってきゃーと黄色い声を上げた。
「レンリちゃんにはああいう強くてちょっと強引なタイプがいいと思う。リゲル君やその他大勢には悪いけど、私はこの二人を推す」
カノンは両手の拳を固く握ってガッツポーズを作った。
「……どうして、リゲル?」
「え? リゲル君はレンリちゃんのこと好きじゃん」
「え?」
テイトは目を丸くしたが、カノンの方が更に目を大きく見開いていた。
「気付かなかったの? あんなに近くで見てたのに?」
「リゲルはレンリさんの魔法に助けられたことがあって、それから確かに過保護な感じはありますけど。だから、どっちかと言えばルゴーとかと同じ気持ちだと……」
「え、リゲルってば助けられて好きになったの? 乙女だね! 普通逆じゃん!」
カノンは可笑しそうに笑ったが、テイトには何が何だか分からなかった。
「テイトは鈍いね。じゃあ、テイトにはナナちゃんを推すね。ナナちゃんは勢いがある子だから、きっとテイトを引っ張ってくれるよ」
「……ナナの迷惑になるから止めてくださいね」
カノンはその後もあれこれ話し、流石に見かねたラキドが止めに来てくれたが、欲を言えばもう少し早く来てほしかった、とテイトは内心憔悴しながら考えていた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
魔法使いの国で無能だった少年は、魔物使いとして世界を救う旅に出る
ムーン
ファンタジー
完結しました!
魔法使いの国に生まれた少年には、魔法を扱う才能がなかった。
無能と蔑まれ、両親にも愛されず、優秀な兄を頼りに何年も引きこもっていた。
そんなある日、国が魔物の襲撃を受け、少年の魔物を操る能力も目覚める。
能力に呼応し現れた狼は少年だけを助けた。狼は少年を息子のように愛し、少年も狼を母のように慕った。
滅びた故郷を去り、一人と一匹は様々な国を渡り歩く。
悪魔の家畜として扱われる人間、退廃的な生活を送る天使、人との共存を望む悪魔、地の底に封印された堕天使──残酷な呪いを知り、凄惨な日常を知り、少年は自らの能力を平和のために使うと決意する。
悪魔との契約や邪神との接触により少年は人間から離れていく。対価のように精神がすり減り、壊れかけた少年に狼は寄り添い続けた。次第に一人と一匹の絆は親子のようなものから夫婦のようなものに変化する。
狂いかけた少年の精神は狼によって繋ぎ止められる。
やがて少年は数多の天使を取り込んで上位存在へと変転し、出生も狼との出会いもこれまでの旅路も……全てを仕組んだ邪神と対決する。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。
希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。
手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。
「このまま死ぬのかな……」
そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。
そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。
試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。
「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」
スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。
たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる