農業高校の生徒は家畜と先生の奴隷で日々、楽しさを求めている

ハネン

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入学式

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春の日が温かく。
眠くなる入学式!)
「それが俺たちの入学式だった!!」

俺は食料生産科に入学した
作物、果樹、畜産、野菜などさまざまな実習がある
ほとんどが実習で勉強をすることが少ないこれが農業高校だ!
入学式して数週間が経ち、授業の内容や実習場所がわかってきた頃。


「次、畜産だってよー」
「まじかよ!うんこやん。」
この二人は中学からの同級生のケントとリュウ
畜産は牛や豚などの家畜の世話を実習でやるから、みんな嫌がる。
「牛舎に集合遅れたものは、後日、強制実習」
と畜産の先生はいった。
「噂に聞いたが強制実習は一週間放課後、牛舎のうんこ清掃らしいぞ! 」
とケントは言った
「それって、先生の奴隷やんか!」
リュウがそういうと、先生が答えた。
「お前らは家畜の奴隷だ!!」
教室が静まりかえった。
俺たちは先生の奴隷じゃなくて家畜の奴隷だったのか。。。
俺らはまだ、そのとき本当の意味を知らなかった。

畜産の実習が始まった
「今日は牛舎の徐糞、今日の牛舎は和牛の牛舎だ!気を引き締めろよー」
「まずは、和牛を移動するから男子は二人組で和牛を移動!」

「和牛でけー、これ動くのかよ~」
リュウがそう言って和牛にかかった綱を持つと、和牛がものすごい勢いで走り出した
「モーウ!!モー!」
リュウが引きずり回されながら、どんどん離れていく。
誰もが、恐怖を覚えた。
「あー、またかー。」
と先生ひと言つぶやき
「男子は和牛を追え!!女子は各農業の先生に連絡!」
みんな慌てて走り出した
「リュウと和牛どこだー?」
あたりを捜索しても中々見つからない。
「ピーィ、和牛が牛舎から脱走しました。校内の生徒は至急捜索と校門の施錠をしてください!」
校内放送が流れ。。

次の瞬間!
もうすごい勢いで生徒が各クラスから飛び出してきた!
「俺らの肉ー!肉はどこだー!!」
上級生の食料生産科の人はそう叫びながら、走っていった。
それにつられてケントは
「肉!!肉はどこだー!!」
先輩達の中に消えていった
「見つけたぞ!」
その声が聞こえるほうに行くと
「なんとしても、校門より先には行かせるなよ」
そう、先生と生徒の集まった集団が校門の前に立ち和牛と見つめあっていた。
リュウは泥まみれだが、無事なようだ
「モーー!」
和牛はものすごい勢いで校門へ突っ込んでいった
 そこに現れたのは、校長先生だった。
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